ツンにつづいてデレ - 紀里谷和明はツンデレ
前に私が紀里谷さんについて書いたエントリ がツンだとすると、今度はデレを書くよ。図らずも今回の紀里谷作品 GOEMON も、前回よりはある意味でデレ作品らしい。
GOEMON インタビュー: 紀里谷和明監督 インタビュー (2) - 映画.com
友人曰く 紀里谷和明は天才ではなくて人間代表のすごさ
札幌でVJやってた友達が居て、彼もまた私にとっての師匠のひとりで、映像や画像作成を教えてくれた、というか意見があったというか、映像の好みが一致したのだよね。あと、見てて気持ちいい映像を大事にしろというのと、見てるときの気持ち悪さの原因がわかるようになって、それを回避しろって教えてくれた。そんなこんなで、結婚式のありがちなプロフィールビデオとかDVDの編集や作成とかはみせられるレベルで私も出来るようになったんですよ。*1
特に、
「音声と映像の間の悪いときと、寄りと引きが逆とかは、直し方を知ってればよくわかるんだけど、知らないと本当に最低になるからな、と。あと、感じる善し悪しとか、ヘンなところとは、今まで見て来た映像とかの蓄積を元にしたカンで直すしかないときもある。で、多分、わからんやつには一生わからん類いのもんだと思うわ。」って言っていたのは自分でつくってみたらよくわかりますよ....。実際わかったしね..。
で、
「本当にすごいやつって、そのどうしたら面白いかとかが、数学の問題見たら答えがわかっちゃうレベルで感じるレベルでわかるんだと思うわ。で、凡な人はまあ、一歩一歩計算していくしかないと思うんだよね、」と。
そして言っていた事は宇多田のダンナの紀里谷和明は、抜群に神の声や天使の声が聞こえるようなセンスの持ち主というよりはある意味で凡才というか、人間代表を突きつめたところがあると言って、飲みながら話してたモノなのです。当時はやっぱり映画よりもPVの話をしていることが多かったかな..。
その紀里谷監督はこう人間臭く一段ずつ現実的に映像をつくりためていく感じをすごい受けるのと、その結果として、ああいう非現実的なすごいCGをつくってるところがヘンというか面白いというか、そういうところはあるね...と言っていた。
紀里谷作品ですごいのは、宇多田ヒカルのtraveling の出来はつくりこんだすごさがあるし、光はなんか人間っぽさが逆に一気に出てて楽しいしとんでもないし、好きです。日本のPVで結構すごかったのは、宇多田とナンバーガールの演奏シーンに基づいたPVはけっこう凄かった、あとは電気グルーヴのケーキがガス爆発するやつとか、他にも思い出したらおいおい。
YouTube ちょっとずれてる?
とりあえず、これを見るといい
そして、その上でPVは、とりあえず、これ見とけっていつも話してた。
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もうたぶん在庫がないのだけど、上のボックスがDIRECTORS LABEL スパイク・ジョーンズ BEST SELECTION [DVD] と、DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION [DVD] と、DIRECTORS LABEL クリス・カニンガム BEST SELECTION [DVD] が入ってて、こいつらおかしいだろ!!ww っていつも騒いでたし、今でもよく見る。
特に、ゴンドリーのDaft Punk と Kylie Minogue 、カニンガムのマドンナとBjork 、それから、スパイクのは Fatboy Slim のが それぞれさらに抜群です。三者三様ですごいから。一度はみたらいいと思うよ!!
気が向いたらYouTube のリンクをまとめます...。まあ全部有名だよね。
雑多なエントリでしたが、みんなもっと良い映像作品を評価しよう!! って話題でした。
関連はこのあたり
宇多田の元ダンナの紀里谷和明は5分以上の映像作品を作らない方がいいと思う。 - くるえるはてなくしょん
情熱大陸 「紀里谷和明」監督 – 工作室 で、coza4さんのサイトをハブに以下
情熱大陸(映画監督 紀里谷和明さん) - akisanの日記
http://www.satsuei.net/a-blog/kaz.php?ID=962
GOEMON インタビュー: 紀里谷和明監督 インタビュー (2) - 映画.com
*1:彼はそれなりに素材撮影もできる。私は出来ない...。