F-12C セカンドインパクト スクリーンショット取得までの長い道のり android SDKは難しい
やっと android 端末の使い方もわかってきてですね、いろいろ出来るようになってきました。とりあえず、簡単にですね、「これからはスマートフォン!」 とか、「スマートフォンは便利」だとか、「結構簡単ですよー」とか、簡単に言っちゃうのはとりあえず無責任だと思う程度には、使い方難しいですね。ケータイで電話とケータイメールだけしたい人にはF-08Aを筆頭とするガラケーの方が遥かに便利だと思います。はい。
android 端末って、確かに開かれていて何でも出来るけど、自由には責任が伴うというか、いろいろめんどくさいです。ただGoogle先生と仲良く出来る人は楽しいと思います。一方、iPhone みたいな iOS 端末はなんでも出来るわけじゃないけど、Appleの思想に洗脳されていて狂信者でそのあたり気が合えば楽なので、これは好対照ですね。
それで、iPhone なんかだと、画面のスクリーンショットは指先ひとつでダウンさ〜とばかりに、iPhone のボタンふたつ同時押しで撮れちゃうんですけど、F-12Cにおいてはここはそういうわけにもいかず、以下の手続きが必要ですし、Macと本体つないで、設定する必要があります。
スクリーンショット取得までの長い長い長い道のり
だけど、ここまでの大まかな手順… 手順ですが地獄だぜ...。もしかしたら、Mac をまた設定するかもしれないので、そのときのために。
以下が必要です。思い出して書いてても泣きそうです。あと、Mac OS X Lion の場合は Java のインストールが発生しますね。あと、ターミナルの作業になるので、そのあたりも全く簡単ではないと思います。Google 先生はもうすこし、普通の子のことも考えてあげてください!!
Mac では以下の手順になります。
- Mac 用の Android SDK の取得
- Android SDKの展開
- android-sdk-mac_x86のディレクトリで、tools/android を起動する
- 開かれた android で Update All を実行
- ホーム配下の隠しフォルダ .android の中の adb_usb.ini というファイルの末尾に、F-12CのベンダーID を追加
- android-sdk-mac_x86のディレクトリ以下の、platform-tools に入って ./adb kill-server する
- android-sdk-mac_x86のディレクトリで、tools 配下にいって ./ddms を起動する
- F-12C と Mac を付属のUSBケーブルで接続
- DDMS のメニューの Device → Screen Capture を実行
簡単ですね…って、簡単じゃねえよ!!
ちなみに、今回のようにとりあえずスクリーンショットがとりたいだけの場合は Eclipse っていう、Java その他の開発環境までの取得と設定をする必要はありません。
Mac 用の Android SDK の取得
Download Android Studio and SDK tools | Android Developers
こちらにいって、
この、Mac OS X 用の、ファイルをダウンロードします。r12 とかなってるところは数字が増えたりしますが、気にしないでおきましょう。
Android SDKのインストール...というかコピー
android-sdk_r12-mac_x86.zip というファイルがダウンロードできたら、このファイルを展開します。そうすると、android-sdk-mac_x86 っていうフォルダが出来ます。
そしたら、
こんな具合で、自分の ホームにディレクトリをコピーしてあげてください。
android-sdk-mac_x86のディレクトリで、tools/android を起動する
ここから、使える人にはとても便利。そうじゃない人は意味不明、ターミナルの操作になります。
Mac のアプリケーション → ユーティリティ → ターミナル と順番に辿って、ターミナルを起動します。
そうすると、さっきandroid-sdk-mac_x86をコピーしたホームのディレクトリが表示されるはずです。
ここで、
と入力してエンターします。
それから、
ls
と入力してエンターします。
この結果で、
SDK Readme.txt add-ons platforms tools
という一覧が表示されたら、ちょっと一安心。
tools/android
開かれた android で Update All を実行
つづいて、Installed packages というところを選んで、Update All をクリックしてどんどんすすめます。さっきの画面が
こんなになればあってます。ここは少し時間がかかります。ここまで終わると、ファイルが増えたり、設定が保存されたりします。
ホーム配下の隠しフォルダ .android の中の adb_usb.ini というファイルの末尾に、F-12CのベンダーID を追加
ここまで終わったら、最難関に挑戦します。F-12CをAndroid SDKのADB及びDDMSで認識させる方法(Macの場合) - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」 を参考に。
改めて、Mac のアプリケーション → ユーティリティ → ターミナル と順番に辿って、ターミナルを開くなどして、また、ターミナルのはじめの画面に戻ります。
今までの、Update All などが無事に終わっていれば、自分のホームにこっそり、.android という隠しディレクトリが出来ています。なので、fkoji先生が書いている通りに、
echo "0x04c5" >> ~/.android/adb_usb.ini
これをそのまま、実行してください。
android-sdk-mac_x86のディレクトリ以下で、platform-tools/adb kill-server する / もしくはMacを再起動
今度はまた、
に入って、
platform-tools/adb kill-server
と入力してください。ここまですると、F-12Cが認識されるようになります。
android-sdk-mac_x86のディレクトリで、tools/ddms を起動する
つぎに、同じところで、
tools/ddms
と入力してエンターしてください。
こんなのが出てきます。ダルビッシュかとおもったら、Dalvik でしたw
F-12C と Mac を付属のUSBケーブルで接続
今度は、F-12Cを接続する前に準備が必要で、F-12Cの方で、
設定 → アプリケーション → 開発 → USBデバッグとすすんで、USBデバッグにチェックを入れてください。
ちなみに、ここのチェックが入ってると、micro sd カードの読み書きができる USBストレージモードにならなくなるので、普段はチェック外しておく方が便利だと思います。スクリーンショット付きで、ブログ書くぞーみたいなときだけ、つかう感じですね。
DDMS のメニューの Device → Screen Capture を実行
思えば、ここまでの道のりは遠かった… あとは F-12C の方で、撮りたい画面を出して、DDMSの画面から、F-12C を選び、
こんな具合で、Device → Screen Capture を実行してください。
そうすると、
こんなの出てくるので、Save してくだされば、画像ファイルとして、スクリーンショットが撮れます…って、もう午前2時じゃねえか…。天体観測でも行きますかね。
世界のためにも簡単にスクリーンショットは撮れるべき
こうすると便利だよ! とか、この設定すると楽だよ!! みたいにですね、みんなの知恵をゆるく共有出来るためにも、スクリーンショット撮る機能は android端末だけで解決出来て欲しいです!!
そしたら、こんなエントリもいらないし、たとえばもっと可愛い子の画像を簡単にアップとかも出来たりして世界がもっと平和になるわけです。
あと、Mac においてはShift + Command + 数字の4 で範囲指定で、スクリーンショット撮れて便利ですよ。
まとめ
というわけで、ちょっと凝ったことをしようとしたいブロガーさんなどにとっても、android は簡単とは言いがたいところがあるなーと思う昨今なのでした。やっぱり、知恵はゆるふわで共有されるべきで、android 端末とかいろんなことが出来るので、やっぱり使い方の共有のためにも、このへんはもう少し普通になってて欲しいです。
古来より、ケータイとかスクリーンショットの機能については渋いんですけど、それがかえってみんなのためになってないところとかはどうなんでしょうね…。機能で解決出来るところは機能で解決すべきだと思うんですよね。
もっとも、三男パパさんみたいに、めちゃくちゃ撮影うまい人もいるんですけどねw [F-09Cレビュー]サイドキー長押し設定がァァァ… - 三男パパのHP更新奮闘記 これとか、スクリーンキャプチャじゃなくて、普通の端末撮影されてるわけで…すごいw