K-3 + 単焦点レンズ祭り(5) FA28mm F2.8

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532

というわけで、リコーイメージングさんとAMNさんのところのご厚意で、モニターということで、お借りしていた K-3 のエントリもそろそろおしまいです。先ほど、血の涙を流しながら、返送の手続きをとってきました。借りパクしたかったです。

さて、そういうわけで、最後はまた売ってないレンズですみません。

愛の切り札 FA28mm

PENTAX SMCP-FA 28mm F2.8 AL W/C

まちがって、ペンタックスからフルサイズ機が出たら、値段が暴騰しそうなレンズにして、私の偏愛レンズがこれです。なお、ペンタックスからフルサイズ機は出ない模様…。

今は売ってません。いちど悲しい事件がおこってぶち壊れたんですが、さすがにこちらは新宿で修理してもらいました。

それはさておき、PENTAX の FA レンズ群としては、現在販売中の FA35mm と FA50mm はいうなればパラディンと竜騎士みたいなもんで、大正義の逸品です。特に FA35mm はつぶしがきくしカメラを選ばないです。FA50mm はコントラストAFだとときどき厳しいときがあるんですよね。ですが、どちらにせよ、安心の逸品です。エクスカリバーとホーリーランスみたいなもんです。

一方で、FA28mm とか FA20mm は今売ってないんですけどね、FA28mm はちょっと惜しいかなと思います。もっともどちらも、少しいにしえの感じがするところありまして、パラディンとか竜騎士とかじゃなくて、魔剣士とか暗黒騎士とかそんな風情です。FA20mm は最新機種だと暗いところで無双するというよくわからないレンズですが、FA28mm は不思議な雰囲気でちょっと不思議な高画質でうつるレンズです。寄れないのだけ弱点ですが、軽いのがまた良いですね。FA35mm とかは明るいときにやたらめったらよくうつるんですが、FA28mm は少し暗いモチーフのものを撮る方が無双します。

それで、本当に私にとっての愛の切り札、偏愛の切り札みたいなレンズなのですが、今回… ええと、元々腕があまりよくない私なのですが、なおさら残念な結果でした…。レンズは悪くないんです…。撮影のコンディションが他のレンズ向けだったんですね。

というわけで、K-3 + FA28mm の組み合わせです。わりをくってしまったてきな...

もっといい写りのときもありますからね

まとめ

2013年ももうすぐ終わりなのですが、今年は振り返ってみると、キヤノンのEOS 70D とこのK-3 がAPS-C 機種の基準に一本びしっと線を引いた感がありますね。

この K-3 ですが、私にとっては、PENTAX のデジタル一眼レフ機種としては、K10D からの大ジャンプだったので、隔世の感がありましたが、そうでなくても、コンパクトでみっしりした感じともちやすさ、ファインダーの見やすさ、愉快なレンズバリエーションなど、いろいろ楽しい上に使えるカメラでした。地味ながら特筆されてよいのは、持ちやすさとファインダーですかね。
本当によいものでした。K-01 買ってなかったら買ってた。もう少し時間がたったら買うんだろうなぁ… とか思っています。

では、良い人生を。