ちょっと尊敬した不幸になる生き方 - あったらしくるえるはてなくしょん

作者: 勝間和代
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2010/06/17
メディア: 新書
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いや、ほんと、レビューすごい。 Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: 不幸になる生き方 (集英社新書)。

最近ちょっと思ったのだけど、勝間さん自身が信者うぜーーーと思ってるんじゃないんだろうか。不幸になる生き方っていう本を買って読んで不幸になった!! って、いや、そういう本だってタイトルに書いてあるのにね。不幸になる生き方っていう本を買って読んで、すごいレビューを書いてる人とかすごいなと思います。その前向きな行動力に絶望した!! ほんとすごいと思います。*1

勝間さんといえば、壮絶な表紙芸で一世を風靡していたわけですが、タイトルとカツマスフィアを駆使した芸風に変わっていてフリーザを見ているようです。なんか、あの方の行動力とかが過剰なところの悪い方ばかり増幅されてるけれども、いろいろやれるだけすごいじゃないですか。私なんか、出版社で出るような本書いた事ないしね...

ここからは真面目に。

勝間さんって、実は、

お金は銀行に預けるな金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

作者: 勝間和代
出版社/メーカー: 光文社
発売日: 2007/11/16
メディア: 新書
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みたいに、何か良い事にめぐりあうようにしようとか、手に入れようっていうよりは、むしろ、悪い事を避けようとか、へんなものを掴まないようにしようとか、失敗しないようにしようとか、嫌な事を避けよういう方で、著書では才能を発揮するところがあると思うのです。リワード駆動かペナルティ回避駆動って言ったら、抜群に後者で輝くというか、後ろ向きで前向きというか、そういう感じなんですよね。合格したい!! じゃなくて、失格になりたくない!! で動いた方がいい仕事をする感じなんです。

他にも、どこに行けばいいのか知っているとか、勘でどっち行くといいことがあるかわかる、というのではなくて、逃げ方を知っているというか、やばい方がわかるというか、マイナスとマイナスをかけてプラスにする方が得意な感じ。だから、今回みたいな、ネガティブっぽい内容のことは多分、勝間さんの得意技だと思うのです。

で、上記でピンときた方は、私もそうなのだけど、マイナスかけるマイナスのプラス思考の持ち主で、何を避ければ良いのかがわかる人だと思います。私もそうで、マイナスのマイナスなプラス思考の持ち主です(笑)

で、そういうまっとうな勝間ファンの人は、本当はなにをしたら良くなるを知っているのではなくて、何をしたら悪くなるかわかった上で、その悪くなることを避けようとするわけで、不幸になる生き方とかは買わないわけなのです!
勝間さんから出された断る力の追試だってわかってこそ、真の勝間ファンというもの!!

不幸になる生き方を断る力を試されているわけです。こういう勝間さんの心意気に私は感銘を受けたわけです。