あったらしくるえるはてなくしょん

id:kskmeuk あったらしく

裏・今年よく効いた音楽のお話

今年よく聞いた音楽のお話 - くるえるはてなくしょん の続きです。毎日寒いですねぇ…。その寒さに負けない感じのエントリですみません。ベリー苦しんでます。前回は少し緩いエントリですみません。今回はもう少しマイペースなエントリです。

こないだ、日本の年末らしく、Beethoven の第九でも - くるえるはてなくしょんとか言って、モントゥー先生!! とか言ってた気がしますが、もう1年とかで、目眩がします。加齢に伴って、華麗に1年が過ぎるスピードははやまりますが、お子様降臨すると、ヤフーなみの爆速で1年が過ぎて行くので、皆様もお気をつけくださいませ。

それで、ブログ書くとか、他の何かするとか圧倒的にもう大変で、せいぜいが腹いせに寝るときや移動中にあれやこれや聴いてすっきりしていた系とか、今年を振り返ってよく聴いたか聴かずかを問わずして、印象的だったいくつかをさらにピックアップです。

クラシック関連でいくつか

まずは、クラシック関連でいくつかです。冒頭にもありますが、余裕がおありのかたは、日本らしくベートーベンの第九をモントゥー先生のでというのは、本当におすすめです。それはさておき...

SFS と MTT

オーケストラは未来をつくる マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦

オーケストラは未来をつくる マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦

実はそんなモントゥー先生も縁のあった、SFSとMTTですが、今年はちらほら聴いていました。昔書いたのですが、ポストモダンテクノロジックエモーショナルシンフォニー あるいはアメリカののだめのリアル千秋先輩のようなお話 / オーケストラは未来をつくる マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦( 潮博恵 著 ) - くるえるはてなくしょん こちらにでてきた、Keeping Score のなかで、マーラーが話題だったんですが… そちらではなくて、とくにタコ5と、ついでベルリオーズが好きでした。
Keeping Score: Symphony No 5 [Blu-ray] [Import]

Keeping Score: Symphony No 5 [Blu-ray] [Import]

タコ5は、日本で買ってもあまりかわらないですが、ベルリオーズのは、本国アメリカのKeeping Score-Berlioz: Symphonie Fantastique [Blu-ray]こちらから買う方がお得です。

私の地元の方がロシア系北海道で私の祖父が見た目がロシア人風とかというのもあり、そういう二乗なので、わりと、ロシア関連の作品を好んで聴きますが、MTTさんのお仕事は話題のマーラー系よりもロシアのとかのほうが好きです。

アバド先生のマーラーとか

Abbado Conducts Mahler Symphonies 1-7 [Blu-ray]

Abbado Conducts Mahler Symphonies 1-7 [Blu-ray]

Lucerne Festival Orchestra [Blu-ray] [Import]

Lucerne Festival Orchestra [Blu-ray] [Import]

うちのPS3で一番再生されてる Blu-ray が恐らく、アバド先生の作品群で、今年もお世話になりました。マーラーの5,9。それから、バッハもしばしば思い出して聴いて幸せな感じになったりしています。

Brandenburg Concertos 1-6 [Blu-ray]

Brandenburg Concertos 1-6 [Blu-ray]


今日も再放送してた、佐久間正英さんのドキュメントとか見るの結構つらかったんですが、アバド先生のとかも見てるの結構辛いんですよね…。演奏がよいからなおさら辛いところもあり。とはいえ、的な。

好き嫌い別れる系のアバド先生ですが、やっぱり最高素晴らしい指揮者のひとりだと思います。

気づけば、今秋に

こちら既発になっていて、どうなのだろうと思ったりしています。海外のレビューがまちまちで。

ソフロニツキ先生

Russian Archives-Sofronitsky Plays Russian Piano M

Russian Archives-Sofronitsky Plays Russian Piano M

むかし、2ちゃんねるっていうみんな親切なSNSにて、私、まだ学生なんですけど、オイストラフっていう人と、ミケランジェリっていう人と、ホロヴィッツっていう人が好きなんですけど… って言ってたら、親切なひとがおしえてくれましてというのがきっかけだったのですが、それでソフロニツキというピアニストの曲をいくつか聴いており、今年は何となくよく手が伸びる一年でおりました。逸話としては「リヒテルは天才だ!」みたいなことをいったら、そのリヒテルに「私が天才ならあなたは神だ」くらい言われたとかの伝説のピアニストですが、確かに伝説でした。

せっかくなので、とりあえずAmazonの検索結果おいておきますが、スクリャービンショパンとかよく聴いていて、確かに素晴らしいです。録音とか古いですけど、なんというか、誰とも違う、かっこよくて入ってくる感じの演奏をされますね。おそロシア、今も昔もおそロシア

今年もいろいろありました…。

つづいて、ノンセクション的な。

ストロマンス

Last Romance

Last Romance

一部の壊れてる人たちに絶賛愛されてる、某バンドで、解散済ですが、先の Pavement とか問題にならないっぷりのバカ渋ボーカルのよれよれ酔っぱらいでどうしようもありませんが、普通のひとは大好きなバンドですね。
こちらが最後のあだ花みたいな感じで今までの芸風とちょっとだいぶ違うのですが、平日に聴くならこちらです。世界的に、男女ツインボーカルの成分が圧倒的に不足していて、芸人のバービーボーイズのカバーですら、大騒ぎな昨今ですが、その風潮をいちはやく掴んでいたかどうかはまったくしらないですが、まさかエイダン先生が、しれっとそんなトラックいれてくるのが驚異的でした。しかし、男女ボーカルでいけるバンドもっと世界的に欲しいですね。常時じゃなくてもいいからたまにでもいいからとかで、そういう成分がほしくて、スーパーカーマイブラやこれやらを聴く日々というのは、幸せなのかなんなのか全くわかりませんが、とりあえず、男女ツインボーカル成分は今後もたりないと思うので、みなさんがんばってください。

Ametsub

LINEAR CRYPTICS

LINEAR CRYPTICS

変わってる方には、agraphの方がおすすめなのですが、普通の方には、圧倒的に Ametsub のほうがおすすめです。

つうか、

All is Silence

All is Silence

新譜でてた…。しかも好評みたいですね…。いろいろ疎くなるのって、こういう感じなんだなとか、そういう毎日が日々です。ほんと。久しぶりに神保町とか行きたい…

Laideronnette

Laideronnette

なんか、関連作品置いておきますね。

ミネラルたっぷり

The Complete Collection

The Complete Collection

今年はいろいろありまして、元気が必要でした。元気が必要なときにはミネラルです!! と、いろいろなかたがおっしゃるので、ミネラルを補給していました。聞きしに勝る効き目でした。

うそでもいいから

Tellin Stories: Expanded Edition

Tellin Stories: Expanded Edition

今年はいろいろありまして、元気が必要でした。嘘でもペテン師でもなんでもいいから、いろいろ必要なときがあります。物語をおしえてくれるひとは、だいたい嘘つきとか、意味深ですね。シャーラタンズ、このアルバムと前後当たりがスタジオワークスとしては、大変に素晴らしいですね。

kocorono

kocorono完全盤(紙ジャケット仕様)

kocorono完全盤(紙ジャケット仕様)

はやいもので、今年も12月です。リサリサ先生 たばこ逆さだぜ案件が、一升瓶3本で答えが無い感じの方から飛んできたのはつらかったですね。

本年中はお世話になりました。

また来年もいろいろあるのだと思いますが、生きている限りは楽しく生きて行きましょう。いやしかし、気づいたら去年新譜がでてたし、まだ未聴とか多くて、年だなとか思います。

では、良い人生を。