au 版 XPERIA ZL2 SOL25 ラストインプレッション
- アーティスト: 剛力彩芽
- 出版社/メーカー: Sony Music Records
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: CD
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さて、 au版 XPERIA の今季モデル SOL25 につきまして、アンバサダープログラムでお借りしていました。過去記事はこちら、イベントレポートはこちら。
それで、この端末ですが、ざっとまとめると、au で XPERIA 使いたい人はこれしかないし、au 版のほうにいいところもあります。前面にキャリアロゴないとか。けれども、XPERIA らしさを優先するなら、docomo からのモデルのどちらかを買う方がよい気がします。ただ docomo は前面にキャリアロゴはいってて残念なので。マニアックですけど、本当に XPERIA が好きな人は SIM フリー版買うのが良いのかなと思います。
今回の XPERIA ZL2 ですが、
- 質感はきっと、背面もガラスの方がやっぱりいいなと思う人多そう。なので、どうしても au で XPERIA だとこれになるけど、XPERIA を優先する人は au じゃない方がよいと思う
- キャリアの通信は特に不満無く、Wifi が相変わらずなんかしょぼい気がする
- オーディオ周りだけは本当に圧倒的、iPod touch にもある意味勝ってて、Walkman など専用プレイヤーにも便利さでは勝ってる。イヤホン同梱だったらよかったのにね
- カメラがいいという評判が、いまいちよくわからない。手振れ補正対応はすごいと思うけど。
- フルセグテレビの緊急事態感のあのケーブルとか...
- ホームアプリがいまいちだけど、SOL24 と比べて、死ねばいいのにみたいなプリインはかなり無効にできるようになった
みたいなところが。
docomo の Z2, A2, Arrows と比べると、いずれにおいても中途半端な感じはあります。
ちょっと用事で docomo ショップいったので、いろいろ触ったんですけど、au で通常 Z2 が欲しい人がかわいそうな気がしました。docomo だと、A2 か Z2 か選べて、質感も XPERIA らしいのですが、au のはランチパックなんですよね...。
Z2 より少し小さくて、A2 よりは大きく、一応フラッグシップ機種なんですけど、XPERIA らしい質感では、Z2 に負けていて、A2 のコンパクトにみっしりしてる感じにもなんか負けている気がします。個人的には、A2 にノイズキャンセルのってたら面白いと思いました。今回、オーディオ周りだけは XPERIA がいずれにせよ圧倒的なので。
だいたい、XPERIA 好きな人とか、かっこいい SONY かっこいい XPERIA のつもりで使ってると思うので、au のはなんかランチパックとか、docomo のはへんなロゴ入ってるとかは、XPERIA 原理主義者とか SONY 原理主義者とかが暴れそうでこわいです。本当に XPERIA が好きな人は SIM フリー版買うのが良いのかなと思います。というか、もう買ってるのでしょうね。
それから、背面ラウンドしてて持ちやすいというのが、ZL2の売りのひとつではあったのですが、富士通の ARROWS のラウンドのしかたの方が持ちやすかったというか、手になじむ感じです。今、ケータイ会議充の人たちでレビューあげてる人もいて私は docomo ショップで触りましたが、ARROWS のラウンドのしかたのほうが、手になじみますね。もっとも、Z2 や ZL2 はクレードルで横置きできるとかはあるのですけれど。そこが圧倒的かというと、これまたそうでもないという。
キャリアアグリゲーションはよくわからないけど、モバイル通信は速く、Wi-Fi がなんかしょぼい。
au の LTE は優秀な印象で あと WiMAX も普通に外で使う分には高速なので、屋外のモバイル通信については、それなりに安心のクオリティでした。一方で、XPERIA が伝統的にそうらしいのですが、Wi-Fi が妙にしょぼいときがあります。コネクション張るときとか、どうも通信できなくなったり。
オーディオだけは本当にすごい
ノイズキャンセルも搭載してて、ひとつ扉を開いた感じがあります。これがですね、music unlimited でも良いでしょうし、YouTube 関連でもよいでしょうし、Google Music でも良いのですが、便利で楽で音もよくて通信も出来るというのが、いい感じで畜生だったりします。サイズが大きいのが足ひっぱってる所は少しあります。
でも、iPod touch みたいな普通の専用音楽プレイヤーに匹敵どころか凌駕する再生能力はあります。
あとは、XPERIA Z2 ちょっとためして音とか良いと思った人は、私ももってる
SONY ウォークマン Fシリーズ 32GB ブラック NW-F886/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2013/10/19
- メディア: エレクトロニクス
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ここが魔改造されてるのは、面白かったです。やはり惜しむらくは、ノイズキャンセルイヤホンを試す機会が無い人の方が圧倒的に多くなってしまうことかな。
カメラは全然ぴんとこなかった
カメラは XPERIA みたいな評判よくありますし、今回は 4k 動画対応とか、動画の電子手ぶれ補正とかあるのですが、それよりも、普通の静止画カメラの普通の機能をもっともっとブラッシュアップして欲しかったです。ギミックなアプリとか本当にどうでもいいので、普通にちょっと撮るカメラとして常用に耐えるようにしてほしかったです。
写り自体はまあまあですが、使用感がまったく気に入らなかった。シャッターレスポンスとかが良くないんですよね...
そこまでしてフルセグ対応しないといけない状況はかわいそう
画面が大画面でフルHDですから、どうせテレビ見るならフルセグがいいと思うのですが、そうすると、イヤホンなりアンテナケーブルなりが必要で、イヤホンはノイズキャンセルのが同梱じゃないし、アンテナケーブルびよよよーんで見るというのも切なくて、そんなにテレビ見るかわからないのにテレビ機能つけないといけない悲哀と、いざつけてみても地デジはたいした番組やってないみたいな板挟み、誰得なんだよと思います。個人の感想です。
よくアンケートとかで、「ケータイにフルセグ付いててほしいですか?」とか聞くけど、そうやって聞かれたらほしいっていうのに決まってるわけで、「フルセグ機能ぬいたら、5000円安くなるけど欲しいですか?(金額適当ですけど)」みたいな観点でちゃんと考えてほしいと思います。
ホームアプリが...
- ホーム画面のスワイプアップダウンへの機能アサイン
- 1画面利用のときのインジケータ除去
- ドロワーメニューと横スクロール、相性悪くて最悪なので、やめてほしい
とか、ホームアプリはあまり好きではなかったです。あとメニュー画面で2画面目にスクロールしないといけなくなったら、基本的に負けかなと思っていますけど、今回は横スクロールとドロワーメニューかぶるのでほんとダメだと思いました。今回、プリインアプリは SOL24 のときと比べていろいろ無効に出来たのはたすかりました。