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Pythonのプログラマを志したおいらが買ってよかった5冊の本

10冊ねぇじゃねぇか!! この犬やろう!!
と、まあ、プログラマが読むべき本とかで、なんかいろいろ吹き上がってて大騒ぎみたいなのですが、私は今更と言えば今更ですが、Python がいくつかの特にLL系プログラミング言語の中で一番好きで、PyのPyのPyって感じで過ごせたらいいなと思って、それじゃ志村けんだけど、まあその本を買ったり、写経したりしてます。ぱいぱい。

いずれも今更の本といえばそうだけど、Python の本って、ちょっと殺風景気味で厚くて長い本が多いけど、コード多めだし、良訳や良書が多いので、ありがたいです。もちろん、この本もおすすめだ!! この犬野郎とかあったら教えてください。お願いします。

他の言語に触れたことがあるなら、クックブックがまずおすすめ。

Python クックブック 第2版

Python クックブック 第2版

ちょっと刊行されてから時間もたちましたが、こういうときはこういう風に書くっていう良い実例から触れたい時はやっぱりクックブックはすごい!!
あと、この本は訳がすごくよいので、文章や表現とかの参考にもなるクオリティ。Pyをいかにして料理するか、料理できるかは人生でけっこう重要なことです。
その理屈を知る前に、先に実例を知ったり、例えばこんなことが具体的に出来るから入った方がいい人には本当にクックブックって実用的だと思います。
あと、Java使いの人というか、CとPerl や、JavaPython みたいな組み合わせで学習するのは404 Blog Not Found:初心者本3.0? - 書評 - Jythonプログラミングにもありましたが、西尾さんのJythonプログラミングがおすすめらしいですね。
最近だと、Objective-CPython は結構よい組み合わせですよね。iPhone と GAE を使えて、やりたいことの組み合わせを増やすためには、特に。クライアントとサーバというかクラウドというかそういう感じ的にも。

とりあえず、基本で1冊読破したい場合は チュートリアル

Pythonチュートリアル 第2版

Pythonチュートリアル 第2版

Pyをチューチューしたいわけではないです。絶対に違います!!
こう、私も開発をしてみたいとか、Python とかどうよっ? てなったときにProgramming Python: Powerful Object-Oriented Programming(次のエディション出るのか!!) でがっつり...も良いのですけど、その前に1冊オライリーの動物が書かれた本を全部読んで自信をつけつつ、終わったときにはなんかわかるようになってたい!! という向きにはおすすめです。

python はそのまま、 irb のように、対話型インタフェースがあって、そちらで動かしながら把握するかたちで、終わったときには、補助無しの自転車に乗れるような感じになってます。pythonruby や、あと Perlワンライナーとかそれなりに使える人はターミナルがそのまま強力なツールになってかっこいいですよね!!

そのあとで、みんなではじめよう

初めてのPython 第3版

初めてのPython 第3版

ここらで、初めてのPython 第3版か、みんなのPythonで、さらに知識を整理するのがよい順番だと思われます。もちろん、ちゃんと体系的に覚えた方が速いとう方の場合は順番が逆だとおもうけど、さきにコードを自分で少し動かしてからどうしてそうなってるかを知った方が深くわかりますよね。なので、この私の場合はこの順番。ここでは、私は初めての方を選びました。ちょうど、発売してすぐだったというのもあり。

そこで、もうすこしPythonで何ができるか、何が起こるかを知ることができるのです。
例えば、Pythonではリストは参照渡しをするらしいけど、そのときに、

a=[]
a.append(a)

とかって、どうなるのさ? というのが、わかるとやっぱり楽しくなりますね。

一つ上の実践でエキスパートをめざそう。

エキスパートPythonプログラミング

エキスパートPythonプログラミング

こちらは興味のある章をいくつか読みました、まだ、全てに目を通しては居ないのですが..。これまたとても良書でとても良訳です。
こう、だいたいの乗り方も乗りこなしもわかったときに、じゃあ実用や実践でプロっぽい仕事ができるようになるためにはどうするか? こういう実践的な体系的な本の代表が Python においては、このエキスパートPythonプログラミングだと思います。
便利なツールや環境構築のおすすめもあるので、先にこちらに目を通すのもありかもしれませんね。Python の書籍ってわりと徹頭徹尾というか、いちいちうるさいというか、なんかそういう傾向ありますよね。委員長属性みたいやつ。それを愛嬌と思える人にはPython はやっぱりおすすめ。ぱいのぱいのぱいが大好きなエキスパートになるがいいです。

この実践的なワンランク上をしるための体系の本は、最近充実しましたね。
エキスパートPythonプログラミングや、あと、モダンPerl入門 (CodeZine BOOKS) や、それから、パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)(これは未読) みたいな、この手の実用と実践メインの体系的中級書が増えて来たのってすごく良い事だと思います。少なくとも私にはこのモダンPerl入門と、エキスパートPython はとても役立つ本でした。

タイトルにPython って入ってないけど、入門 自然言語処理Pythonのオツな本。

入門 自然言語処理

入門 自然言語処理

Python の オツな本とか、ほんと色々末期だと思います。なにがPyオツですか!!
この本は原著よりも日本語版の方が、我々にはおすすめで、Python 2.x だと、まだ日本語関連のデータの取り回しで気をつけることがたくさんあるので、そのコードをどう書くか、どう書かれているかとかは気をつけないといけないのです。その他にも、日本語版の付属には、日本語用のツールの解説が充実してて、この1冊で、大学〜大学院の評判のいい講義や演習くらいのクオリティを押さえられるレベルのすごいクオリティな本です。演習は英語とかですけど、NLTK やっほーです。

入門 自然言語処理を禁書にすべき10の理由 | TRIVIAL TECHNOLOGIES 4 @ats のイクメン日記
禁書になる前に買った方が良いです!!

こちらもまだまだ読んでる途中なのですが、Python で、言語解析して、へんなサービス作ってやる!!

まとめ

というわけで、このエントリで画像つきで表示されてる本については、出てくる順番通りに買って読ん(だ|でる)本なのです。いずれも良い本で、作者や翻訳の皆様やコミュニティや関係者の方々に感謝です。
Python は {} の括弧が制御文で出てこないため、コードの書かれ方が特殊で、はじめはびっくりするけど、慣れると読みやすいですよね。書きやすさの印象はひとによっては、Python は書くときにちょっと窮屈という方も居て、まちまちかもしれませんが、私はリズミカルに書いたり考えたり出来るので好きです。
Python 2から3への過渡期で、以降も徐々に進んでますが、2と3の差もそんなに多く無いですし、今の2.xは 3へ移行しやすいためのバージョンだし、3になる前に 2から慣れとくのも良いと思いますよ。最近はますます、Python使いが増えてる気もしますしね。

では、良いインデントで、良い人生をw

2年ばかしたったいま、また、すごい本が

Pythonプロフェッショナルプログラミング

Pythonプロフェッショナルプログラミング

名義がビープラウドですが、中の人はきっと、想像に難くないあんな人やこんな人だと思うので、このエントリついでにどうぞみたいな。