ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE) はすごい本だ。
ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Brian Kernighan,Jon Bentley,まつもとゆきひろ,Andy Oram,Greg Wilson,久野禎子,久野靖
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: 大型本
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で、ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)、発売した頃に404 Blog Not Found:コードの宝石箱 - 書評 - ビューティフルコードで、すごい紹介がされていてw、ずっと気になってましたが、確かにこれは連休に読むのにとても良い本です。というわけで、今ならまだ次の土日にピークを持ってくれば間に合うよ! とか、そいういう。
「美しい」と言われたときに、考え方や捉え方がそれぞれ違っていて、泥臭いことをあえて引き受けられるかっこよさもあれば、構築美や様式にこだわったもの、それから機能美や実用を追求したものなどなど、いろんな観点が表面的にはあって、それで、観点と表面的に各人が注目してるところは違うけど、でも、最終的にはコードが書ける人の良心に則って、やってみたさって読んでる時の印象が好き。
それから、もちろん、書いてる人も出版社も安心のクオリティなのは間違いないのは明らかなので、しかも、かなり噛み砕いて書かれているのが、また嬉しいところで、天才が跳梁跋扈して、殺伐としてすごく独創的なアイデアで、この世の中は回っているのではなくて、積み重ねでちょっと良くした延長にこういうのがあるんだよって、近くは無いけど、遠くも無い、正しい努力をすれば、ここまで誰だって出来るというのが、全体からにじみ出ていて、そのあたりも好きです。
すごく、漠然とした自己啓発系の本を読むよりは、オラの村祭りで買いためた ebook がことごとく気持ち的にも、内容的にも、勉強になるところが多くて、やっぱり、本は読むものだなと思う今日この頃です。
それから、あとはやっぱり、動くものを書けるのは楽しいしいいことだなとも、最近は思います。
関連
- 作者: 鈴木雄介,Richard Monson-Haefel,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/10/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すごいプログラマと、プロジェクトマネージの間に、もう1段階役割があったらちょうど良いのかもというのと、役割の違いにあんまり貴賎を持たせるのは悪なんじゃないかとかは、この本とか読むと考えさせられます。MFとGKとDFとFWとか、野球の内野と外野とかで、誰がいちばんエラいとかはないしね。まあ、お金は欲しいけどw
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Federico Biancuzzi,Shane Warden,伊藤真浩,頃末和義,佐藤嘉一,鈴木幸敏,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: 大型本
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やっぱりさ、プログラマとか、この当たりに携わるエンジニアって、もっとかっこ良くあるべきだと思うんだよね。