もうすぐ春のヘッドホン祭りですけど、HIFIMAN の HM-650 の FUJIYA-AVIC さん(と Amazon)のバーゲンももうすぐ終了
関連はこのあたり。
そういうわけで、HIFIMAN の HE400i と HM650 を買ったッ!! 欲しいと思ったらその時スデに行動は終わっているんだッ! - くるえるはてなくしょん
HIFIMAN の Amazon のバーゲンでヘッドホン HE400iがお得で、fujiya-avic のバーゲンで プレイヤー HM650などがお得で、とにかくなんかいろいろお得 - くるえるはてなくしょん
というわけで、そういえば、この HIFIMAN のバーゲンももうすぐおしまいでした。
HiFiMAN HM-650「フジヤエービック オンラインショップ」 ということで、Power II の Amp Card の方は売り切れてしまっていて、こちらだけですね...とか思ってたら
Amazon でもしれっと。
HIFIMAN HM650ハイフィデリティ携帯音楽プレーヤースタンダードアンプカード付き (並行輸入)
- 出版社/メーカー: HIFIMAN 電子
- メディア: Wireless Phone Accessory
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ちなみに、HIFIMAN ですが、Amazon で買った場合国際便で来ますが割とすぐ届きます。
HIFIMAN ですが、ヘッドホンはお財布が許せばおすすめで特に560が良いです。一方で、プレイヤーは玄人好みというか完全にマニア向けですね。
HIFIMAN の DAP と HM-650 の立ち位置について
もともとは、HM 9xx シリーズがあって、今の最高機種がHIFIMAN HM901s こちら。高い。
その代わりに高いけど少し安いモデルが、HIFIMAN HM802sとあり、さらにその廉価版が、HIFIMAN HM650とされています。
中身は大体 802s と同じで、その代わり操作性とかボディとかが一部違うとかそういう構成になっています。
大きなくくりとしては、音質ばかりに振ってきたDAPが最近はいろいろあって、その仲間ということになります。有名どころでは、Fiioとか、cowonとか、astell & kernとか、その仲間ですね。astell & kernだけ、ちょっとだけ他よりも先を行っているかなと。あとは少し違うカテゴリで、walkmanがあるということになっています。
この手の製品ですが、iPod とか iPhone 、あるいは android とかのスマホでも音楽聴けるはそれなりにそうなんです。まあ今世界で一番売れてるコンデジは iPhone か android端末なりのスマホで、世界で一番売れてる DAP もiPhone か android端末なりのスマホで、世界で一番売れてるゲーム機も結局そういう機械なんですけど、今一番楽しいゲームはスプラトゥーンです。
それで、スマホとかのガチャゲーで満足できない人がスプラトゥーンをやるように、iPhone のカメラの向こう側に行きたい人はもっと良いデジタルカメラを買うわけですし、音楽プレイヤーもまあそういう事です。
それで、普通の人があまり知らないマニアックな DAP については、だいたい、
- 操作性とかは iPhone とかより2世代前とかのクオリティ
- ものの品質とかもそんなに高くない AK はまあまあですけど、HIFIMAN の DAP は質感とかあまり...
- それでいて価格は高い
- SDカードとか使えたりして、ストレージ代金は安いとかはある
- でも音楽を聴くにあたっては音質的なメリットはある
となっています。まあDAPについては買う事自体が道楽で、基本的にはマニア向けのものだと思います。どうしても音質を...という場合には、昨今のポータブルでもOKな USB DAC ヘッドホンアンプの御三家の OPPO HA-2か、CHORD Mojoか、iFIオーディオ micro iDSDとか買うほうがいいとは思うので...。
質感や操作性はあかん感じですけど、音はなかなか
それで、HM-650 ですけど、質感とか操作性はいろいろぐだぐだです。まず充電の端子が特殊とかで今時 USB ですらありません。それから本体の質感もチープですし、液晶とかサイズ感とか昭和のデジカメかな? くらいのクオリティです。SDカードを交換したら初めにプレイヤー内部でデータベース作るのに20分くらいかかって、その間なにもできません。こちらは1度だけですが、それでも初回は結構えーっ...てなりました。しかも私が買った端末初期不良あって、本当は保存されてるプレイヤー内部のデータベースが再起動の際に壊れるということで、こちらはサポート経由で新品交換になりました。サポートはおそらく中華系の方に担当いただきましたが、日本語も問題なく丁寧なサポートでした。
というわけで、操作性とかは結構めちゃくちゃです。
その代わり音はなかなかいいです。それっぽいです。しっかり鳴らす系です円。上記の USB DAC ヘッドホンアンプの御三家で聴くのとどっこいどっこいな勝負になってますし、プレイヤーの方で3.5mmの4極バランス接続とかグラウンド分離とかの対応とかもできるとか、アンプカードの交換とかもできるので、その辺りの幅は広がります。
あとはバッテリーも大きいのを積んでるので、残念な感じにはならず、ダイナミック型のイヤホンとか密閉型のヘッドホンなんかで外出時の暇つぶしに使うには悪くないです。端末大きいですけどね...。大きいですけど、iPod touch や iPhone と別の機械と同じくらいですしケーブルとか考えるとまあ良いのかなとか思うときはあります。
組み合わせで使う場合はうちのは Power II Amp Card ということもあり、なんとなくダイナミック系のイヤホンの SHURE SE215SPEとか SENNHEISER IEシリーズとか、あと4極のままで使えるので HIFIMAN RE-600なんかで使う事が多いです。
音は Amp Card を変えたらどうなるかはやってみたいですが、Power カードは結構パキパキしてるというかそれなりに攻めてる感じの音です。筐体とか考えてこんなのからこんな音が出るのかみたいな楽しさはあります。
まあバーゲンなんですけどこういうのもあるのかみたいに楽しめる方が買うべきであってそうでない方はそれなりに買うべきではないプレイヤーだと思います。ただし、HIFIMAN はヘッドホンは本当に良いので、そちらのバーゲンをもっとやったら良いと思います。ドイツのマイヤー博士のところでも取り扱ってるくらいなので。
とくにHIFIMAN HE400iをバーゲンで入手できた人と、HIFIMAN HE560を持ってる人は正直お喜びになって差し支えないと思います。HiFiMAN Edition XとかHiFiMAN HE-1000とかは石油王とか中国の富豪が買うものです。
まあその
私も友達がいない事とかに端を発してるのですが、ヘッドホンとかイヤホンとかそういうのいろいろ買ったり持ってたりしてまして、まあ楽しいんですけど、それも私もそろそろ卒業だと思っています。何度も留年しましたが。カメラとオーディオはなんか気が済んできました。欲しいものそれなりに買ったし...。
そんな少し普通ではない私も、HIFIMAN の DAP は完全にマニア向けだと思います。変態向け Grado とかとちょっと違うニュアンスでマニア向けです。
今は再生側はいろいろあるので、先にそれなりによいイヤホンやヘッドホンをゲットだぜが幸せかなと思います。ヘッドホンやイヤホンの趣味は、人に迷惑をあんまりかけないで、かつ、私みたいなめんどくさい人が静かにしているという点で実は良い趣味だと思っています。
では、良い人生を。
秋のヘッドフォン祭 2018「フジヤエービック オンラインショップ」 も混雑がすごいそうで、良い事な気がします。コミケとかこういうのとか、なにか楽しいことがあるのは良い人生です。