ベトナム戦記と輝ける闇の関係のような、百姓貴族と銀の匙
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 1990/10/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- メディア: 文庫
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さて、
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: コミック
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銀の匙のほうが、やっぱり命と食にまつわる本人の体験が多めに影響を及ぼす物語だとすると、百姓貴族の方は、もっとカジュアルにしれっと農家の常識について書かれたエッセイ漫画です。この関係が、冒頭の二作品との関係に似ていますね。
もしくは大島弓子様のにゃんこエッセイと物語が交互にやってくる感じとも少し似ているかもしれません。
なんで、百姓貴族かと言うと、エッセイの形をとりつつ、北海道を独立させて、食をもって世界を征服して貴族になりあがることを夢見て、あいもかわらず畑耕すような内容になっているからです。というのは、嘘ですが、あれ、まんざら嘘でもないかもしれませんね。
すでに、2巻まででていますが、たとえば、IT関係従事者で、Webに縁がある方だったりすると、わりと IE6死ねとか、IE6爆発しろとか、IE6最高に愛してるとか、ありがちだとおもいますが、それが食の従事者だったりとか、農業に従事するひとだったりすると、その発言がとてもハードコアになるのですが、それを隠さず作中で表現する荒川先生とか、同じく、作中で TOTAL な感情や思いのありったけを発露する THA BLUE HERB のようですね。
- アーティスト: THA BLUE HERB
- 出版社/メーカー: THA BLUE HERB RECORDINGS
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: CD
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少し、脱線しましたが、どうも、基本的に他力本願というか、抗えない自然こわいみたいなところがあったりで、「押ささる」とか言う程度に受動的ではあるのです。
ですが、エンジンがかかると、 清濁併せ呑む勢いで、本編と傍流を入り交じらせて、無駄に何かを表現する力が、どうしようもないことを知っているだけに、どうにかしようとするときにすごい力を発揮する人が居たりするみたいですね。ときどき。
では、良いスプーンで、良い人生を
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/04/18
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: アルフ・プリョイセン,大塚勇三,ビョールン・ベルイ
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 1966/04/01
- メディア: 単行本
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