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Missing Deadlines : Selected Remixes / Ulrich Schnauss

Missing Deadlines: Selected Remixes

Missing Deadlines: Selected Remixes

最近、Ulrich Schnauss の再生頻度がとても上がっていたのですが、すごいリミックス集が出ていたのでご紹介。相変わらず素敵なジャケット画像です。

Ulrich Schnauss は最近、本当によく聴いていて、

Far Away Trains Passing By

Far Away Trains Passing By

こちらのきれいでさわやかで、ジャケも素敵な初期の作品がひとつおすすめ。

それから、

Goodbye

Goodbye

こちらの最新作もおすすめです。こちらはもう少し激しい感。Song About Hope という曲がぐわぅぃぃいいいいいんって感じで素敵です。

Ulrich Schnauss ですが、日本の良い時代のゲーム音楽にちょっと似ていて、それにドイツ成分、テクノ成分、アンビエント成分、エレクトロニカ成分、シューゲイザー成分などをたした感じです。Ulrich Schnaussのよいところは似たようなことをやる人が居そうでいないことです。

その、Ulrich Schnauss が、今回はリミックス集をだしていたのです。これがすごく素敵な出来。

リミックス四天王は Rei Harakami , Ulrich Schnauss, Deep Dish, Nujabes かななどと思う。

Rei Harakami は自分の曲もすごいけど、リミックスするとすごく良い仕事をします。自分の曲のようでもあり、そして、原曲の良さを損なわないか、別の良い面を引き出すかの良い仕事をします。 くるりのばらの花や、ナンバーガールのU-REI のリミックスは神レベルの仕事だと思います。

ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works / 2

ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works / 2

Ulrich Schnauss は、もう少し自分の雰囲気が強く出て、リミックス曲もあたかも自分の曲のようになって、自分の曲にゲストでリミックス元を参加させたような雰囲気になります。ところが、冒頭で紹介したアルバムにおいてはそれが良い仕事になっていて、オリジナルのアルバムがひとつ増えたような幸福感です。リミックスしてる元のアーティストや曲って、あまり一貫性がないんだけど、巧みにまとめていておそるべしです。こういうリミックス集があるのは、リミックス元にとっても、リミックス師にとってもよいことだと思います。寛容でないと損をすることがあるんだよね。こういう分野...。とくに日本とかじゃっかんゲフンゲフン...。

次に Deep Dish ですが、彼らはどうも、人の才能を引き出すときにいちばん輝くみたいなところがある。美しい魔闘家鈴木みたいにねw Deep Dish のことは、VJやってた友人におそわったのですが、Planet Funk の Inside All The People の Deep Dish Mix がすごい出来。この1曲で、もう殿堂入りレベル。

Inside All the People

Inside All the People

最後はNujabesNujabesShing02 との仕事をもっとたくさんやって欲しかったですね。あとは、クラムボンのFolklore がとても素敵です。

hydeout productions 2nd Collections

hydeout productions 2nd Collections

では、良いリミックスで、良い人生を。