AZLA はあんまりおすすめできません。筐体が大きいしイヤーピースも選ぶしで、同価格帯なら他に候補がある

これまた、いち早くフジヤさんのセールで買ったもので、こないだまで、50000円弱くらいでしたが、1万円くらい値を下げてきました。Amazon でももう4万円切ってます。AK の DAP とかと同じく商売上手なことで定評のあるアユートさんの製品です。(AZLA｜AZLA｜株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器総合代理店)

それで、ぶっちゃけ、こちらですが、あんまりおすすめできません。ブログとか書いてる人とか、そういうこと書かない人多いですけど、あんまり良くなかったことも書いた方が良いですよ。...とか思う私は異端らしいですが、どうせ友達がいませんし、あまり関係無い。世界中がステマと提灯記事とか取材協力とかPRとかだけになるよりはよっぽど良いと思います。

今、同じくらいの予算でとりあえず良いイヤホンが欲しいとかなったら、王様 SENNHEISER の IE 80 S が良いです。私は前モデルの IE 80 のケーブル取り替えて使ってて、80 S 買うほどでは無いのですが。IE 80 S は良いものです。もっと安くても良いものもありますが、まあ予算感でこれくらいあると気が済むと思います。普通なら。普通ってなんだかわかりませんが。思えば遠くへ。
あとついでに書いておきますが、SENNHEISER とか、メルカリとかヤフオクとかで買ったらぜっっっっったいにダメです。ダメ絶対。本当に偽物だらけなので。ちゃんとしたお店で買ってください。Amazon のマーケットプレイスでもダメなレベルです。IE 80 S が出たの、偽物対策の観点もあると思うレベルで、IE80, IE800 そういうところで売ってるものは99%偽物と考えて差し支えないです。ちゃんとお金払いましょう。

そうそう、それから、AZLA にささってるカスタムイヤーピースですが、もともと IE 80/60 用に作ってもらったのですが、いろいろちょうどよくて重宝しています。Westone と外苑前の東京ヒアリングケアセンターさん、ありがとうございます。

ちなみに、AK のプレイヤーも見た目は良いですが、micro SDカード使うと、使用感そんなによく無いです。AK70 はデジタルトランスポートになれるという、隠し技がありますが、それでもトントンかなと。Lotoo の PAW 5000 くらいカードアクセスと起動が早ければ...と思います。それが理由で、私が良く使ってる DAP としては、Lotoo の PAW 5000 や、あと、Google Music 使うようとかで、XPERIA なことが多いです。XPERIA は XPERIA でもにょるところあります。DSEE HXがとか、ハイレゾがとかわかったから、そういうオーディオ機能で威張る前にもう少しボリュームの微調整をさせろ。

マニア向けには理由があるし、しっかりしたメーカーはしっかりしてる

私は結構耳とか大きい方なのですが、この、AZLA もそうですし、Noble Audio とか、JH Audio とかのイヤホンもそうですが、筐体が大きいイヤホンはいろいろ工夫が必要だったりします。あと、右と左の耳とか穴の形もちがえば聞こえ方も結構違って、とくに筐体がシビアになってくると、その辺で困ります。その時点でマニアとかオタクとかちょっと普通では無い人むけです。あと、このあたり、イヤーピースとかがあってないとか、耳に全然あってないとかが結構あります。JH Audio TriFi とかものちにミシェルがでたりと残念キャラでしたが、あれもイヤーピースがあえば、実は音良かったりします。ただ、この「イヤーピースが良い」とかいう条件がつく時点でちょっといろいろ厳しいですし、AZLA はちょっと厳しい系の仲間に入ります。
それに比べると、昔からのメーカーはしっかりしていて、上述の SENNHEISER や SONY とか AKG とかオーテクとか昔からあるメーカーのは普通のところで、変なことになりません。ありがたいことです。先日の Westone だとか Shure とかは、Shure 掛け合う合わないはともかくとしても、ものとしての素性は良いです。あと、新興勢力というか、わりと新しいところでも final ( a.k.a final audio design) とか、Campfire Audio とかは装着感とか変じゃなくてえらいよね。

AZLA の感想ですが

さて、AZLA 私はフジヤさんのセールのおかげで今の販売価格より少し安く買えましたが、値段と品質とか考えると、そこまでよくないかなと思っています。良く無いと思ったことも書けるのがインターネットです。

最近、アズールレーンという艦これっぽいゲームとか、Microsoft Azure という Amazon Web Service みたいなクラウドサービスとかあって、それらのクオリティも決して悪くは無いのですが、AZLA はなんとなく、量産型Just earみたいな雰囲気もあるし、パッケージングとかはCampfire Audio – Premium Handbuilt Earphones. Nicely Done.のインスパイヤみたいな雰囲気もあります。アズなんとかは、なんとなく、何かのインスパイヤを想起するような何かがあるのかもしれません。あずにゃんペロペロ。なんだ今の。

それで、音とかはまあ悪く無いですし、同軸とかロマンではありますし、見た目もまあまあなのですけど、いやー良い買い物だった!! ってなるかというとならないレベルでした。
使用感というか装着感があまりよく無いですしイヤーピース自分探しの旅みたいになりますし、私カスタムイヤーピースもってて良かったみたいな感じで、いろいろ問題あるかなと思います。昔、5万円弱、今4万円弱くらいに下がってきたけど、それでもまだ高いし、よっぽどでなければ、他の候補を優先するほうが良いかなーと思いますし、もっと出すならカスタムイヤホン作った方が良いですし、ヘッドホンでもっと良いものとか考えると、やっぱり高いかな...。というのが、率直な感想です。商売上手なことで定評のあるアユートさんだなと思いました。Mojo は使用感とか製品とか癖ありますが、音が良いとかありましたが、AZLA はそこまで良いかというとちょっと難しいと思います。

イヤホンとかヘッドホンとか「新しい方がいい」は、ある程度そうなんですけど、定番買ってからでも遅く無いですし、あとお金

今はいろいろよくなってて、5000円くらいでもそんなに変なものは無いですが、1万円くらいからだいぶよくなって、3万円くらいから相当よくなって5万円くらいからもういいだろみたいになって、10万円とかからは錯乱みたいな世界です。
イヤホンとかヘッドホンとかの価格感は、私はワインの価格感とかが近いと思っているのですが、ダイソーとかで売ってるワインとか百均のイヤホンとかはなんかうぎゃーって感じですが、3000円とか5000円とかでいいの選べばそれなりに立派に使えますし、1万円とかこえてくると、なんかフッフーってなるし、3万円くらいとかなるとヒャッハーってなってくるし、それ以上はなんかもうお金を払ったこととか、周辺の物語とか、クラフトマンシップとかそういうものへの対価みたいになってきます。楽しければ良いと思いますし、違いはわかる人にはわかります。一流芸能人。

それで、そこに違いを見出せたり、自分が満足したり、気が済んだりするなら、それはお金を使ったらよいと私は思いますし、私が持ってる中でちょっと高いイヤホンの W60 とか、Andromeda とかは*1やっぱりある程度錯乱しつつも私が気が済んでいて気に入っているので良いのです。ヘッドホンとかも AKG K812 とか、beyerdynamic)))) T1 とか、Sennheiser HD 800 とかは高いけど、まあこれはいいものだ感とかありますしね。
どうせならそういう王様プレイみたいなの買ってからでも遅く無いですし、遊びとか趣味で買ってみるなら、いろいろな価格帯で、なにか「おっ?いいかも」みたいにさせるなにかがあって、ストレスがあまりなくて結構良いか、ストレスがあるけどそれを補って余りある何かGradoは民芸品とかなんかそういう弱点みたいのもあるけど、何か圧倒的な良さにつながると面白いですが、なんかそこまででも無いみたいなものもあります。
商売上手にもいろいろあって、マーケだけ巧みとか、意識だけ高い系と何が違うみたいにならないのなんだか良くわからないです。

では、良い人生を。

最後にとある高級品リンク置いておきますね。