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大気の海は、「空気読むと当時は正義だった」歴史を俯瞰するスゴい本でもあるのです…

大気の海―なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか

大気の海―なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか

まじでこのブログは終わコンなので、何度でも何度でも何度でも同じ話題を手をかえ品をかえ書き続けたりするのです。

当時は正しいと思われたことが、振り返ってみればおかしいことっていうのは歴史に尋ねても本当に良くあることです。こう、個人の生活の知恵に根ざすものとかは、今でも感心するようなことはたくさんあるのに、逆に制度とか権力が絡むと、利権や思惑が盛大にのっかってきて、そのときは正義だったことが、振り返って見ると、全然正しく無いなんてことはよくあります。

それから、逆に、当時は画期的!! すごい!! っていうことに、思いがけず豪快な副作用があって、そのことに後で気づくというのは、これまた後で気づくこととかは、やっぱりあります。

そういう、本当に、「歴史に学ぶ」ことが、多角的な視点でしかもどこにでもある空気のようにそこかしこに良いエピソードがちりばめられた出来る本なので、みんなもっと読めばいいのに。と、思うのです。