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精神科に行こう!を読んだよ。

あの、大原さんちの 2才児をあまくみてましたにつづいて...

精神科に行こう!―心のカゼは軽ーく治そう (文春文庫PLUS)

精神科に行こう!―心のカゼは軽ーく治そう (文春文庫PLUS)

気取ってなくて素に近い文章と表現が妙にリアルで、気になる人はそっちが鼻につくかもしれませんが、良い症状の方も悪い症状の方も生々しい勢いがある本です...

例えば、私はよく喉が痛くなっては耳鼻科に見てもらってはですね、ゥヲェッ!! ってなるような検査をよくされるんですけど*1、それと同じくらい、やけに疲れていたり、やけに暗くなることも、ときどきはあります、こうみえてw。それで、そういうときに、ちょっと喉が痛くなったから近所の評判のよい耳鼻科に行くように、ちょっと相談出来る精神科医とか、そういう病院については、こう情報がもう少し集めやすかったらいいんじゃないかと、そういう本。
もっとも、そういうイヤな気分になるひとが増えてるのも、ひょっとしたら、ネットやらITのせいなんかじゃないかとか、思ったりもするんですけどね…。どうも、出版界とか、ネット界隈って、どこかひとを狂わせるところがあるのかもしれない。よくもわるくも情報過多というか、だけどそうせずにはいられないというか…。そんな悪循環。だいたいブログなんか書いてる時点で、それがはてなな時点で、そもそもがちょっとアレだとかはあるかも。

それで、割と業界としては、IT関連業界よりも出版関連の方が先に鬱なカンジをしっていて、そんな時流があって、うまくまとまってるのかもしれませんね。ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) とかもあるしね。

ちょっと傾向はちがうんだけど、この類いの本って、

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

どこかやっぱり、この歴史的な名著を思い出させるところがあるなとか、思ってみてました。らもさんすごいんですけど、大原さんのカミングアウトもなかなかぶっとんでます。タチの悪い酔っぱらいには、実は理由があるのかもしれません、はい。

ときどきは、狭い画面と人が作りだしたものばかりではなくて、高い空を見上げたらいいのかもしれないですね。

*1:こないだ、鼻からファイバースコープつっこまれて、喉見られたりした。