あまくみてなくてもあまかったりするあまい生活
- 作者: 大原由軌子
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2008/05/15
- メディア: 単行本
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おかげさまで、うちのこも1歳と数ヶ月を数えるようになりまして、それなりにすたこら歩いたりするし、ほかに1歳過ぎになってくると我が強くなって来て、好きなものは決して離さずあきらめず、一方で、嫌いなものは放り投げたりするなど断固たる措置をとるようになっています。
それで、本当に新生児とか乳児とかの頃と比べると、
- 新生児/乳児編 の、見守りと突発的アラートへの緊急対策期間
- 歩いたりしてから、だいたい話せるようになるまでの、先回り対策が必要な期間
- 話せるようになった後の、これが正解!!っていうのはないような期間
くらいのタイミングで、おなじ子育てでも、結構種目が変わるというか、おさえるところがすごく変わってくるようで、その上記で2と3の間の、心の準備が出来るという意味ではなかなかの参考書だと思います。
ちょうど、ご兄弟が居てお兄ちゃんと弟で性格がだいぶ違うっていうのが、その前段階を踏まえての、それぞれのケーススタディになっています。まあだいたいどこの子も面白いとこがいくつかはあるんですけど、その中でも、この本はこう育児だっ!! と、あまり気を張らずに… という空気を広めてくれていて素敵なのと、まあ、いろんな子がいるということを知ってるだけでも気が楽になるところがあるんですよね。
新生児や乳児の頃
上記の1 の新生児とか乳児の頃は、基本的には単純に首が据わるとか、腰が据わるとかの成長のステップのタイミング以外には、そこまで豪快な個性とかはまだかなって感じ。その代わり、小さいのでケアを抜群にしないといけないとか、夜中に泣いて起こされるとかがあるっていう、体力というか体調的なケアが親の方にも必要な時期で、このときはこのときなりの大変さがありますよね。こうちょっと時差ぼけしたりするような時期ですよね…
だけど、こう出来るようになることのステップアップが分かりやすくて、寝返りしたとか座ったとかがめでたい時期でもあります。
立ったり歩いたりするころ
うちもだけど、この頃からは、こどもが動けるようになってくるので、すたこら歩いて転んで自爆したとか、隙間にはいりこんで出られなくなったとか、戸棚の中身を全部ひっくり返したとか、テーブルの下に潜り込んであたまぶつけたとか、油断してるわけでもないんだけど、なにか起こりそうなところにロックとか事故防止とかを先回りして対策しておくと、その分だけトラブル回避出来て、備えあれば…を地で行く時期ですよね。iPadに子ども番組いれておいたら、飛行機でおとなしくしててくれたとか、そんくらいのレベルで。
それで、このころって塞がれてないセキュリティホールをついて来たりとか、想定外の攻撃をしかけてきたりとか、親がこうして欲しいなーと思うことについては、こどもはある程度我関せずで好きなことをしてくれるので、双方に精神的にフラストレーションがたまるのと、あと、子どもがそれなりに機動力もついてくるので、目を離せない当たりも気づかれするところがあるかな。それで、精神的にくるダメージも大きいんだけど、サイズがそれなりに大きくなってくるので体調よりも体力的な消耗もけっこうあるのがこの頃。騒ぐとほんと疲れる...
だけど、予想外にリアクションがあったりコミュニケーションが出来たりするし、行動パターンや出来ることの幅が広がってきて、突然すごく面白いことをやったりするので、それはそれで面白かったりします。
こう、フィリポ・インザーギみたいな、オフサイドもするけど、ゴールも決めるからしょうがないみたいな感じです。よくわかりませんがw
2歳になると加えて反抗期
ここからはまだ未体験ゾーンで、主にこの漫画を見ててもそう思ったのですが、2歳児からはもっと個性が強くなって千差万別な感じが強く出るんだろうなと思います。それで、たぶん、こう事故防止とかで出来ることはやっぱりしておいたほうがいいんだろうなっていうのの他に、兄弟とかですら、好みとかアクションとかリアクションが全然違ったりするし、予想外でよくも悪くも面白いことをどんどんやってくれるんだろうと思うと、こちらもよくも悪くも目眩がしますw 今の状態に、さらに意志が乗っかって反抗がついてくるとかある程度は考えたく無いんだけど、端で見てる分にはまあこんなふうに楽しいコンテンツだったりするのかと思うと、そういう意味で、あまくみてましたの告白を、それでも面白おかしく出来るのは、みんなにとっての愛と希望なのだなと、思われるわけです。
まとめ
というわけで、とにかく、行く先々でちゃんとしてそうな家族の子がちょっとぐずっていたりしてもですね、とにかくおおめに見てあげてくださいというのとですね、こう、小さい子の親御さんはだいたい疲れているので、こないだ出かけたときに電車で席を譲ってくれたスタイルがよくて美人のおねーさんみたいにですね、こうちょっと気を使ってあげると、いいと思います。
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