最新の天国は殺風景 / Final Audio Design の Heaven II を結局買いまして...
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私もBLACK買ったつもりが Blue Gray を買ってましたが、ついに Final Audio Design の商品をひとつ買ってしまいました。最終的に、イヤホン好きがひとつはうっかり買ってしまうモデルをだすことで有名な乙なメーカーですね。みなさんご存知だと思います。当然。
私は、final DIRECT SHOP(ファイナル ダイレクトショップ)の直販サイトから、予約注文特典の20%ポイント付きで、かつお友達紹介割引の10%割引で、さらに、直販サイトでは発送遅延にともなって、スチールケースか1800ポイントをとのことで、終わってみれば、随分お得に買えました。もうけた。お友達紹介ですが、お友達紹介ID というところで、私のはてなIDの kskmeuk と入れていただけると、10%割引で買えるので、
final audio design Piano ForteII ダイナミック型イヤホン ブラウン FI-DC1550M1-BR
- 出版社/メーカー: ファイナル オーディオ
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: エレクトロニクス
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final audio design AdagioII ダイナミック型イヤホン インディゴ FI-AD2DIN
- 出版社/メーカー: ファイナル オーディオ
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: エレクトロニクス
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私は、そのポイントを駆使して、
final audio design AdagioIII ダイナミック型イヤホン ブラック FI-AD3DBL
- 出版社/メーカー: ファイナル オーディオ
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: エレクトロニクス
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写真
デザインはそこそこです。箱や説明書に各国語が入ってるのは素敵ですね。
これ、箱の半分は上げ底みたいな感じなので、小さくてもいいんじゃないかなとか思います。
Blue Gray なんですけど、iPod touch の黒の裏側みたいな色の印象かと思ってたら、もう少し違う色ですね。
Final Audio Design は素人にはおすすめできません。
エントリー機種を除くと、高いのばかりで、普通の人だと、上記の商品群ぐらい、がんばって、heaven の IV とか IV とか、あるいは、Adagio V くらいが目一杯だと思います。
final audio design AdagioV ダイナミック型イヤホン FI-AD5DSS
- 出版社/メーカー: ファイナル オーディオ
- 発売日: 2011/12/02
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final audio design heavenIV バランスドアーマチュア型イヤホン ブラック FI-HE4BBL
- 出版社/メーカー: ファイナル オーディオ
- 発売日: 2012/04/27
- メディア: エレクトロニクス
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そのときに、Final Audio Design は、個性がそれぞれあって、どちらかというと、雰囲気を出してちょっとゆるふわに鳴らすフリして、一本芯が通ってて、ストロングポイントで勝負みたいな、めっちゃくちゃな商品出してくるメーカーです。
そこに満を持して、手の出しやすい価格の BA型のモデルを出してきて、海外の地獄の三人衆の、
SHURE イヤホン SEシリーズ SE215 カナル型 高遮音性 Special Edition トランススルーセントブルー SE215SPE-A 【国内正規品/メーカー保証2年】
- 出版社/メーカー: Shure Incorporated
- 発売日: 2012/11/28
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Ultimate Ears ハンズフリー高遮音性イヤフォン UE600VI
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2012/11/22
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数日使ってみての感想をさらっと
ハイスピードなふたこぶらくだは好き嫌いが激しい。
もともと、個性派モデルの多い Final Audio Design ですが、Heaven II はとびぬけてめちゃくちゃです。日本のドンシャリ豪傑、オーディオテクニカさんも、よくドンシャリドンシャリ言われますが、あそこも高級機はドンシャリとはいえそうでもなくて、廉価モデルあたりが、ドンシャリ一本勝負みたいな感じですよね。
Final Audio Design の Heaven II なんですけど、私もそこそこいろんなイヤホンとか聞いて来ましたが、過去有数のめちゃくちゃなモデルです。駄耳レビューですけど、
- かまぼこというか、ハイよりのふたこぶらくだみたいな感じで、男声ボーカルくらいを挟む形でふたつピークがある感じ。なので、男声のロックバンドとか、ちょっとオフボーカルみたいな感じになるというか、普通の男声ボーカルはね、かなりひっこむ感じある、ひどいw。逆に女性ボーカルは良いです。
男性ボーカルがアレな一方でギターはよく聞こえるし、ハイハットとかもちょっとしゃきしゃきというかBAっぽい少しきつい感じとか値段なりに少し荒い感じあるけど、よく聞こえます、というか意図的に荒っぽく出してるのかもしれません、臨場感とか雰囲気のために。それから予想通りというか、低音は正直たいしたことないです。こちらもBAっぽいというか、低音の量感はあまりなくて、重低音ではないですね。なんと言うか海外だとブライト傾向とか言うあの感じ、国内の表現を借りるとハイスピードな感じがあります。後期の低音が軽めの Philips の CD プレイヤーみたいな音と言えば少しそうかも。って、これ、全力でマニアックでほんとすみません。
- モノとしての質感はメタリックなハウジングでフラットなケーブルでつくりはしっかりしてる...と思いきや、装着感とかタッチノイズとかがもう少し改善されてたらよいと思います。あと、遮音性の高いほうのイヤーピースが私は苦手で、イヤーピース変えると結構変わるので、はじめピンときてないひともイヤーピース変えたら、絶対に許さないと思ってた印象よりは良くなるのではと思います。私もそうでした。
- 再生環境はあんまり試してません。すいません。雑誌のおまけのアンプだと、キーキーピーピーなる程度に敏感ではあるようです。
- それよりも、もう絶望的に圧倒的にソースを選ぶ形で、打ち込みとかテクノとかがよくて、ハラカミさんとかはそうとうドンピシャです。あと、中田ヤスタカワークスもちょっと違うふうに聞こえますがいろいろ細かくて面白いです。そのくせ、アコースティックとかピアノもなかなかよくて、女性ヴォーカルの弾き語りとかも良く聞こえます。あとゲーム音楽のサントラとかもいいです。そのくせライブ盤なんかはなかなか楽しく鳴らしたりと、意味がわかりません。
クラシックはタイトな演奏ならいいけど、そうじゃないものはまったくもってぐだぐだ。アニソンとか男声の普通なロックは相当つらい感じ。男声ヴォーカルは個性的なものと、ヴォーカルが主役じゃないものがあう感じで、シガーロスとかまあまあ、くるりのライブ盤もいい、意表をついてナンバーガールとかブッチャーズとかボーカルに多くを求めてないものも良いです。あとギターとか、うわんうわんした音は無駄に良く描写します。ひたすら当たり外れ激しいです。どんだけオルタナですか。なので、ソースの好みに合えば、ピンズド補強、あたらなかったら...orz みたいな一品。
まとめ
わかってる人が買うならいいけど、そうじゃない人にはまったくおすすめできない不思議なシロモノですが、イヤーピース買えたり、曲との相性なんかで確変もするとか、いろいろ不思議なイヤホンでした。
では、良い人生を。
final Heaven II カナル型イヤホン バランスドアーマチュア型 ブルーグレイ FI-HE2BBG
- 出版社/メーカー: ファイナル オーディオ
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: エレクトロニクス
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