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国立西洋美術館がとても好き。話題にならないけど素晴らしい企画展やっててほんと好き

国立西洋美術館
あまり話題にならない企画展のときが本当に狙い目で、クオリティが抜群なのに空いてて快適でいろいろ素晴らしいみたいになります。東京は機会も多いですが、人も多いので、そこだけ工夫すると楽しいと思います。行列耐性や混雑耐性あるひともいらっしゃいますが。

それで、西洋美術館ですがハンマースホイ展とか大変に素晴らしかった思い出があるわけですが、今開催中のグエルチーノ展もとてもすばらしいです。まず作品が素晴らしいのですが、周辺の説明や構成、それから日本にまつわる数奇な縁なんかも面白いですね。帳簿のエピソードなんかが興味深かったです。
もちろん展示も素晴らしく中後期がとくに素晴らしい展示だったかなと思います。おっぱい。

常設展も素晴らしいですね。というのと、興味深い新展示が。

クロード・モネ | 雪のアルジャントゥイユ | 収蔵作品 | 国立西洋美術館
ポール・シニャック | サン=トロぺの港 | 収蔵作品 | 国立西洋美術館
ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ | ヴィーナスによって天上に導かれるヴェットール・ピサーニ提督 | 収蔵作品 | 国立西洋美術館
この3作品がとくに好きです。ティエポロのは、現代にそのまま持って来てもそのままゲームやラノベの挿絵にすらなりそうなクオリティですし、蒼穹の昴好きな人は是非。あとは雪のアルジャントゥイユはどうも私には郷愁のようなものが感じられたりします。雪にゆかりのある人生だったので。あとは、点描とかは実際見てみると、何度見てもインパクトがあって、なんか毎回毎回見てしまいます。

あとは、新規の展示で驚いたのですが、みんな大好きフェルメールですけど、これフェルメール作品かもしれないということで調査研究中の作品というのが展示されています。2014年に個人収集家の方がオークションで購入されて2015年に寄託されたということです。解説のプリントもあわせて興味深いので機会がある方は是非。

美術品の作者関連と、あとは歴史的人部の肖像画とか像とかが実は別人...みたいな調査研究のお話は面白いですよね。

では、良い人生を。