わたくしの20世紀
さて、PIZZICATO ONE です。PIZZICATO FIVE ではなくて、ONE 。PIZZICATO FIVE はいろいろと伝説の存在で、今もってマイベストというかたもいると思います。ちなみにすみません、私はそこまでそうでもなくて、他に好きな物のほうがおおかったけど、東京は夜の7時。素敵。だもんで、逆に ONE が平気ですというか、楽しく聞いています。ちなみに野宮さんが嫌いとかではなくて、むしろ好きです。ただ、縁がなかったというか、そういう。
話はもどって、このアルバム。それで、ゲスト陣が豪華ですけど、あの独特な豪華な華やかさを期待しているとそれはちょっと違うというか、だいぶ違うんですけど、太陽と月とか、表と裏とか、真打と影打というか、そういう風情がありとても良いです。FIVE がインパク知だとすると、ONE はバカシブです...って、知らないか... もしかして、最近の人は知らないか...*1。少し、漫才ブームのことを子ども世代につたえられなかったおじさんの気持ちが今少しわかった。
それで、今、振り返ってみるとちょっと面白くて、西寺郷太さんのお声が素晴らしいとか、戦争はっどうしてっおっわっらっなっいっのっかっな みたいに YOU が封神演義の女性キャラのノリでうたっていたら各国の国民投票が愉快な結果になったり、尾藤ヒロミさんの市川さんのおねえさんが、あなたのいない世界で週末の午後ひとりで映画を見て、そして死ぬ(はしょりすぎ)みたいな曲があったりと、この21世紀はわたくしの20世紀の続きでできているようです。
みなさまもお元気で。
では、良い人生を。
*1: ちなみに、バカパク or シブ知みたいな分布になるので、王道にして異端だったみたいなところが伝わるといいな