あったらしくるえるはてなくしょん

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坂道のアポロン コミック 1-9巻 セット (フラワーコミックス)

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風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

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プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)

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明日また電話するよ

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以下うだうだと本当に余計な余談

学生時分とか若い頃とかは友人も少なく今よりさらにねじけていたので、マニアックなのをあげるタイプだったのですが、最近は逆に衒いもなく堂々と王道みたいなのをあげたりするタイプになりました、漫画については。いや、今も友人は少ないし、若いんですけど。
こう、ネットがきっかけの会合とか、最近伺えていませんがスゴ本オフとかだと、みなさま全員なんでもかんでも詳しいので、狙いすぎるより逆に火の玉石直球ど真ん中ストレートとか投げるようにする...みたいなところがありますでしょうか。別にマニアックなのとか、そんなにみんなに分かってもらえる話でもないし、よっぽどじゃない限り、熱くなって話してる本人ほど周囲は楽しくなかったりしますし、中途半端なお宅の陥る罠はそこら編にある気がしています。だもんで、そのあたり面白く伝えられるスゴ本オフの面々の皆様とかDainさんを筆頭に本当に異常だと思います。逆に偏愛を語る時はなるべく普通にしてた方が逆に面白いみたいなこともありますね、タモさん的ですが。

一応、オリジナルフォーマットの巻数を目標にはしています。それで短い巻数の手塚治虫作品にも名作数々あるのですがフォーマットがよくわからなかったので入りませんでした。あと手塚作品だとひとつ選んだときに火の鳥全部...がいいかなぁ...とかちょっと思うので。
それから全1巻のところについては、ちょっとすみません。いろいろな意味ですみません、ですが、なんでしょうベストアルバムをつくったらオリジナルアルバムみたいになった...みたいなのを感じるところもあるので。いやまあ山本直樹先生を引き合いにだして感じるところもあるとか言うのがすけべですね。あと、一般に知られてる話題については触れますが、ネタバレはそんなにしてないと思います。

さて、寄生獣については何も言うことは無いと思います。蟲師も全10巻 完結で、アフタヌーンどんだけ...みたいなところはありますが。

ついで、全9巻枠。名作枠的にはキャンディキャンディとかありますが私が読んだことがありません。あと、坂道のアポロン BONUS TRACK(10)があるけど、そこはまあ細かいことは気にせずに。世間には貴腐香を好まれる方がいらっしゃって、だけどそういう方にもいろいろとタイプがありますようですね。公式にもその要素が用意されてわりと堂々と滲み出てて真っ向から打ち返せるタイプの類いと、一見そうではないことになってるけど結果的にそうなってるというタイプの類いのものがあるようです。前者の方はまあそうだよねみたいになって一定のそこそこな評を得て、後者の方が熱狂的なハイリスクハイリターンになるみたいな傾向があるのかなとか思います。それで、そういうソーテルヌな方々のせいで、逆に普通の男性枠から遠ざかりがちな作品のツートップがタイバニとこの坂道のアポロンかなとか勝手に私が思っているのですけど、どっちも普通に良い出来に思われるところがあって好きです。タイバニはバニーちゃんきゃっきゃうふふとかよりも作中の謎のヒーローシステムみたいなのが好きで、坂道のアポロンは淡々としてるところと昭和っぽいところとサブのエピソードが好きです。

次、全8巻枠。パイナップルARMYですけど、私は浦沢作品の中でこれがいちばん好きです。ここはよく変わってると言われます、確かに名作が他にもありますし。でも、浦沢作品についてはやっぱり原作が別の人の作品の方が好きですね...。浦沢直樹とか一流の漫画家ですがそれよりも超一流の漫画画家みたいな印象があります。
あと、この作品、20世紀くらいの近現代史の視点として、アメリカがどこと戦ってるみたいなところと、テロの変遷みたいなところが大事みたいなところが、図らずもあるのですが、今となっては少し昔のことのように見えてきた冷戦構造と、あと今も通じるモダンなテロリズムについてとが抑えられてるところがこの漫画の面白い側面かなとか思っています。第二次大戦で全体主義と戦い、冷戦で共産圏と戦い、世紀末からミレニアムにかけてイスラム過激派と戦い、21世紀半ばにはアメリカとインドと中国が戦ったらちょっとどうしましょうねみたいには思います。少しだけ。

ついで、全7巻枠ですが、ナウシカ。ぐうの音もでません。ぐう。こちらも良いですよね...、私は漫画が結構違うというのを知らなくて有識者の方に教わって読んだのが最近だったという、幸か不幸か。でも大人になってから読む楽しみがあったというのは良かったのかなとも思います。ジブリの映画でラピュタとかが100点満点で90点以上だとすると、ナウシカの映画はそこまでではなくて80点前後かな感があるんですけど、漫画の方のナウシカについては、100点満点で53万点です。

さらに全6巻も同様です。AKIRA の映画も結構面白いですが、これまた漫画がレジェンド過ぎますね...。後に与えた影響が大きすぎる感がありますね。昔の浦沢作品とかかなり意識されてる感じがありますし。全6巻といえば、ちゃっと終わったテルマエ・ロマエも素晴らしかったですが、なにせ相手が AKIRA なので...、という。

全5巻については、孤独のグルメも好調なこれまた原作が別でいらっしゃる場合に超一流漫画画家感のある谷口ジロー先生のものを。これはネットでご飯食べる話題のときによく貼られる画像を見なかったら読んでなかったかも、と思います。世の中どこにきっかけがあるかわかりません。あと、ここは皇国の守護者 コミック 全5巻と少し迷いました。皇国の守護者有識者の方に教わったのですが、名作漫画です。読者目線では結構いきなり設定もわからない戦場に放り出されるのですが、不思議と置き去りにされない感じの巧みさと、でも戦場に放り出されてる感触とがとても素晴らしいと思います。

全4巻枠。逆に幸村誠作品は岩明均のように構成とか画とか含めて超一流の漫画家感があります。プラネテスの1巻がKindleだと無料とか完全にブラックホール感ありますね...。プラネテスはちょっと変わってて、何回も読んでも何回も読み返しても違う見え方がして楽しいという印象があります。私が忘れっぽいのか気が変わりやすいだけかもしれません。

全3巻枠、もしはたらく冨樫がいたら手塚治虫以上のレジェンド漫画家だったかもしれませんが、はたらいてたら冨樫じゃない気もします。ハンタも幽白も面白いのですが、冨樫作品でいちばん面白いのレベルEだと思います。レベルEみたいな漫画、他にないんですもの。ちゃんと終わったし。あと何でもバトルとか対決ものになるみたいな風潮がどうしてもあったりしますが、そんな風にならなかったのとかもありがたいですね。
全3巻完結については、偏愛対象がひとつあります。週刊少年誌グランドスラムを達成した大物漫画家鈴木央先生の僕と君の間にが、往年のスクエニになるまえのスクウェアの一部ゲームのような雰囲気があり面白いので、そういうのが好きな方は良かったら。

残りわずか。All You Need is Kill については、奇麗に技がかかって完全に読み切って序盤中盤終盤とスキがなく角とか桂馬がぴったりで詰んだ...みたいなそういう雰囲気が好きです。

最後の全1巻枠はまあしょうがないです。いろいろしょうがないです。

では、良い人生を。

いや、もっとこういうのあるだろうが!! みたいなのあったら教えて欲しいです。年末年始はゲームとか漫画とかあると捗るので。仕事も捗るけど...。

すけべな女の子(Live ver.)

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