あったらしくるえるはてなくしょん

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きもいはてなー風情が江國香織なんかを読んでみて

数少ない友人のひとりにわりとおされで前向きな女性がいて、彼女が江國香織を良く読んでいるので、そういう人の気持ちなんかが少しはわかるかな... とか、文章表現の幅が広がるかなとか、そんなん思ったけどまあ、その、あれだった...w orz ちょうどタイ行きで移動の時間にちょうどいいかと思ったら、ある程度そうだったけど。

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

うんと肉食スイーツ(笑)

なんか、直木賞山本周五郎賞受賞作ってことと、短編集が好きだっていうのがあって読んでみた。なんともミーハーな理由だ...w orz。 「泳ぐのに...」 はタイトルがかっこいいとは思ったかな。
中身はというと、あの、何というか弘兼憲史の漫画が好きな男性(もちろん女性で弘兼憲史好きな人もいると思うけど)、とかあと、「渡る世間は鬼ばかり」が好きな主婦(これは別に主婦じゃなくてもいい)、とか、こうある特定の固定観念的ターゲットを捉えて離さない代わりに、そうじゃない人には、嫌いだとかではなくて、むしろ「何が面白いのか全くわからない」っていう印象の本だと思いましたヨヨヨ。特に「号泣する...」はそうかも、こっちはぶっちゃけ辛かった。「泳ぐのに...」の方はまだ少し全体的にいいと思うけど、やっぱりちょっと辛かったわ..w

まあ、むさい男がひとりでカフェでスイーツ(笑)くったり、異臭漂う二郎(笑)できれいなおねーさんがひとりでヤサイマシニンニクマシマシの大ブタW食ってたら衝撃なわけで、でも面白いけど、書いていて何がいいたいのか、わからなくなって来た...w

文章自体はなんか、なるほどーとときどき思いました。この2冊はタイ王国に置いてこようと思ったけどやめた。欲しい人いたらあげる。

あとまあ割と楽しい結婚式ができたのはよかったのだけど、結婚は制度とかしきたりとか考えてもにょるところはあるんだけど、浮気や不倫はもっとわからんので、まあその辺とかの捉え方で変わるのかもしれませんね。ドラマや楽しい事を生活や日常のどこに見いだすかって、好きな曲や本の選択に露骨に反映されそうだ。

と、まあまあ、思うところはあるんだけど、

神様のボート (新潮文庫)

神様のボート (新潮文庫)

こっちは狂ってる子連れDQNの話(違)でよかった。上の二冊よりはるかに。私の好みだけど、こっちは面白いと思った。

250p くらいのセリフのとこ

触れるだけでいい。いつでも現れる。

の前後の表現がすごくいい!!

リアリズムとリアリティというか...

ポイしないでください。じゃなくて、上の二冊は、なまなましすぎるというか、ありそうで逆になさそうというか、あっても「ヘッ」っていうか「はいはい」って感じなんだけど、下には逆に、なさそうでありそうな不思議な感じを覚えたのと、下の「神様のボート」の方は、娘視点がすごく面白かった

山本周五郎賞受賞作や候補作ってなかなかすごい顔ぶれですな。

うちの両親がそういう変で面白い本が好きだったりしたのもあるかな。
Wikipedia 山本周五郎賞

奪取とか火車とかTSUGUMIとか閉鎖病棟とかは家にあって読んだなー。