「絶望の“望”を信じる。 なんか、わかんないかなぁ・・・って」物語 / 魔法少女まどか☆マギカ を見た話

魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

ちなみに、というか、もちろんというか、エントリのタイトルは

魂の本/あえてこそ

からの抜粋、タイトルからして図らずも….みたいな内容ですが、そういう物語で、かわいい絵にだまされるといろいろまずいです。めちゃくちゃな引用ですが、クオリティはもっとめちゃくちゃに高次元です。震えます。

だいたいぱっと見で、

魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど 鹿目まどか (ノンスケール ABS&PVC塗装済み可動フィギュア)

こういう感じなので、何となく敬遠してたのですが、これはちょっとね、見た方がいいというか、ちょっとマニアックかもだけど、そう思います。見た目で判断してはいけないのです。

全部、見てしまった人は、

魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone. (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

この一枚絵だけ見るだけでもやばいところある。とか、わかる人だけわかるかな…。

攻殻機動隊見た人と見てない人のタチコマに対する温度差くらいの破壊力だよね。なんだろ、終盤でぎゃふんになってしまった、エヴァのテレビシリーズのが、物語としてかなりちゃんと最後まで収集ついてるくらいすごいって言ったら、わかるひとにはわかるのかもしれない。

ROVOの曲で良い時って3段ロケットで宇宙まで飛んで行くみたいな感じする時があるんですけど、これもそんなかんじで、中盤過ぎあたりで、思う存分加速ついてるのに、さらにすごいとか、これはほんとすごい。とか、すごいしか言ってなくて、あたしって、ほんとバカ。

本気で本当に本当の名作と思っているもので、かつ、最近、私が好きなものってあげると...、

• 鋼の錬金術師(少年漫画部門)
• ちはやふる(少女漫画部門)
• 細田監督の時をかける少女(アニメ映画部門)
• 攻殻機動隊 1st GIG (アニメシリーズ部門)
• 寄生獣(青年漫画部門)

とかで、まあちょっとマニアックなんですけど、これらに比肩するクオリティなので、絵がちょっと…とか、声がちょっと…とか、よくわかるんですけど、それでも見た方がいいです。とにかく、あとは見てみてからってお話ですね。

ハガレンがボーイズダークファンタジーとか言われてて、まあそうだとすると、まどマギはガールズダークヘヴィーファンタジーみたいなところがあります。と言っても、ハガレンが少年漫画として面白いのは女性キャラのおかげで、あと言うほどダークではないと私は思います。
一方で、まどマギは男性キャラ…えっと…ああオイストラフは素晴らしいバイオリニストですね...、で、女性キャラがやっぱりすごくて、あとは、ハガレンがダークならまどマギはかわいい顔してエクストラダークネスみたいな、見た目よりはるかに…。で、日本は女性の方が素敵なので、まあこれで良いのだと思います。ですよね。

攻殻機動隊の半分くらいしかないので、えいやっと全部見た方が、その後の人生にとって良いのではないかと思います。MXで再放送とかあるみたいなので、全部地デジクオリティで録画しておくと良いのではないかと思います。

まどかって、漢字で書くと、円なわけで、そこだけ取り出してみても、なんかもうそれすら危ないですよね。見た人は。

というわけで、内容について書くのはやっぱりどうしてもはばかられるのですが、見た方がいいよと言えるくらい良い作品を見るのは人生において大事なことだと思います。