中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい? ーNHK_PR1号 / ゆるい鬼才の舞台裏というか、楽屋の中のゆるそうでゆるくないでもゆるい そんな、NHK_PR さんのお話
- 作者: NHK_PR1号
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/04/19
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twitter って、今はもう、それこそ、電話番号のようになってしまっているし、相互監視状態がきつくなってきているというか、ちょっと一時のmixiやfacebookよりもともするとめんどくさいというか、au のお客様サポートや、マイクロソフトのサポートから、突然失礼します。みたいな感じで、iPhone がやたら ○になったり、デスクトップから、どうやってペイント起動するかわからないことについて、いろいろ飛んでくるんですけど、こんなとき、どんな顔すればいいかわからないの...。
あと、政治的なというか匂いが随所でたちのぼりまくっているかなとか。
それで、超絶適当きゃっきゃうふふなにこれ状態がときどき懐かしかったりするのですが、中の人などいない NHK_PR が無双してた頃って、twitter がエラー画面が猫でカオスだった頃から一息ついて、またちょっと違う風に面白い動きをしてたころで、そんなちょっと愉快な頃のことを思い出したりして楽しいので、ヘビーユーザだった人はそれだけでおすすめです。
いろんなことがとっても楽しく、ときにはつらく、うまく行ったお話
結構、もうこういうことでやっちゃおう、えいっ! っていう、プロの犯行は、やっぱりプロの犯行だったというか、いろんなことが、時に楽しく時に失敗しながら、それでもわははって感じで楽しくうまく行く話というのは、面白いと思います。あと、血が滲むとか砂を噛むとかそういう苦労自慢とかの末、秒速1億円で年収10倍効率10倍ドヤ顔本満載の中で、すかーんと面白かったりしますね。
それで、楽しいお話のほうがけらけらとした感じなので、震災にまつわる話がちょうど、振り子が反対に触れたようにがつんと、本当にがつんと来て、twitter で反応があるところとか、はてブコメとかもそんなところあるのですが、そういうの見てるの、楽しいとともに、ときに直撃弾すぎてしんどいときとか、結構あるんですけど、そういう業みたいなものを、あのアカウントが裏側で引き受けているのは、ありがたいとともに、中の人などいないのでしょうけど、しんどいことだったろうなと思います。クゼみたいですね。なんとなく。
それで、あのアカウントの意図を補完する上で、この本があるのはとても良いことなんだろうなと思います。
失敗とか体感とかのお話が印象的で
こないだ読んでた為末大先生の本とかとも、少し関係するんですけど、失敗を気にし過ぎないとか、体感を大事にするとか、一見普通に見えるその普通があんまりよいことじゃないことあるとか、ある種の覚悟を決めることの大事さとか、やっちゃう勢いとか、そのあたりに薄い共通の感覚があるかなと思います。
最近はまた少しずつ考え方が変わってきてることあって、失敗しちゃだめみたいなのって実はだめなんじゃないかとか、やってみないとちゃんとわからないこともあるとかって、見直されてきてて、ちょっとそれはいい風潮なんじゃないかなとか、思っています。
しょうがないことって、ありますよね。では、良い人生を。
- 作者: finalvent
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