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ジャングル大帝からのライオンキング、おおかみこどもの雨と雪からの

こんばんは。竹野内豊ではなくてすみません。生きててすみません。

さて、子どもが見たいと言ってすでにうちでは私以外が見ていたのですが、また見たいということでズートピアを見ました。ジェーン・スーさんではないですが、ディズニーにそんなに特別な思い入れはなくて、舞浜のリゾートはご飯がおいしくないとかそういうめんどくさい人で生きててすみません。
でも、ベイマックスは結構楽しかったですね、ちゃんと研究している学生のリアルがそこに!!みたいなシーンが印象的でした。関連して、知人のプロの演奏家のかたが、のだめの映画見たら普通の人と全然ちがうオーディションのところがいちばん感動的だったとかそういう心温まる話がありますが、最近のディズニー映画、アメリカ的大正義とアメリカ的リアリストと結構ややこしい問題を割と豪快にファンタジーにぶっこんでくる傾向があるように感じています。ベイマックスズートピア、あとドリーとかですかね。

日本とかだと、リアルをチラ見せしつつ、リアルっぽいけど実際はファンタジーというほうが、話題作とか傑作になるのかなとか思っているのですが*1、ディズニーにおいては逆にファンタジーのふりして切れ込んでくるカットボールでバットがへし折れたり、デッドボールというかヒットバイピッチというか、結構ぶつけてくる印象が最近はあって、ズートピアもそんな印象です。例えばアメリカかなんかのマクドなるとか行って、ヘイジャップ!! とか実際に言われたことあるかないかとかでまた印象は変わるでしょうけれど。

ディズニーがたくみなのは実装だったり

それから、ディズニーにおいては、もともとの寓話や童話をアレンジするというか作品にするのがもともと巧みだったとか思うのですが、最近はなにかのアンサーソングというか、いくつかの作品の良いところにインスパイヤされたというか、そういうところでやはり良い仕事するのかなと思います。

それで、ジャングル大帝とライオンキングの話題とかはそれなりに有名かなとか思います。ズートピアの中できつねのくだりなんかで私がすぐ思い出したのは細田監督作品のおおかみこどもの雨と雪で、これは個人の感想です。あらかじめきまってしまっている設定のようなことや出くわしたことについて、どう対処するかみたいなところで最近はディズニー大正義USAっぷりと同時に結構踏み込んでくるところがあるかなとか思っています。私にはこれはどこかアメリカ的な立ち向かう的な文化に感じられて、異文化感があります。日本はもう少し楽しもう的な文化があるというか。方やごまかさないけど方やごまかすというか、そういう。

それで、このディズニーが巧みな部分を例えば、ジブリだったらどうかとか考えたときに、「ニモ ポニョ」とかで Google 先生にお伺いをたてるとかはやめておいたほうが良いと思います。

などと、そんなことを考えていました。という程度に虎の威を借る狐でもないし、狐につままれたでもないのですが、最近のディズニーらしいなと思います。アナ雪だけちょっと逆に異質なんですけど、あっちのほうが日本で話題になったりとかが個人的には納得行ったりしています。アナ雪は松さんのお歌!! 松さんのお歌!! あれがメインです。

などと、ごちゃごちゃ書いてしまってすみません。ついでに、先日、シン・ゴジラを見てきた感想のエントリもこちらにありますので、よろしかったらどうぞ。対照的かもしれません。
こちら→少しネタバレ含む。シン・ゴジラを見た率直な感想 - くるえるはてなくしょん

では、良い人生を。

明日、春が来たら

明日、春が来たら

明日は春ではなくて、台風が来るらしいですけれど。

*1: 細田監督作品とか、シン・ゴジラとか