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中島らもさんのエッセイの数々を読むなど

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)

心が雨漏りする日には (青春文庫)

心が雨漏りする日には (青春文庫)

アマニタ・パンセリナ (集英社文庫)

アマニタ・パンセリナ (集英社文庫)

なんとなく惹かれて、このあたりを読んでいました。スゴ本のダインさんに教わったような本の読み方ですが、開高健輝ける闇ベトナム戦記みたく、小説と随筆が両方読めるみたいなのは楽しいことだと思います。

さて、中島らも氏ですが、開高健の闇関連と共に、親のすすめ*1のうちの一冊が、今夜、すベてのバーでだったわけで、今でも好きですが、中島らも氏ならその頃の関連の随筆とかもあるだろうということで、上記の書籍の数々です。

トレインスポッティング [Blu-ray]

トレインスポッティング [Blu-ray]

Trainspottingユアンマクレガーも曲もかっこいいですけど、話自体はただのヤク中がふらふらしてるみたいな話で大して面白いわけではないですが*2、そういう印象になるのも中島らも先生のせいだとか、すこし思います。

その中で、印象的だったフレーズがなぜ飲むのかみたいな回答が、気持ちいいからだ(気持ちいい≠楽しい)みたいな言語化が、本当に秀逸で、やっぱりすごいなあなどと思ったりした次第です。最近、まんきつ先生、おだじまん、吾妻ひでお、らもさんと、アル中のひとの本ばっかり読んでて私は大丈夫でしょうか。でもそういう方々、他の人の分まで代わりに何かを一手に引き受けてるみたいな感じがするところもありますね。

では、良い人生を。

らも 中島らもとの三十五年

らも 中島らもとの三十五年

これは読んだほうがいいのか読まないほうがいいのかちょっと考えています。

*1:どういう親だという話だが正しい親だ、人として

*2:スコットランド景勝地行くシーンは素晴らしいですが