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happ.me どうして作ったの、なんで Djangoなの編

というわけで、しばらくのあいだ happ.me について書きます。 - くるえるはてなくしょん
というわけで、少しずつ。http://happ.me に関連する話題です。初回は割とくだまきエントリですいません。

Web フレームワークはめんどくさいけど、それなりに楽しい。

どういうわけか、私はPython が好きで、あと、それなりにめんどくさい、とくにセットアップがとてもめんどくさいんですけど、Django も好きです。
好きなフレームワークとか、好きなプログラミング言語って、こうフィーリングとか、触った感じとか、セットアップの手順とか、設計思想とかがかなり重要で、出来不出来はもちろんなのですが、あうあわないの方が重要かなと作ってみて思いました。

レンタルサーバなら php がある意味最強だけど、vpsとかになると...

正直、WebホスティングでちょっとMySQLとちょっとだけ、.htaccess の編集okなサーバとかだと、設定やなんだかんだで php が最強っていうのは本当にそうだと思います。難しいことをあまり考えないで、ただ動かすっていうんなら、かなり php が最強です。ちょっと話しそれるけど、レンタルサーバwordpress とかも相性よいですね。
それから、CakePHP は Webフレームワークのなかでは、設置が基本的にフォルダをぽこっと置けば動くしかなり楽で、あとチュートリアルもちゃんとあってそこが結構良い。あと、テンプレートの表示部分のところで、普通にphpが書けるので、ある意味でとても便利ですよね。だけど、私にはあのO/Rマッパとかの処理がこう直感的ではないのと、なんか何回書いても何回書いても、php の foreach の書き方を忘れる…orz

で、上記はphpの良いところなのですが、VPSが使えたり、AWSみたいに自分専用サーバが使えたりすると、php よりも、Perl/Ruby/Python がそれぞれ、CPANや gems や PyPI を使えるので、突然魅力的になってきます。
PerlCatalystモダンPerl入門 (CodeZine BOOKS)で、ちょっと雰囲気をさらったけど、結構好きでした。あと、Perlは日本のコミュニティが最強軍団みたいなところがありますし、そのあたりはいろいろ魅力的ですよね。

Ruby は みんな大好き Ruby on Rails や、あと、なにせ、日本発の強みがあるし、Yugui さんが書いた、きりんさんのとても素晴らしい入門書の初めてのRubyもあるし、Ruby on Rails もちょっとサーバの方で設定出来ることが多いと、楽しくなりますね。で、Ruby お素敵なんですけど、なんか、私にはなぜか、Ruby on Rails があんまり直感的にわからないところがあって、俺..orz。

そして、次にPython なのですが、私はやっぱりPython が好きです。遊びが足りないとか、インデントがいちいちこうるさいとか、selfめんどいとか、import re めんどいとか、委員長属性がきつ過ぎるとかいろいろあるんですけど、なんか、人が書いてくれたコードが読みやすいのと、自分で書いてる時も、リスト内包とか、for item in list: みたいな感じのループが私にはすっと入って来たので、一番気に入りました。{}とかの閉じ忘れとか、セミコロン忘れとかをしなくても済むしw もっともはじめは、for とか class の最後の ":" はすごい忘れてたけど。あとは、Python は世界で結構つかってる人が多いとか、Python 使えるとGAEが使えるとかもあって、それにもひかれました。
あわせて、Django ですが、これは結構好みが別れるところもありますね。で、使ってても思うのですが、はじめの設定とかがすごいめんどくさいw 本当にめんどくさい。めんどくさいんです。だけれど、Django もWebで見られるチュートリアルやリファレンスが充実してて、有志による日本語ドキュメントもあって、そこが便利です。テンプレートがちょっと不便とかはままありますがw でも、こう自分にとって、リズミカルに… というか、あまり考えなくても手が一番動くのが、やっぱり PythonDjango でした。

とにかくいろんな候補や選択肢があるのが、なにより良い事だと思います。あと、国内でVPSがかなりオトクになったのも大きかった。AWSはいろいろ出来て楽しいけど、高くつきがちなのと、ssh してるときに、small インスタンス以下だと結構遅いんですよね...。

と、まあ上記は手段にまつわるうだうだ。

英国から日本のアニメのDVDを買った方がお得なのはなにかおかしい!!

いろいろ書きましたし、手段を講じるのは楽しい。あと、道具にあたるモジュールを作れるプログラマの皆さんとかの方が、サービスを作れるよりもすごいと思うのですが、とにかく、自分で使うWebサービスを自分のために公開するという目的があったのが、今回はよかったと思います。

その昨年末に、攻殻機動隊が見たくなって、なぜか英国で買うと安いとかわけがわからない状況で、特に日本の作品のDVDを英国Amazonから買うと驚異的に安いので、それを手っ取り早く調べるツールが欲しかったんですよね。

で、高いならいらないけど、安く買えるなら欲しいってことが、人生ではままありまして、特にまだ未視聴のコンテンツだと、なるべく楽で安い形で見たいときに、英国Amazonを利用しない手はありませんでした。

一例ですが…

あたりは、英国Amazonで映像方式PALになってしまいますが、Macから外だしするなり、iPadiPodiPhone 用に変換して見るなら、とてもありがたい状態です。

それから、英国Amazon はCDやDVDだとどういうわけか、??3.5と、だいたい、500円から1000円くらいでそこそこ早く日本まで送ってくれます。そんなこともあって、どうにか便利にできないものかと。

そのときに、立ちはだかる問題は、攻殻機動隊は英語でなんというのか、とか、じゃあさよなら絶望先生は、どう検索するのかとか、意外と難しいw 秒速5センチメートルはとかもw まあ、割とそれぞれそのままですけどw 逆に紅の豚とかはどうなるんだとか、もう、わけがわからないんですよw

と、調べてたら、どうやら、タイトルだけなら自動翻訳の性能がそこそこ良い…ということで、つくってみたら面白く見えそうだし、何より自分のために役に立つ!! というのが、きっかけでした。

Python なら、バッテリ内蔵なごとくいろんなことが書けるだろうし、やってみよう!! というのが、長くなりましたが前置きです。

近日中に、ロゴを考えたりした内容と、サーバの設定編に入ります。Python のコードの登場まではもう少しお待ちを...