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ごたごた気流 / 星新一 は良作 SF ショート・ショートというか短編集祭りだと思う

ごたごた気流 (角川文庫)

ごたごた気流 (角川文庫)

声の網地球から来た男のように評判もよくて大名作というわけではないですが、これは本当に良作だと思います。以前、KADOKAWA Kindle 祭りがあったときに買ってあったもので、病院の待ち時間なんかがあったもので、読み進めていました。

星新一は本人がタイムトラベラーなのかなくらいの勢いで、将来のテクノロジーなんかと対照的に普遍の人間との関係を、時代を問わず書いてくれてた感じがありますが、本作はそういうSF目白押しで面白いです。小松左京がSFはなんにでもくっつけていろいろ料理できるところに魅力があるとした一方で、星新一はSFだからこそなにからも独立して普遍の物語を提供しなければと思うというような話題が星新一のエッセイであったのだけど、この本はまさしくSFのその面だとか思います。各章の読後感とかがそれぞれ面白いです。それから、星新一作品については、電子書籍端末で読むとまた違う感傷があって楽しいです。ショート・ショートや短編は電子書籍端末にも向いていますし。Kindle Voyage欲しいかなとか思ったのですけど、なんか、Kindle Paperwhiteで十分だな感が使ってて結構あります。Kindle Voyage安くなったら欲しいですけどね。あと、安いと言えば、Kindle Wi-Fi安い感ありますけど、「値段が安いから」を理由に買い物するとあんまり善い事無い...というのはそれなりに真実だと思います。

あとは余談ですけど、未来予測については士郎正宗はチートレベルだと思います。

では、良い人生を。