あったらしくるえるはてなくしょん

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演舞場で開口一番おま○こという伝説の落語家

北海道にて独演会でした.
立川談志も71歳です.
自分が老いること, そして, その芸や声が思っている通りに
出来ないことに一番自分が納得がいっていないようで...
(終盤手塚治虫がマルを書けなくなったという話と比較したりもしてた)

それでも
そんなふうに徹底的に自分を客観的に見られるのだから
やっぱりすごいんだ.

実際
今日は前半で方々に話がとびつつも"やかん(うなぎ?)"
それから, 後半はもうすぐ死ぬからいっちょすごいのやるか..
と言って"短命(長命)"をやりました.

実際, "短命"はさすがの出来だったんだけれども
それでも納得がいかないみたいで
終わるや否ややっぱり声が出ない
声量がないと迫力が出ないし
独演会やるレベルではないかもしれないという旨のことを
自ら言っていました(でも, 金は返さねーよw とも.)
さすがの立川談志なのだ
..
昔からの落語好きにしてもなんにしても
やっぱり破天荒なところがあって理屈っぽいところもあるけれど
談志はやっぱり面白いしうまいと言うのが立川談志なのだ
..
そんな談志だからこそ
立つのは足ではなくて自分の意志とか
未来はやりのこした過去のこと.
あるのは時間だけで未来などない.
っていうのが響くんだろうなとは思った.