あったらしくるえるはてなくしょん

id:kskmeuk あったらしく

原作と漫画が別の人の手による、チームワークの描写や群像劇はやっぱり面白い。

よくドッグフードを食えなどと言う形で、売れるものを作るなら自分たちが実際に使うものを作って売りなさいみたいな話なんかがままあります。が、ビジネスとかマネジメントとか、IT業界の話題なんかは、私よりもそれこそおあとがよろしいようなので、他の人に任せた!!
そんな事よりも書きたいことがあるので。結局私は自分がやった事ややってる事と、あと、偏愛な話題しか書けない。でも、それでいいし、別にブログで転職や出版が出来なくてもいいや。私たちは楽しく野球を見たいし、カツ丼も食べたい。
さて、唐突に思ったのですが、原作と漫画が別の人の手による、チームワークや群像劇の描写の漫画、それってやっぱりすごい面白いと思ったのです。単純に私の好みというのもあるのですが...。自分たちでやってることに誇りと自信があって、それがそのまま作品にフィードバックされている印象...。他には、あと絵本なんかでもそういうのありそうかな...。
その、鳥山明とか大島弓子とかその他にもたくさん、それこそ天才的に素晴らしい漫画家の先生はたくさんいるのですよ。ですが、それとは別になんというか、なんだか面白いバンドのメンバーが不意に揃ったように、原作と絵にする人が揃った漫画ってある。そんな体制で仕事をしてるからこそ、チームとしていい仕事が出来るんんじゃなかろうかとか考えたりするのです。あと、個人の得意技が出せる環境が作れるっていいですよね。

浦沢直樹作品は原作者が別の方が好きだ!!

私は浦沢直樹の漫画は原作が別の人の方が好きです。

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

パイナップルARMY (Operation 5) (小学館文庫)

パイナップルARMY (Operation 5) (小学館文庫)

PLUTO は、科学者とロボット、それからロボット同士や科学者同士の様々な立場の違いが痛烈で、アトムやロボットよりも、人そして、科学者の苦悩とか誇りとか、そういう表現が好きです。大学の人工知能系の研究室で学生向けプレゼンしたりするのは食いつきがよさそうですね。博士の台詞がかっこいいんだよね。
それから、パイナップルARMY は父が買って来た漫画なのだけど、これまた傑作。こちらは対比よりも、チームワークと仕事への誇りの方に感激する感じかな。YAWARA! や、Monster や、20世紀少年もすごいのですが、冒頭であげた漫画の方が好きだ!! あと、もちろん、MASTERキートンも好きです、はい。

週刊少年ジャンプを彩った名作達

他にも、たくさんあるのですが、以下が印象的です。いずれも少年漫画のある型を守りながら、型破りなところがあって好きです。

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス)

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス)

ヒカルの碁は、私は碁のことはわからないのですが、佐為とヒカルで、何かを作り上げるなんて、そのままだしさ、この二人の発展的補完関係や師弟関係ってちょっと面白い。あと、絵が綺麗で、それがすごくあっていて好き。
アイシールド21 1 (ジャンプコミックス)

アイシールド21 1 (ジャンプコミックス)

アイシルことアイシールド21は、もっと評価されていい!!
各登場人物の思いが丁寧に書かれているのと、それはそれとして漫画としてのテンポのよさと、アメフトがあのちょっとアメコミ調の絵で書かれてるのが好きなのです、この絵もこれまたすごく好きです。あと必殺一芸泥門アメフトってそれこそ、SLAM DUNK 以前のバスケよりもひどいテーマだと思うのだけど、すごく楽しかったと思います。ちなみに、WOWOW や BS なんかでたまにやる中継とかついつい見ちゃいますね。一部の層への、F1とアメフト、格闘技と自転車の各中継の、謎の吸引力は異常だ!! あと、少し脱線するけどアメフトって見たら面白いですね。最近は、画面が親切だし、中継も見やすくなったしねぇ。もし見られる環境にある方はぜひ一度。 もはや、何も言うまい。私は大魔導士とロン・ベルクが特に好きです。というか、大魔導士嫌いな人は居ないだろう...。プログラムを書く人は、ある程度ロン・ベルクのようであるべきだ!!

まとめ

やっぱり、自分たちでやっていることの某かの実感や思い入れなんかを、作品に反映させられるのはかっこいいなと思う今日この頃なのでした。

こんな原作と漫画のチームワークが出来てる人たちが、チームワークや連携のことを書いたらそれはもちろん面白いし、良いものが出来るよね。

頂いたブコメより追記: 皇国の守護者

皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)

皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)

id:rtoufu さんのブコメをきっかけに読んで来ました。なるほど、これは良い作品でした。人間の業とかを思い知らされる感じですね...。戦争と言えば、
ベトナム戦記 (朝日文庫)

ベトナム戦記 (朝日文庫)

とか、
輝ける闇 (新潮文庫)

輝ける闇 (新潮文庫)

とかが、想い出深いんですけど、それに匹敵するなんというか、正常に異常な感じが空恐ろしいというかそんな。