127時間を見た話

127時間　ブルーレイ＆DVDセット (初回生産限定) [Blu-ray]

ダニー・ボイルは今年ですと、オリンピックの開閉会式の芸術監督みたいな話題でしたが、私たちのような人種にとっては、the chemical brothers とともにですね、高速で手首がもげるし、光速で土下座リングしても、足りないくらい、 「終わコンだとおもってた私がバカでした!!」な、英雄であります。

スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]

これ見たときに、おい、お前ら、ダニーさんに謝れってなったし、

Further

これ聴いたときに、the chemical brothers はすばらしかったと手のひら返したの私だけではないと思うんですよね。

希代の音楽使い

ダニー・ボイルは映画の音楽とかのセンスがとてもよくて、Trainspotting はそれで成り立っていますし、普通じゃないほど駄作だと思われる、

普通じゃない [DVD]

においても、数カ所すばらしい音楽がらみのシーンあります。

それから、

ザ・ビーチ

プリオのビーチも、サントラはすばらしいと良く言われますよね。

特に、私たちのような人種にとって、音楽のセレクションが素敵な監督といったら、やっぱりダニー・ボイル、あと、ソフィア・コッポラってなるとおもいます。ソフィアは俺たち代表、ダニーは俺たちを凌駕する存在みたいな感じを、勝手に抱く感じと言うか。

うっっぁあわああ、痛っっってぇぇ...!!

たとえば、

キル・ビル Vol.1&2 ＜USバージョン＞ツインパック [Blu-ray]

キルビルとか、いやこれも好きなんですけどね*1、めっちゃ暴力シーンというか、よく人が斬られたりしますが、グロくないですし、痛いって感じがそこまであるわけではないですよね。

んですが、復活したというか、ダニー・ボイル作品は、油断してるとですね、スラムドッグ... でもそうでしたが、足の小指をタンスにフルスイング!! みたいな、そういう目を背けたくなるような、

うっわ!! 痛ェ!!

...みたいなシーンがあるわけなんですね。もしくは、まあ、 なんていうか、それ、うんこ的な。

で、今作ですが、過去最高にある意味でやばいし、グロ映画やホラー映画よりはるかにこわいし動かないのにサバイバルアクション映画だしのそのリアルでやばくて危険に痛い感じがちょっととんでもないので、誰にでもというわけにはいきませんが、名作にして、ダニーボイルの新境地みたいなところはありました。

ダニーさんとケミブラはやれば出来る子、アンダーワールドもまあメンバー変わって無理かもしれないががんばれと思っています。

では、良い映画と音楽で、良い人生を。

トレインスポッティング [Blu-ray]

今や、トレスポもblu-ray あるのね...

*1:パルプフィクションとかのほうがやっぱりすごいとはおもう。あとイングロリアスバスターズは面白いよね