結局、モントゥー先生の decca スペシャルボックスをですね...

Pierre Monteux: Decca & Philips Recordings, 1956-1964

Amazon ははやくデジタルストアミュージックに上記を置くべきであるといえよう...。そうじゃないと機会損失しますよと。実際、いつもの3000円で上記が買えたなら買ってたのに、モントゥー先生のこわいリンク集 - くるえるはてなくしょん にて下調べした結果、結局、どこにも円盤はないらしいと。それで、私はアメリカにいたことがあって、北米アカウントも持っている手前、decca の箱を、iTunes Store で買ってしまいましたとさ。Pierre Monteux - Recordings 1956-1964 - Pierre Monteux ですね。

ムラヴィンスキー箱買い、エイドリアン・ボールト卿箱買いときて、モントゥー箱買いと相成りました。最近は少し生きて行く気力がわきました。

モントゥー先生のこちらですが、録音された世代としてはだいぶ昔なのですが、録音も音質もかなり良いです。こないだのエイドリアン卿の箱祭りも個人的には素晴らしかったですが、こちらも録音よいです。演奏については何も言う必要はないでしょう。テンシュテットの EMI とかも音質なおして出したら良いかもですよね。EMI はいろいろムラがある印象が。decca はある程度ぶれない感じありますが。

それで、モントゥー先生のこちらですが、実に素晴らしいです。エイドリアン・ボールト卿の箱と守備範囲が結構違うのが素晴らしいですね。エイドリアン卿は英国ベースにちょいちょいドイツ界隈で、追加でロシアとレパートリー広いんですが、モントゥー先生は活躍の幅が広く、バッハにドビュッシーにラヴェル、ハイドンにブラームスにチャイコフスキーにストラヴィンスキー、さらにはシベリウスまで...と、エイドリアン卿とモントゥー先生があまりかぶってないのが、個人的にはありがたいです。ついでにムラヴィンスキーの作品の数々がチャイコフスキー、ブルックナー、ショスタコにもろもろみたいな感じで、そちらもかぶってないのでうれしいところ。

全く持って個人の感想ですが、ムラヴィンスキー、エイドリアン・ボールト、モントゥーと自分がちょうど偏愛発揮出来る程度に素晴らしいお仕事をされていて、曲もちょうど乙なところ多めで、大変に有り難い日々です。最近は少し生きて行く気力がわきました。

もし聴いた事がなければ、ムラヴィンスキー、エイドリアン・ボールト、モントゥーと、よかったらちょっと聴いてみて欲しいな...と思う程度には大好きです。

では、良い人生を。