ついつい手を出してしまう、PIZZICATO ONE のわたくしの二十世紀
誰にでもおすすめの超絶名盤!! というわけではなくて、どちらかというと、どこかぼそぼそとしていて、Arab Strap を聞くような感触に近いのですが、なんとなくついつい手が出てしまう感触があります。
わたくしの二十世紀というタイトルがまた、ちょっと複雑なんですけどよいですね。ONE じゃなくて FIVE だとすると、連想されるのはそれははからずもやはりそれは野宮真貴さんのゴージャスなお声というのがあり、それは素晴らしいのですが、一方で支配的すぎて、なんでもマヨソースつけて食べたらおいしいとか、カレー粉かけたらなんでも食料というかそういう風情があって、それで、そのオプションを封印して、しかもどこかぼそぼそとしたアレンジで、ぼそぼそと聞いてるのがどこか好きです。いや、これは、ゲストヴォーカルのみなさんが、これまた素晴らしいというのがあるのかもしれません。
あと、録音が良いので好きです。
結局、こういうアルバムが好きだということは、私も若くないということなのだと思いますが、でも中学生くらいのときから変なもの聞いて育ったので仕方ないですね。むしろ、そのときとあまり変わってないみたいなところもあります。
では、良い人生を。
- アーティスト: ウェス・モンゴメリー,ハービー・ハンコック,ロン・カーター,グラディ・テイト,レイ・バレット,ジャック・ジェニングス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: CD
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