Ultimate Ears のヘッドホン3種(UE4000, UE6000, UE9000), イヤホン UE900, ワイヤレススピーカー2種( UE BOOMBOX, UE MOBILE BOOMBOX ) をタッチトライしてきました。
お久しぶりなんですけど、AMN, Fans:Fans, Ultimate Ears のブロガータッチトライイベントにて、Ultimate Ears の新機種をいろいろ試させていただく機会があり、伺って参りました。
UE、初のBluetoothスピーカー「WS800/500」 - AV Watch こちらと同じ会場ですね。1日限りの...ということだったんですけど、セットとか充実しててメッセとかのブースみたいになってて、なんかオサレ空間でした。
ブロガーイベントいったのとか久しぶりだったんですけど、そういえば、一応、AMNパートナーブロガーなのでした。「ククク…俺はAMNパートナーブロガーの中でも最弱…」みたいになってますけど、まあそれはwってことで。たぶん、選考された理由はもらっておいて、平気で dis るとか、愛が満載だからだと思います。
さて、今回は、オーディオ主にヘッドホン、イヤホンの話題ですね。
実は...かつてオーディオデバイス系のメディアに寄稿した黒歴史なんかもあり、特にイヤホン、ヘッドホンあたりは日常だし興味があるし...あとはですね、
fansfans の第2弾キャンペーンで、ロジクールの Mini Boomboxをいただいたのだけど、5,000円でこれはお得感が高すぎる - くるえるはてなくしょん
思っていたものより良いものだ再び。安心のロジクールさんからの、Ultimate Ears 600vi ( UE600vi )をモニターで頂きました。 - くるえるはてなくしょん
かつて、いろいろ頂いてるんです。Logicool / Ultimate Ears , Western Digital, 富士通あたりの気前の良さは心の広さは素敵だと思います。
その頂き物の中で、600vi とか使い勝手が良いので実際に主力なんです。あと、mini boombox はちょうど今回の旧機種になりますね。あの手のやつは android 端末があると化けるので面白いですよ。
今回は、そのUltimate Ears が今度はヘッドホンを発売し、海外で既発のUE900が好評で、この辺りからたどって頂いて英米独ご覧頂ければと思うんですけど、それが上陸ということでですね、まあ興味がありまして、伺って参りました。プレイヤーとしては、iPod touch と ARROWS V を持ってました。新しい iPod touch は縦長でかっこわるいんですけどオーディオプレイヤーとしてはまあまあ。ARROWS V は Bluetooth で apt-X つきで Dolby はいってるのとかが乙だったり。
私も、昔はヘッドホンメインだったんですけど、頭に矢を受けてしまってな・・・ヘッドホンするのがつらいのとイヤホンの出来が最近素晴らしく良くなったので、最近はイヤホン派です。
ですが、今回はちょっとヘッドホンが印象的だったので、まずは、そちらから行きましょう。
ヘッドホン (UE4000, UE6000, UE9000) 3機種
Ultimate Ears | 防水性ポータブル ワイヤレス スピーカー 公式のこちらにも掲載がありますね。
あと比較表なんかは、UE、Bluetooth/NC対応「UE9000」他ヘッドフォン3機種 - AV Watch を参考いただければと。
ヘッドホンは怒濤の3機種です。はっきりと特徴が分かれた3機種になっていて、小回りがきいてお買い得感の高い UE4000, ノイズキャンセルありでちょっと高級なUE6000, さらにBluetooth apt-X 対応で全部入り感の UE9000 とラインナップがそろっています。
私はどれがおすすめかというと、こちらは、安い順番におすすめで、特に UE4000 つぎに UE6000 が良いなと思いました。後ほど詳しく書きます。
ヘッドホンに総じて感じたことは、
- サイバーでゴツめで派手なデザインは好みが分かれそう... というか、日本のおっさんにはきついんじゃないか...
- UEの音の傾向が、下から上まででてる感じ。だけどゼンハイザーのような穏やかなフラットではなくて、もうすこしちゃきちゃきしてる印象。LIVEののりとかを大事にしている印象
- 密閉タイプだけどこもり感少なめで素敵
- ケーブル着脱や折りたたみ、ノイズキャンセルの仕組み等、実際に使ってるときの使い勝手をよく考えられてる印象
- いずれのモデルも気持ちもう少しだけ値段が安かったら、さらに破壊力が増す印象
です。
それでは、各機種別。
UE4000 耳載せ型 直販価格 9,800円
私は今回のヘッドホン3機種の中で、これが1番好きでした。買うとしてもこれです。欲を言えばもうひとふたまわり価格が安ければ... つい買ってしまいそうな...といったところでしょうか。
ライバルはゼンハイザーのPX200あたりになると思います。
耳にのっけるタイプですが、一応密閉型で、場所を選ばず使えます。色がいくつか選べるのですが、真っ黒か紫がいいと思います。デザインはちょっと攻めてますよね。
このモデルが1番そつがなくて、良いモデルだと思いました。音もかなり良い印象でした。1万円くらいで買えるのは良いですが、これもう一声安いとほんとうにお買い得だなと思えるかなと。
あと、このモデルが今回いちばんおすすめの理由なんですけど、使い勝手が良くコンパクトで軽いからです。他の2機種、とくにハイエンドのUE9000は重過ぎて私にはNGなんですよね... 頭に矢を受けてしまったので。iPod touch, iPhone, Android あたりだと、このくらいの価格帯の5,000円 - 15,000円がちょうどいいと思うんです。
UE6000 耳覆い型 ノイズキャンセル付き 直販価格 19,800円
つづいて、UE6000 です。これも良いモデルです。ノイズキャンセルので、大きめ(で|が)良くて、お買い得なモデルとなったら、これは候補に入ると思います。ノイズキャンセリングヘッドホンといえば、BOSE の Quiet Comfort がライバル筆頭になるでしょうか。
アクティブノイズキャンセルはBOSEが先駆けなのでさすがなところがあります。私は QC15 よりも QC2 くらいの効きが好きです。
UE6000 はQC2 くらいの穏やかなノイズキャンセルの効かせ方です。UE6000 はノイズキャンセルオンのときは無音のときだと気がつくよなーという、うすく小さくサーとなる独特なホワイトノイズがありますね。あと、オンとオフで音のなり方が少し変わるところあります。オンのほうが少し派手目な印象になります。まあ、BOSEだとオフだと音すらでないですが。
UE6000が勝っているところは、電池が無くても普通のヘッドホンとして使えるところ、あと、QCシリーズやM3とかは少なめなんですけど、 BOSEの製品は、BOSE香というか、BOSE臭というか、音がなんというかですね独特でちょっとねっとりというかねっちょりというか、そういう鳴り方をするのでそれが苦手な人はちょうど、UE6000 がいいと思います。UE6000 はもうすこしちゃきちゃきというか、はきはきしつつ、上から下まで出てるけど割とすっきりな鳴り方です。
あと、音の鳴り方、特にオーディオ的な音の良さだと、UE6000 が1番良いっていうのは、そうかもと思います。聞く内容に寄っては UE4000の方がハマるのはありそうかなと。あと、ちょっと重いのが玉にきずかなと。
というわけで、UE4000 にあわせて UE6000 もなかなかのおすすめモデルです。
UE9000 耳覆い型 ノイズキャンセル付き bluetooth (apt-X) 付き 直販価格 34,800円
今回最も高級機にあたるのが、UE9000ですね。こちらは、ノイズキャンセルありで、さらに Bluetooth のワイヤレス対応で、apt-X にも対応しています。ちなみに、ヘッドホンは apt-X 対応で、スピーカーの Boombox は非対応なあたり、Ultimate Ears さんはよくわかってると感じます。ヘッドホンやイヤホンは apt-X 対応してる方がよいと思います。
このモデルですが、かなりのガジェッターで全部入りを好むという方にしかおすすめしません。UE6000 と UE4000 両方買う方がたぶんハッピーです。
このモデル、音とかスペックとか機能にはなんの不満も無いですし、私もことオーディオ関連、あまり高くないヘッドホンやイヤホンでは通常、あとで悩むくらいなら、よく使うものだし最上位を買ったほうがいいと思う方です。
ですけど、これは docomo 的な、ちょっと良くない全部入りな印象が強いです。本体があまりにも重いのです...。首に矢を受けてしまってな... の私には長時間これをつかってるのが辛いんです。
なので、Bluetooth の仕様とかは実によいのですけれど、この製品に関してはちょっと普通のひと向きではなくて、android 大好きとかで、ガジェッターな人が使うべきかなと思います。音もちょっと派手目ですしね。
ヘッドホン編まとめ
というわけで、UE4000, UE6000 はかなり好感度がたかくかなり欲しいレベル。一方で、UE9000は...ちょっと...すごく...重かったです。
UEさんの型番の採番ルールだと4桁がヘッドホンみたいですよね。
それで、5000, 7000, 8000 がまだ空いてるので、もしかしたら、開放型、耳載せ型の上位モデル、などなどで強化モデルが出るかもなのは楽しみですね。あとは、もう少し発売が早ければ円高に乗じて買いやすかったとかあったかもしれませんね。
UEさんは割と終了にすること多いので、9000を場に捨て、5000,7000,8000 を召還とかして、ラインナップ拡充する可能性はありますよね。ないかもしれませんけど。それでもまあ、UE4000, UE9000 あたりは用途で潰しがきくところもあり、どのみちあっても良いモデルっていうのはあるので、春から新しいヘッドホン物色してる人は候補になるのではとお思いました。
イヤホン編
Ultimate Ears | 防水性ポータブル ワイヤレス スピーカー 公式はこちら。
つづいてイヤホン編です。今回の目玉は最上位モデルはUE900ですね。あと、公式のラインナップを見るとわかるのですが、名機の誉れ高い Triple Fi が終了らしいのです。AV Watch の比較レビューがなかなか興味深いです。あれ、終わらせるの惜しいモデルですよね...。
Triple Fi については Amazon 価格も爆上げ状態で、一時 15,000円くらいで買えるときはチャンスだったんだなと思います。
ヤフオク! でTriple Fi 10 Pro を探すとかは早めがよいかもしれませんね...。
あと、600飛んで900になっていますが、昔はUE 700ってモデルもあったのです。
なかなかリユニオンされまくってるみたいですね。
それでは、UE900です。
UE900 はさすがのハイエンド 直販価格 39,800円
全部入りヘッドホンよりさらにたかいイヤホンがこちらになります...。ちょっと高いです。というか、以前頂いた UE600vi の値段や使い勝手考えるとあれのお買い得感が高まるところもあるんです。ですが、こちらは高いだけのことはある鳴り方をします。
ドライバ4機搭載ということで、やっぱり、下から上まで、きっちり鳴らす印象でした。でちょっとドンシャリっぽいみたいなところありますかね...。あとはちょっと音硬めというか、カッチリした音の鳴り方で、鳴りはじめの細かい音も解像度高くならすので、なんというかハイスピード感があります。でちょっと刺さります。ちょっと派手目なところあります。
これ、iPod touch でも音量とれるんですけど、ちゃんと鳴らすには少し力不足かもしれませんね...。
特に良い点は、音質、あとケーブル変更が可能なことかな、と。イヤホンとかやっぱり断線しますし、ケーブルだけ取り替えられるのなら、高いイヤホンでも良いかっていい意味で出来るのは良いことかと思います。
弱点となりそうなのは、価格、あと、慣れれば便利だし良いのですけど、変わった装着感でしょうか。でも、Triple Fi も耳からはみ出すとかだったので、あれに比べれば... と言うところでしょうか。
ライバルは一応、SHURE SE535になるでしょうかね。でも、SHURE だと私は SE215の方が欲しいです。
イヤホン編まとめ
UE 600viを使っていて全面的に気に入ってますが、UE900はまたひと味違うなと思いました。
あとは好評だった Triple Fi の思い出とかからしても、UEはBA型の雄でいいなーと素直に思えるモデルを出してる印象です。etymotic research の ER-4S とかドライブさえできれば良い音でますが、もうちょっと気軽にみたいなところとかと、あとイヤホンでもケーブル取り替えれる方がいいっていうのが正義な UE とか SHURE は偉いと思います。死屍累々断線断線。
価格的には、UE900買うのはさすがにうっ...というところがありますし、Triple Fi がいなくて寂しいみたいなところはありますかね...。Triple Fi だったら買えるけど、UE900買うってなったら、I can fly 清水寺ですよ。高いですものね...。
あとは妄想ですが、イヤホンの型番は3桁みたいですが、欠番になりそうな700, 欠番の800が、やっぱり、600 でドライバ1機, 900でドライバ4機なのだから、700は2機のモデル、そして 800は3機のモデルで、それって...帰ってきた Triple Fi ...w みたいになるのかなとかは少し思います。600 もある意味そうでしたしね...。
スピーカーの BOOMBOX 編
続いて Bluetooth のスピーカー編です。こちらは割り切りで apt-X は非搭載ですが、スピーカーにおいては別によいと私は思っています。
もちろん、iPod touch や iPhone で鳴らすのも良しなのですが、Dolby Mobile なんかを搭載してる Android 端末なんかだと、隠れポテンシャルを堪能出来て楽しいことがありますね。
BOOMBOX なのですが、今まで Logicool が前面にでてたのですが、今回から Ultimate Ears を冠したモデルとなり前面リファインとともにデザインも一新され、質感がかなり良くなっています。
音についてはあの会場では評価がしずらいので、触れていませんが、前回頂いたモデルのことを考えると、おうちでつかうとやっぱり、おおあっ!? ってなると思います。
大きい方の BOOMBOX 直販価格 24,800円
すごく大きいです...。
春から一人暮らしの音楽好きなかたがこれひとつで... というには少し高い気もします。私は普通にこれは買う対象にはならないですね。使い道が我が家では思い浮かばない...
小さい方の MOBILE BOOMBOX 直販価格 9,800円
こちらが、ずいぶん良くなりました。以前、旧モデルを頂いていて、あれ、とくにスピーカーの貧弱なタブレットで動画をちゃんと見ようとしてるときにかなりの相棒になっていたのですが、全面的にパワーアップされた感じですね。デザインとても良くなったと思います。
まとめ BOOMBOX
BOOMBOX は小さいやつがいろいろと面白いので、おすすめかなと思います。素材感の分だけ高くなった... みたいなところありますけれど...w
全体のまとめ
UEのオーディオ製品は使い勝手や素性が基本的に良いですし、もう一声お値引きがあるとさらに破壊的ですが、基本的に買って後悔はしないところまでたどり着いてるので素晴らしいと思います。安心のロジクールあんどアルティメットイアーズクオリティですね。
ヘッドホン、イヤホン、スピーカーとそれぞれ楽しませていただきました。ヘッドホン4000と6000、UE900、あと、MOBILE BOOMBOX のリファインが印象的でした。
ちなみに途中の欠番の妄想なんですが、私が勝手に思ってるだけで、スタッフの方に聴いたとかそういうのは全くないです。イヤホンについては間のが出そうな気はしますが、ヘッドホンは今の役割分担がかなりしっかりですからどうでしょうね。
なんというか、いろいろ、普通に楽しませていただきました。
では、良い音と耳で、良い人生を