あったらしくるえるはてなくしょん

id:kskmeuk あったらしく

VirtualBox や古めでビデオが貧弱なマシンに入れるのにおすすめのLubuntu と、だいたい最初にやること

Surface Pro の話題が慌ただしいですが、そういうわけで愛すべきマシーンThinkPadのお話2 X41編 - ThinkPad にSSDをいれてみたら、やはり往年の名機は現役でも使える子 - くるえるはてなくしょん
こんな続きで、古いマシンで相変わらずいろいろやってます。いろいろ試して思ったのですが、Windows8 はいろいろだめだけど、思ったよりだめではなくて、やっぱり内部の挙動とかがそうとうしっかりしてて、キビキビ動いてすごいなとか思うところもあります。Windows8 使ってから、Windows7つかうとちょっともっさい感じがあります。
あと、IBMからLenovoになったThinkPadですが、普通にだいぶ古くなったマシンのドライバやユーティリティなんかについても、Lenovoのサイトから取得できて、そこは素晴らしいと思っています。

さて、それはそれとして、一度、Ubuntu 系のデスクトップLinux について、引き続きいろいろやってみました。UbuntuはちょっとUnityについていけないので、もし、マシンのリソースに余裕があれば、Linux Mint 、ちょっと余裕があれば、Xubuntu 、だいぶ古くてメモリとか節約したい気持ちが強い場合は、Lubuntu が良いと思います。同様にVirualBoxなんかの仮想マシンでも、このあたりの軽量なのがおすすめです。他の仮想化ソフトだと、ビデオ周りも結構追い込まれてますが、VirtualBox だと、このあたりで操作の感触だいぶ変わるので。

以下、それぞれのサイトです。
lubuntu – lightweight, fast, easier
Xubuntu
http://www.linuxmint.com/
上ほどシンプルで軽量だけどときどき困る、下ほどそれなりにゴージャスなかわりにリソースもみたいな感じです。

Lubuntu でだいたいやる設定

ちなみに、あんまりなにも考えてなかったのですが、iso を取得して、USBドライブにddしておいて、USBブートでそちらから起動してインストールしました。
それからやったことは、

まずはお約束

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

まずはお約束ですね。

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

日本語でインストールすると、最初、ホーム配下のディレクトリがカタカナになってしまいます。それはぱっとしないので、このコマンドで直します。

sudo apt-get install vim

ubuntu は最初、素の vi なので、vim を入れます。

sudo vi /etc/default/keyboard

Caps Lock を Ctrl にしたいときは、上記のファイル中に

XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

この設定を書きます。

Google 日本語入力のオープンソース版 mozc の設定

sudo apt-get install ibus-mozc
sudo apt-get install python-appindicator

ここは Google さまさまなのですが、Google 日本語入力をインストールします。Lubuntu では、python-appindicator をいれないとタスクバーに Google 日本語入力が表示されないので、ついでに入れておきます。

あと、ibus-gtkibus-gtk3 も入れた方がいいっぽいですね。Xubuntu とかだと発生しなくて Lubuntu だと起こる、バグみたいな感じでしょうか。

Google 日本語入力ですが、普段 Mac の JISキーボードも使ってて、PCで使う場合は無変換にIMEオフを、変換とカタカナ/ひらがなに、IME有効化をiBus側で設定して、あとは、Google日本語入力側で、変換キーとカタカナ/ひらがなキーには、ひらがな入力に切換を指定しておきます。あと、予測変換をオフにして、Ctrl i と Ctrl k にカタカナ変換を指定しておくのが好きな感じですね。

あと、chromium はそもそも入ってるので、とくに何もしません。FirefoxOpera なんかはついでに入れておくと良いかなと思います。

tty を減らす

有名ですが、仮想コンソール減らすとメモリ節約になるらしいですよね

sudo vi /etc/default/console-setup

[1-6] になってるところを、[1-2] にします。

cd /etc/init/

上記ディレクトリ中の tty3.conf から tty6.conf について、方法はどうでもいいんですが、コメントアウトします。

まとめ

このあたりはだいたいいつもやる設定ですね。Mac 上の仮想マシンだと、日本語入力切り替えのキーバインドとかはいっつもどうしよう...ってなりますw

あと、ThinkPad の場合で、ファンがうるさいのが気になる場合は、Ubuntu 系に、ThinkFan というパッケージがあって、そちらで設定がある程度可能です。あと、ほんとなんでついてるんだよのブラウザキーについては、xmodmap で書き換えるのが良さそうですね。

それから、いらないアプリについては、基本バシバシ消します。Linux Mint ははじめからいろいろ入ってますよね... Lubuntu や Xubuntu は気持ち少なめですが、まあ、これいらないよな... みたいなのはどんどん消したら良いと思います。

以下、参考にさせていただきましたサイト様について。

ThinkFanについては、Ubuntu 11.10 on ThinkPad X220 でファン制御 - アーキテクチャをスマートに。を、ブラウザキーの件についてはThinkPadのブラウザキーに機能を割り当てる(xorg編) - takinoya’s note on web。Caps Lock と Ctrl の入れ替えは、[LXDE] Caps LockキーをCtrlキーにする(LXDE) - Life with IT を。lubuntu にGoogle日本語入力のmozcを入れた時の対策は Lubuntuにmozcをインストール: decadexxx それぞれ参考になるかと思います。

ThinkPadですが、筐体の重さが気になるところはあるかもですが、キーボードのいけてるネットブック用途としては、ThinkPad の出来はやっぱり良いなと思うことがあります。あんまりはじめが足りない場合にはメモリの追加。あと、下駄でもなんでもよいので、出来れば HDD から SSD 換装はしたほうが幸せだと思いますが...。相性でたりしますけどね...ははは。

では、よい設定で、良い人生を。