五月三十五日とか、飛ぶ教室とかふたりのロッテとかエーリヒ=ケストナーが好きだった。

飛ぶ教室 (講談社文庫)

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)

五月三十五日 ケストナー少年文学全集(5)

エーミールと三人のふたご (岩波少年文庫)

このあいだ、書店で見かけておお、懐かしいと。新入生にお勧め。中学とかの(笑)。ちなみに母のすすめでした。エーリッヒ・ケストナーはいい作家だと思います。
なぜか、

1. 夢がある
2. 物語がある
3. テラシュールww

だからです。

例えば、私はその人でないと出来ない技、知性、人格、とかにはもちろんひかれるのですが、表現の限界に挑むというか、それでなければ出来ない表現が大好きで、落語も小説もそれで好き。落語の頭山とか、ありえないしww。小説も、小説の空想、想像だからできることがあって、それが発揮されていることがすき。漫画もある程度そうね。だから漫画原作のドラマはたいてい面白くない*1。
あと映画もCGを使いまくったぜよりも、低予算でどこまで出来るか、どこまでやったかみたいな映画が好き。とても。弾丸ランナーとかね秀逸。

だから、エーリッヒ・ケストナーがかなり好きなのです。もう少し若かった頃の私にとって彼はストーリーテラーで魔法使いでしたよ。

*1:のだめはリアルで曲がなるのと、キャストがよかったからちょいと好き。指揮のホルンもっと小さくとかはちょっとワロタけど