思っていたものより良いものだ再び。安心のロジクールさんからの、Ultimate Ears 600vi ( UE600vi )をモニターで頂きました。
https://fansfans.jp/campaigns/detail/1006
AMN感謝シリーズなエントリが続きますが、こちらのキャンペーンで、頂きました。
申し込むときに、たぶん、型番がいちばん大きいのが一番高いはず!! とか思い込んで、自重しないで、いちばん良さそうなの申し込んだら、本当に 600vi を頂きました...。ありがとうございます。600emacs はないです。あたりまえですけどね。。。たまたま vi だっただけでw あと、高いの欲しかった理由なんですが、Fans:Fans のリンク先にもありますが、聴くジャンルとかの関係なんですけどね、基本的に高いモデルのほうが性能いいんですが、それよりも特徴としてなんでもいける感じが強まるかなという印象があります。安いモデルは得意不得意がとてもはっきりしてるみたいな感じになるんですよね...。私がちょっとおごったイヤホンかうのは、ちょうど濫読するようにいろいろ聴きたくなるので...。そうすると、ちょっと高いけどそれなりに幅広いジャンルをカバーしてくれるほうが基本いいかなーと思うんですよね。
逆に、きわどいバランスと価格となんかいろいろがぐっちゃぐちゃなんですけど、異常に魅惑的な、
【国内正規品】KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式 PORTAPRO
- 出版社/メーカー: Koss
- メディア: エレクトロニクス
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ちょいと脱線しましたが、それでロジクールさんと言えば、以前ですね、やはり同じく AMN は Fans:Fans のキャンペーンでfansfans の第2弾キャンペーンで、ロジクールの Mini Boomboxをいただいたのだけど、5,000円でこれはお得感が高すぎる - くるえるはてなくしょん Bluetooth の小さな便利スピーカーを頂いていて、これがあんまり期待していなかったのですけど、思いがけず良かったわけで、今回はちょっとこれは思ってたよりとても良いというか、それを上回る良さだったので、少し詳しくご紹介。ロジクールといえば、やっぱりあなたはロジテックなのロジクールなのというネタのような弱点くらいなもので、マウスでもなんでも、基本的にそれなりに素性のよいものをつくって後は好みみたいなところが結構あるという印象です。マウスの2大巨頭の一角感がありますよね。マイクロソフトとともに。
Ultimate Ears (以下、UE) ですが、公式( http://www.logicool.co.jp/ja-jp/ue/ue-earphones )で価格とともに一覧出来るのですが実にいろんなモデルが出ています。いちばん上は有名な青いモデルから、カラフルポップな安いモデルまで。充実のラインナップです。イヤホンは iPod / iPhone の充実とともに、ほんとうに安くて良くなったなーといつも思います。これらって、だいたい同じモデルが、昔の半額で買えるのですよね... ( 参考->ロジクール | マウス、キーボード、リモコン、スピーカーなど – 日本 ) 600vi って、だいたいSuperFi 5 ... だよなーと考えると、これはえらいもんもらってしまったと思いました。AMNの方々もロジクールの方々も、改めて、本当にこの場を借りてありがとうございます。
次に特徴。
まず、この UE 600vi についてですが、以下のような特徴があります。
- 耳栓というかイヤーピースですね。これが5サイズと、さらにふにゃふにゃなコンプライのチップが2組ついてきます。特にカナル型だとイヤーピースが大事なんです。車とかミニ四駆とか自転車もそうですが、みんな駆動系に目がいくんですが、実はタイヤって、変えるとインパクトがかなりでかくてはまればコストパフォーマンスもいい改良なんですよね。カナル型イヤホンのイヤーピースってまさしくタイヤみたいなのもので、耳の形が路面だとすると、ちょうどはまると、それだけでレベルが3つくらいあがります。逆は悲惨なことになります。なので、充実のイヤーピースなのは良いことだと思います。
- ドライバですが、最近流行のBA型で、トップファイア型バランスドアーマチュアらしいんですけど、このトップファイア型...というのは、詳しくはなにかわかりませんが、いかにもBA型らしい音がします。具体的には、全体的に細かい音まで聞こえる感じ、繊細で明瞭でちょいと固めの印象がある中高域、あと人によっては刺さるかなって印象というかちょっときらびやかな高音。で、BA型って固めの印象あるのですが、これは割と疾走感や勢いがあるというか、流麗というかなめらかというか、そういうのが少しあります。特にボーカルは歌うまい人のはとても魅力的になりますね、そうじゃないやつはそれなりに...ですが。低音はBA型なので量は少なめですけど、それでも割とタイトで鋭い印象の低音が出ます。
- 独特の形状ですが、これはよい形で、コードを下にたらしてもよいですし、Shure掛けとか良く言うんですけど、耳の上をくるっと一周コードをまわしても使いやすいです。私はカナル型は許す限りShure掛けしますし、そっちがおすすめです。あと、ドライバが大きすぎないのも良いですね。それから、右が赤でさらに右にはクリップとかもついてて、左右わかりやすいのもよいと思います。クリップの使い勝手はちょっとよくないけどw
- 関連して、遮音性はかなり高いです。最近は変態ハイブリッドのScosche IEM856 とか使ってたのですが、あれは背面にダクトあるんですよね。これは背面にダクトがないので、遮音性はかなり高いです。ケーブルも固めでしっかりしています。なので、タッチノイズとよく言われますが、ケーブルへの振動が耳に伝わりやすいです。なので、耳にケーブルひっかけて使う方がおすすめです。
- ケースはまあ、おまけみたいなものかと思いますが、あんまりつかわないですよねw
こんな方におすすめで、こんな方にはおすすめしない。
上記の特徴をふまえて、こんな方にはおすすめですというのをまとめるとですね、これ、1万円でおつりくるくらいの価格のBA型としては、かなりの満足感だと思います。この価格帯有名なのですが、超絶定番モデルで SHURE SE215と、さらに同じモデルのSPECIAL EDITIONがあります。繊細さよりものりのよさとか低音を重視する方はSE215 は本当に良いモデルなんですよね...。なので、その逆が、重視するポイントになります。ちょうど、試験に出そうなくらいのダイナミック型とBA型の好対照みたいなところがあります。予算が2万円!! とかだったら、逆に SE215 と 600vi 買うっていうのは面白いかもしれません。
600vi がおすすめかなーと思われる方は、
- ナイスボーカルな曲や、中高域を重視する人。
- 低音は量感よりもタイトな方が好みの方。
- 使い勝手を重視する人。装着とか、あと、音量のとりやすさもこのモデルの良いところです。
- 電車で使うのに遮音性の高いコストパフォーマンスを良いモデルを捜してた人。本当に遮音性高いです。
- ついでに iPhone のヘッドセットとしても使いたい人
- 楽器の音色や声自体は派手過ぎない音源が好きな人
- 「ポップやカントリーからゴスペル、クラシックまで」とうたい文句にもありますが、いろんなジャンルを一個で幅広くカバーしたい人。
このあたりがポイントになるかと思います。
ちなみに、600vi でなんですが、
- アーティスト: UA,Rei Harakami
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2002/07/24
- メディア: CD
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逆に、あんまりおすすめ出来ないかなーという方は
- 富豪。もっといいモデル買ってくださいw
- 聴くジャンルがもっと集中してはっきりしてて、もっとロックとかテクノとかそういうのを良く聴くとかだと、もっと良いモデルがあるかなーと思います。
- 俗にいうドンシャリの高音のシャリとか、高域がきらびやかすぎるのが苦手な人。すごくシャリつくかというとそうでもないですが、たまに相性悪い感じになる曲があります。Aphex Twin の Xtal とかちょっと相性よくないです。音がちょっとカサカサするというか、シャリシャリするというか、そういう風に聞こえるときあります。
- 低音の良が欲しい人。ここはBAよりもダイナミックが有利ですね。
- かなり、派手めできつめの音や曲( アイドル, アニメ系 )とかは、諸刃の剣とか魔人の金槌みたいになって、ものすごく良いか、もんのすごくきついかのどちらかになる...
- 最新流行よりも、もっと歴史と伝統ある感じのオーディオメーカーの方が欲しい人
こんな印象です。押さえるところと使いやすさは重視しつつも特徴もはっきりしている感じです。
どこで買うのがお得か。
SONYとかオーディオテクニカとかの国産系は、普通に買えばよいですが、海外系のものは、いろんな選択肢があります。円高が少しおさまってきていますが、海外のものは海外からの並行輸入や個人輸入や 海外Amazon 利用は考慮すべきであったりはします。
これに関しては、
Ultimate Ears ハンズフリー高遮音性イヤフォン UE600VI
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: エレクトロニクス
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めんどくさいことがいやだし保証とかサポートとかきちんと欲しい人は、公式のhttp://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/600vi?crid=1162 で買うのがよいと思います。
次に、スマートフォン機能とかどうでもいい!! っていう人はマイク無しモデルが、US の Amazon で結構安いので、他になにか買う都合があって送料どうにかできるとか、アメリカ行く用事があるとかだと、USの Amazon はありかなと思います。それなりにリスクをとれる人なら... という形にはなりますが。
まとめ
というわけで、UE 600vi について、いろいろ書き連ねたのですが、これはいろいろ中庸というか、使い勝手から音から個性もあるけど、器用なモデルというか、そういうちょうど良さと便利で役に立つ感じがあるモデルなので、ある程度はいろんな方におすすめです。音楽好きへのクリスマスプレゼント予算1万円とかだと、結構良い線かもしれません。iPhone で話すときに、良い音で声が聞こえるとかやりたいひとはやったらいいかもしれません...よ... ぐふっ、り、リア充が爆発しろ。ただ、特徴がはっきりしてるので、あわないかもという人はある程度明確にあわないと思います。
それと、あと、もうひとつ気にすべきことは、これ UE 600vi で、ちょうど中位力というか、安心のちょうどよさがあるんです。... あるんですが、同じメーカーからでも上のモデルがあることで逡巡して、うーんてなっちゃう人は、これ、さらに2回の変身が可能だ...じゃないんですけど、より高いの買う方が良いと思います。
というのも、やっぱり、これまた、アメリカで買うのが今はそこそこお得っぽい UE 700のモデルもあります。
それから、日本で普通にとっても安くなった、
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2011/05/27
- メディア: エレクトロニクス
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ですので、そのあたりもふまえて、そんなに高いの買ってもねぇ... ってちゃんと考えられるかどうかを考えて、試してみてくださいね。Ultimate Ears って割と新興のイメージありますけど、普通に思ってたよりずっと良かったし、この分野って好みがけっこうあるから、妻にも試してもらったら、「結構いいって言ってたからどんなんだろと思ってたけど、思ってたよりずっと良かった」みたいこと言ってたので、ほんといいバランスは押さえてるんだろうなと思います。
あと、最後に余談ですが、そういえば、
説明書、2枚同じのはいってましたw
では、良いイヤホンで、良い音楽を。
なんというか、このモデルですが、実に優等生で、あとモノとしての使いやすさも、欲を言えばリケーブル出来ればみたいなところはありますがw、形からなにからダメなところが無い割に退屈じゃなくて、しかもお得という実によいモデルだなと、最近重ねて思います。