NHK 達人達「為末大×加藤友朗」

主題歌が椎名林檎というのが、またアレな感じなのですが、最近、ノリノリでウッキウキのNHKが、
SWITCHインタビュー 達人達（たち） - NHK
なる番組をやってますね。

それで、
SWITCHインタビュー 達人達（たち） - NHK
こちらが、NHKに為末大先生が登場するときはだいたい神回な法則通りになかなかの番組でした。対談相手がまたよかったと思います。普通に話して面白そうな人のときは編集し過ぎ感があるのがたまにキズでしょうか。

ですが、安定のクオリティでした。ただ、課外授業 ようこそ先輩 為末大の回が気がふれるほどよくてスリッパで走った。 - くるえるはてなくしょんには負けるかなー。

為末大についてはもういいですよね。加藤さんはとくに移植手術のスペシャリストで、こちらこそブラックジャックによろしくみたいな感じですが、特に、一度体内の臓器を取り出して、腫瘍等を切除して元に戻す手術について、番組内で紹介されていました。手法もですが、30時間ぶっつづけで手術とか、そのあたりもおいおいブラックジャックか...みたいな。あと、7千万円用意していただこうとかあれば完璧ですかね。

両者ともにとても前向きな方で、海外に打って出る系のフロンティアにして、身体についてのプロフェッショナルということもあり、移植じゃないやw、異色対談にしては、かみ合いつつ、盛り上がったトークになってました。
より抜きのポイントはいいところフォーカスされてたなとは思うのですが、これ編集過剰だろって思うくらいで、むしろ、普通に話してるところもっと見たかったですね...。他の回との兼ね合いもあって難しいところなのでしょうが。ただ、今回の両氏においては、前々からちょくちょくNHKで追いかけてた方というのもあり、途中の映像素材がばっちりなのが多くてそこは素晴らしくGJでした。

あと、余談ですが、アメリカでの加藤さんの仕事が紹介されたときのクリップが、abc ので、チャールズ・ギブソンさんで、ああ、懐かしいなどと思いました。チャールズ・ギブソンさんのabc のポッドキャストがなくなってから、とんと見なくなってしまいました。神番組だった。あれも。

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最近は、もっぱら、Remote で音楽をならすのと、NBAのハイライトをみてばかり...

さて、NHK って、ちょっと変わった人にフォーカス当てるの大好きですよね。

プロフェッショナル 仕事の流儀 にて取り上げる方々もそんな感じでしょうか。あと、当たり外れが激しいのですが、http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/ こちらも。

最近だとあまちゃんの件もあって、みいつけた! の件もあって、NHK、クドカン好き過ぎだじぇじぇって感じで、それでもなんかイッスーって感じではあるのですけれど、他にも昔から、談志が好きとか、いろいろありますな。ポップジャムとかも斜め上でしたし。まあ、お金があるのはいいことです。やりたいことができるのもいいことですね。

では、良い人生を。

関連

まずは為末大先生

走る哲学 (扶桑社新書)

走りながら考える

番組中で、この2冊が引き合いに出されてました。確かに顔つき違いますね。

日本人の足を速くする (新潮新書)

真摯にして愉快な名著ですね。なにがすごいって、本当に速くしたからね...

あと、

負けを生かす技術

これ、まだ未読ですが、良書の可能性が。為末大さんって、コーチがいなかったことが有名ですが、これがうまくいったのは、ポジティブだったこと、失敗したことへの解析と対策が抜群だったこと、余裕があったこと、これらが、機能してたと思うのですが、特に、オリンピックの転倒の件とか番組でも触れられていましたが、今、すべて整理された状態で為末さんが語っているのは、なんというか、爽やかというか、かっこいいエピソードでした。

加藤先生関連

これらも番組中で紹介されたものですが。

「NO」から始めない生き方 〜先端医療で働く外科医の発想

医療技術についてもですが、それ以外の内容が楽しそうかなと、語り口を見ていて思いました。

GUY 1 〜移植病棟24時〜 (ヤングジャンプコミックス)

こちらも紹介が。マンガの例にあがってた症例が、1.8kg の子どもの肝臓手術とかでって... 医療の現場も壮絶ですね...

その他。

いろはにほへと/孤独のあかつき

いきなり林檎曲がながれてびっくりしました。番組のテーマだったそうで。そういえば、NHK、椎名林檎も好きですね。