あったらしくるえるはてなくしょん

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ケストナーとかエンデがやっぱりすごく好きなのです

こう、なぜか、ドイツに幾ばくかの憧れとか尊敬とかがけっこうあって、それで、2006年もドイツに行くのにこだわったりとかがあったのかもしれない。で、それを思い起こすとこの辺まで遡るのかなと思ったら、子どもの頃に読んだ本だった。

飛ぶ教室 (ケストナー少年文学全集 (4))

飛ぶ教室 (ケストナー少年文学全集 (4))

ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集 (6))

ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集 (6))

今は、いくつか新訳があって、旧訳にこだわる必要は必ずしもないと思うのですが、自分が読んだのが上記なので。評判の良い新訳もあって、今だとそちらで良いのではないかと思います。ケストナーの本って筋書きが良いのと、登場人物が話す内容そのものがよいことが多いので、よっぽど悲惨な訳じゃなければ邪魔にならないかなと思います。
ケストナーの作品においては特に先生とか親とかおばあちゃんとかそういうキャラが話の中でとてもよい台詞を言うので、そのあたりを大切に読まれるとよいのではと思います。上記に加えて、エーミールと探偵たちとか、点子ちゃんとアントンが面白いでしょうかね。

感動的なのは飛ぶ教室で、ポップでドラマチックなすてきね!っていうハッピーはふたりのロッテの方にあると思います。男の子的なのが飛ぶ教室で、女の子的なのがふたりのロッテかなとか思うんだけど、別にどっちがどっち読んでも面白いし、すっきりすると思います。

あと、

愛蔵版 モモなんかもあるらしく、すごい本ですよね。夏休みを思い出しながら大人が読むと、精神的に逆にやばいケースもあったりするかもくらいすごい本だと思います。
この本、その、なぜか、読み終わった後で、ああこの本は今のタイミングで読むべき本だったとか思わせるところがあるほんとスゴイ本なんですよね。はてしない物語とか他にも名作ありますが、なんか、エンデって言ったらモモなところがあったりします。

なんで、唐突にこんなことを書いているかというと、今日暑いからです。あと、夏風邪気味だからです。その、夏休みはオトナになった無いぞとか、休めるのは学生のうちだけとかって、結構おかしいですよね。オトナも夏休みできるのがいい世の中だと思います。

では、良い物語と、良い人生を。