あったらしくるえるはてなくしょん

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今更ですが、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドで討伐に成功しました(※少しだけネタバレを含みますので、嫌な人は見ないでね


THE END を見て、エンディングまで行きました。えらい。自分を褒めてあげたい。けど、完全コンプリートクリアした人はもっと褒められてほしい。作った人たちはもっともっと賞賛されてほしい。公式サイトは音が出るけど。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド | Nintendo Switch / Wii U | Nintendo (音が出ます、ご注意を)の、最新作ゼルダのお話です。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでマップの達成率が100%になったので感想を書く - 最終防衛ライン3 とか、最終防衛先生ラインとかは 100% 達成したとからしいですけど、私は全然無理だと思いますし、もういいかなーとも思います。"普通にクリアしても20%くらいで、行っても50%くらいではなかろうか" とのご指摘でしたが、私、超絶頑張ったし、これクリアしたら 4-50% くらいいったかなえへへとか思ってたら、20% ちょいでした。

3D のこの手のゲームは苦手でしたが、がんばりました。

ゼルダは過小評価の金字塔というか、そういう風に思っています。ドラクエとか FF とかより上だと思っていますが、アクションがある都合、人を選ぶところもありますが、SFCの神トラ(これはクリアした)、と、N64の時オカ(途中までやって、あとは弟がクリアするのを見てた。弟はうまい)は、本当に名作だと思います。トワプリとかムジュラとかはまったく知らないのですみません。トワプリはちょっとやって、時オカより無理だ...と思ったのでやめました。
今回のゼルダは「ゼルダの新作」という時点で、ハードルは上がりに上がっている状態でリリースですが、それでいて、世間の評判も良く、私も Switch 本体はもっている(おめあては Splatoon 2 で、スニッパーズはサプライズなあたりだと思っている派)なので、ご祝儀というか、ゼルダの新作もせっかくだから買おうとなって細々とやってました。

ただ、私はいかんせん、どういうわけか、まあ年なんでしょうけど、ロックマン2は多分クリアできるんですけど、一方で、3Dゲームがやたら下手くそで、Z注目みたいなのがあればまし、なければ地獄で、時オカは結構できたのですが、弟がうまかったし、途中でよいかとなってしまったし、デモンズソウルはZ注目ができたのでファランクスは超えてボス3つくらいは倒したんですけど辛くなってきて挫折しました。Z注目なしが悲惨でバイオハザードは犬が出てきたら絶対死ぬし、モンハンもうまく動けませんでした。あと、N64 の名作で 007ゴールデンアイがありますが、あれも無理でした。弟は特殊部隊なみの強さでしたが、私はすぐ死ぬモブキャラくらいの強さでした。
一方で、スプラトゥーンはどういうわけか、どうにかできて、というか、色々好きでやりまくって鍛錬に鍛錬をかさねヒーローモードもクリアしたし、オトナなりの汚い工夫もしてカンストはむりでしたが、一時 S+ にはなりました。ありがとうダイナモローラー!!(ダメ絶対

そんな私が、ゼルダ BotW やったら、Z注目があるにはあるんですが効きが弱めで辛かったです。それから、上記の最終防衛先生が「メニューは改善の余地があるよね」と指摘があって、私も激しく同意しました。かさねて私のような下手くそだと、操作感もきつくて、

  • 弓矢を打とうとして、武器を投げつける(まだ耐久あったのに....
  • 逃げようとしてスティック押しこんでしゃがむ

とかがめちゃくちゃつらかったですし、

  • 十字キーのショートカットはかろうじて上だけ使える
  • とか、思ってたら、テンパった時の突然の口笛!! からリンク発見さる
  • 武器防具装備は基本右手の + から、じっくり選ぶ

みたいなのを連発してて、基本操作はしんどかったです。あと本体の操作だとスプラトゥーンみたいな、ジャイロで狙いを調整がきつくて、結局プロコンでやってました。

あと、Z注目の自動追従が弱めなので、つらくて..

  • 回避技の発動とか、ほとんどしたことない
  • 盾でバイーンってするやつもほとんどしたことない(この人、某敵をどうやって倒したんだろうという方は個別にお尋ねください
  • 雑魚敵の戦いはガキのケンカみたいな近くまで行って連打連打。爆弾とかビタロックさまさまとか。

みたいに過ごしてました。アクションが辛い人は、どんどん矢を買えば良いというのは終盤に気がつきました。。。

楽しかったこと

防衛先生は、祠にネガティブでしたが、私は久しぶりで、神殿とかを思い出して楽しくやってました。神殿だと長いけど、祠サイズがちょうどちょっとしたパズルアクションとか謎解きとかをしたり、操作に慣れたいとかでは、私はありがたかったです。ただ、うちのモニタがちょっとゲーム向きではなくて、遅延がきついので、ゲームやる時は冒頭の画像のようにどこかに本体たてて、プロコンでやる...みたいになってて、世界がきれいなので、大画面で堪能したかったかな感はありますけれど。でも、Switch の利点が発揮されて良かったです。テレビを占有しなくてもひょいっとできる Switch のそれは、とても良いところだなとか思っています。Splatoon 2 もやりまくってしまう気がする。

それから、オープンワールドというかオープンエアーというかそういうゲームは初だったので、世界のほとんどに対してなにがしかのアクションができるというのはとても面白かったです。無駄に夢中で山登りしたり、かりごっこしたりしてました。そのせいで街道を行かないことが多かったので進み方がめちゃくちゃで振り返ると苦労してたみたいです。一方で、ほら、へたくそがこのゲームをやると、肉食系になるじゃないですか。強敵と戦う時は必須じゃないですか。そこは逆に良かったです。

あとは、防衛先生も書いてますが、虫とり網はやっぱり欲しかったと思います。ゲームの上でゲームっぽいことと、約束を守らないと罰を受ける作業っぽいこととの線引きは難しいものですが、虫に逃げられるは後者感が強かったので、めんどくさかった。

あと、これは楽しいと辛いの境目ですが、溺れて死んだり、落っこちて死んだり、焼け死んだり、凍え死んだり、とか、そういうのもまあ、楽しかったと思います。山のぼりしようとするときに限って雨降ってくるけど、それも人生かなみたいなのありましたし。

感動したこと

任天堂は、Splatoon で TPS をうまく塗り直して、今回のゼルダではオープンワールドをうまく料理したみたいな評判がありますが、そこはまさしく任天堂の巧みだと思います。あと、最近なんでもゲームがホラーよりというかスプラッタよりというか、だいたいリアル銃器とか、グロテスクモンスターとか、デンジャラスゾンビとか、なんかそういうのが出てきて、殺害したり、血みどろだったり、ブチャブチャだったりするわけですが、ゼルダスプラトゥーンも事実上殺害したりしてる状態ですけど、シリアスすぎないリアルすぎない演出なのはとても好ましく思っています。それでも、子どもにとったら、ゼルダはちょっとこわいと言ってましたが。ただその、想像力が入り込む余地がありつつ、きれいだったりかわいいだったりするグラフィックはとても良かったです。

それで、私みたいなベテラン通り越してロートルゲーマーでも、ちょうど達成感があるような構成というか、あしらいというかは巧みで、はじめきついけど、途中からいろいろできるようになって、逆に楽にも楽しくもなるみたいなところとの組み合わせについては、流石感がありました。

とても感動したこと

今回はどうしてもそういう流れもあり、ゲームシステムとかオープンエアーというかオープンワールドというか、そういうところが注目されるのですが、個人的には、これは極めて個人的にはですが、ストーリーというか物語がとても素晴らしく、そちらはもっと評価されていいと思っています。
私もある程度変人っぽいところがあって、変なところで感動したりします。それで、物語じゃないと絶対に無理とかで、時空で技をかけるようなお話とか、何かわからないかなって絶望の望を信じるような物語*1が好きで、クロノ・トリガー*2とか、火の鳥とか、時かけとか、好きなのですけど、今回のお話はそういうところもあり、そこが大好きでした。

松岡修造。

いや、唐突ですね。なんで松岡修造。というか、そのくらいの唐突なタイミングで、松岡修造みたいなキャラが出てくるところがあるんです。松岡修造らの里みたいなところがあるんですけど、その一連のエピソードが私には本当に感動的でとても素晴らしかった。そこだけでももう最高かよ感ありましたが、さらにいくつかそういうのあるのかよ最高かよと思ったら、それらはそこまでなかったのですが、それでも素晴らしかったです。

あとは、今作のゼルダ姫とかがこれまたよくて、これまた少年マンガのレジェンド、鋼の錬金術師とか好きな人がハガレンを好きな理由に、女子がトロフィーみたいじゃないし、ただ守られる存在じゃなくて活躍するからみたいなのがあるんですけど、そういうのも良かったです。未だに FF4 のローザがむかつくとかいう人の気持ちはめちゃくちゃわかります。ははは。

というわけで、ゲームだけにシステムが注目されがちですが、物語も良かったですというか、とても素晴らしかったと思うのです。

できれば、叶うと良いなという願い

追加コンテンツでゲームみたいなのが増えるのも良いですが、私はこれ以上難易度あがるのもきついので、できることなら、やればある程度は明らかになるこの物語につづく物語と、それから、この物語のその後の物語についてちらっと増えたら良いなと思います。増えるか増えないかはわかりませんが、追加コンテンツは購入済みです。

絶対に叶えられるべき願い

Switch 本体が、ほしい人に普通のまっとうな値段で行き渡りますよう。

というわけで、久しぶりに

くだまき長文無駄無駄エントリでした。お目汚ししつれいしました。このエントリを読む暇があったらゼルダをやりましょう。長生きしましょう。

では、良い人生を。

The Next Day

The Next Day

*1:ちなみに、中村一義の魂の本は超名盤、そちらの表現を借りました

*2:ごく個人的に、緑の夢のエピソードとか好き