DPZ の築地うまいものめぐりの件
あえて魚を食べない築地うまいものめぐり :: デイリーポータルZ
このライターの西村さん、ちょっとお近くにお住まいのご様子で、マークしています。
さて、築地の冒頭の記事、結構楽しく拝見しましたけど、どうせなら、はしごしないで別の日に行けば良かったのにと思います。最近は…というか、いつもというか、寿司大がおかしいくらい並んでて、仲家とか大和とかがかなり並んでるのが場内のあの一角ですかね…。
せっかくなので、ちょっと書いておきます。たまには。ただ、年末年始にいくのはあまり得策ではないと思います。狙って行くなら、2月の給料日前とかがいいんじゃないですかね。
基本編
築地のお店ですが、基本、そもそも、魚屋のガッツなおっちゃんのための飲食店多めです。
なので、
- 味濃いめで、どちらかというとヘビー。
- おっちゃんはいつも魚商ってるから、それ以外もおいしい。
- 早い安い旨い系が強い。
みたいなところがあります。
だもんで、おっちゃんの好きそうな食べ物好きな人はいくと楽しいです。とても安いとか、とてもおいしいとかを期待しすぎるとちょっと違いますが、昭和みたいな感じとか、ガツンとした感じとか、雰囲気を楽しむならよいと思います。あと、よく言われますが、現地っぽい感じを重視するなら長靴はいてるお客さんが多くいらっしゃる店がぐーでガチな店だとはよくいわれますね。ただまあ、築地はおいしいお店もありますが、基本的には材料を買い出しに行くところではありますね。
場内つれづれ
DPZの上記記事中では、中栄にはちらほら行きます。カレー安くておいしいのですきなのですが、店主の大将がこれまた天賦の才能のある口調の持ち主で、フレンドリーでかつ邪悪な感じのドラゴンボールのフリーザ様に似た声で、しかも元噺家くらいな良い感じの江戸っ子みたいな口調で、カレーやさんなんですけど、もったいないくらいのよい声で話してまして、いせいのいい感じで「毎度っ!」とかってやってたり、常連さんと話したりしてるのがもうそれだけでスパイス効いてます。
あと吉野家の一号店が築地場内にあるのも有名なお話ですが、吉野家も中栄もテイクアウトできて、中栄はルー2種類のお弁当もテイクアウトできるので、二人以上でテイクアウトでご飯たべる前提でうまいことやると、中栄のカレーと吉野家の牛丼あいがけカレーという、魔神ブウを倒すために、悟空とベジータが手を組んだ… みたいなロマンのある夢のメニューを構築できます。邪道ですけどね、すみません。
あとは、ふぢのもよいけど、やじ満もよいですよね。あとは、鳥藤さんとこは、鳥藤さんのぽんじりとかいいんですけど、なにせそのまえの定食屋さんというか洋食屋さんが魚介よし肉よしのレジェンドな名店だったのですが、引退してしまいまして残念でしたねぇ...。
まあふたりくらいでひょいっといって、さっと食べて、さっと去るくらいのことできるなら、良い場所ですね。ただ、自分たちは部外者っていうのだけは心に留めておいた方が良い場所だと思います。
場外つれづれ
今は混雑して酷そうですが…。場外だと、タイトルの時点で絶対あれくるだろみたいに思ってた、きつねやさんがなかったのが意外でしたくらいですかね...。きつねやさんはビールですよね。あとはまあ場外だと、お前は何を言っているんだだと思うんですけど、休みの日に休んでるお店にいくのがよいと思います。
それから、場外は私はよくお肉買いに行きます。場内が必然、魚介と野菜の卸売市場なので、場外にですね、良いお肉屋さんがたくさんあるんです。
あと、場外徒然ついでですけど、ご飯食べるのがメインだと、築地と思しき一角の築地から足を伸ばして違う区画の築地に行くと、少し幸せになれるかなと思いますよ。
まとめ
お察しください。なにかございます場合は、個別にご相談ください。
では、良い人生を。
せっかくなので関連書籍おいときますね。
魚をさばく―築地魚河岸直伝 (生活実用シリーズ NHKまる得マガジンMOOK)
- 作者: 生田與克
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/02
- メディア: ムック
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 作者: 生田與克
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2010/01
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
おとなの週末セレクト「旨い安い築地 場内編」〈2012年12月号〉
- 作者: おとなの週末編集部
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る