商売っ気がないし、お店としてとかビジネスとしては弱点あるみたいとこもあるけど、なんだかおいしいしなくなるとさびしいみたいなお店とかが好きです。

仕事ブログ・趣味ブログ・自己啓発ブログ - （旧姓）タケルンバ卿日記避難所
ロード肉ルンバもといタケルンバさんが久しぶりに肉じゃないこと書いてたので、なんとなく。自動で肉を片付けるだけの人ではなかったですね。臓腑が頑健な人が羨ましいです。さすがロードさんですね。

さて、これはあの、コンビニ店長さんなんかも言ってたことだし、タケルンバさんのエントリでは、割りと真ん中の人の気持が私もよくわかるわけで、てゃいえ、私もせこいしあさましいのでもらえるものはもらうのですけれど、こう、あんまりお金が絡みすぎると楽しくなくなるというか、それはわかります。
私もこうメンタルがへなちょこおかしいので、「仕事だ」風に思ってしまうとかなり劣化するところがあるんですよね。遊んでるふうにしてるふうがいいみたいな...。人格的には大問題なんですけど...。

それで、その境目やきっかけがやっぱりお金なんだと思います。ある意味でいろんなことを気にしない人はエンブリー!じゃないや、えっと、まあそういうことなんですけど、、なんかあんまり考えないでいろいろやってしまう一方で、お金にはシビアというのがあり。一方で、その逆の極端な例が「嫌儲」というか、無償の愛の集いにお金を持ち込むなみたいな、愛にシビアなのだと思います。
これは、賭けてゲームしないと盛り上がれないひとと、賭けなくてもゲームに本気になれるというか楽しめるというかそういうひとの違いにも似てるのかもしれません。

私はこうふらふらしてて、偏愛の塊ではあるのですけど、あんまり主義主張とかなくて、お金はもらえるならもらえた方がいいのはそれはそうで、とてもよくわかって、なんていうかついでにお小遣いもらえるくらいがちょうどよいかなくらいではあるのですが、でも適当な感じでお金くれるならほしいです(笑)。
とはいえ、昔からの俺達の愉快な遊び場を商売人みたいな奴らが荒らすよな...みたいなのも、わかるんですよね。これは昔からのネット使いの人のほうがそう思うのかもしれません。なんというか、あんまり「仕事だ」とか「お金だ」みたいになってしまうと、楽しかったことが楽しくなくなるタイプの人というのは、それもよくわかるんですよね。
アフィリエイト貼る気持ちもわかるけど、2ちゃんとかでとある製品なんかへの無償の愛を語るとかもわかるみたいな。

それで、タケルンバさんが「過度な一般化は誤解を生むということなのかな。」みたいな感じなことを書いてますが、ほんとそうなのかなと。
たとえばごはんやさんとかでも、儲かるお店を作ってビジネスで成功しようみたいな感じと、中の人の趣味みたいお店みたいなのと、何かに意識高いお店みたいなのは、やはり同じもの売ってるお店でも、それらは同じではなくて、用途も違うみたいなのと似てるのかなと思います。
牛角みたい感じの焼肉屋さんと、肉屋がうっかり趣味ではじめた焼肉屋みたいのと、エコでロハスで地球にやさしい焼肉屋みたいなのって、なんかそれぞれ違いますよね。

ミュージシャンなんかでもなんでも、きっといろんなことが割とそうなんだと思います。

そしてその幸せのカタチというのは、人それぞれで、卿の言葉を借りれば、仕事ブログの人が趣味ブログの人にもっと稼げって言っても無駄だし、趣味ブログの人が自己啓発ブログのひとに力抜けよって言っても無駄だし、自己啓発ブログの人が仕事ブログの人に炎上とか...って言ってもやっぱり無駄なんですよね。きっとそういうことなんだと思います。

何というか、もう少し私達は、こう野暮だとか粋だとかってことに、ネットの上でも敏感でもよいのかもしれません。
いい意味でも悪い意味でもスルー力が問われているのでしょうけど、それでもやっぱり短期的には炎上力のほうの勝ち逃げみたいなのが各時点で勝ち続けてきて、焼畑の歴史みたいなのもあったりもして、そこまで考えるともう少し自体は複雑なんですけれど...。

それで、反対の出来事も数多あるのですけれど、ときどきはうっかりわかってもらえるひととか、妙なところで意気投合出来る人とかにあえるのはありがたいことで、それって実は地続きな人づてとかで会うほうが実は制度高いんですけど、まったく別な世界と空中戦できた結果うっかり仲良くなれる人にまれに出会うみたいな、いいことがネットにはあって、そういうのがやっぱり好きです。

ネットって、やっぱり、誰とでも仲良く出来るではなくて、バックグラウンドが全然同じではない人でもひょんなことでうっかり仲良くなれそうな人に出会えることくらいがせいぜいのネットの効能かなとか思います。効率や確率だけならおそらく、リアルより効率悪いですよねぇ、たぶん。そういう意味では。

...などという私の方が、野暮野暮でよぼよぼでよれよれなのですが...、こうすいすいと生きていきたいです。

では、良い人生を。