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ベートーヴェン・手塚治虫・中村一義 / 近未来クラシックな中村一義対音楽

中村一義作品は個人名義の方が100s名義より好きです。どうも、こんにちは。犬ですけど人間代表ブロガーです。たぶん。...たぶんね。

さて、毎度、遅ればせながら、というか...

対音楽

対音楽

久しぶりの個人名義のアルバムとなりました、中村一義の対音楽を聴いてきました。ソロ名義本当に久しぶりですね。右下のフォントが往年の手塚治虫的近未来でかっこいいですね。

このアルバムですが、ベートーヴェンのオマージュとリスペクトで出来ていて、1から順番に1から順番で、途中に運命、最後に歓喜みたいになってて、さらに僕らにできて、したいことでしめるあたり、さすがですねと思いました。

神・天才・人間代表

創作とかスポーツとかで、圧倒的だったり絶望的だったりって思わせる超一流な優れたなにかっていうのがきっとあって、為末大先生がかつて著作で、オリンピックに出られるようなひとは、素質に恵まれててさして何も考えずにひょいっと出られたか、思いっきり狙い澄まして出たかのどちらかしかないみたいなことを書いていたのですが、そういうのっていろんなジャンルであるんだなと思います。

競馬*1のジョッキーの話ですが、

教官のひとりであった木村義衛は、「騎手志望の少年は、騎手として達者型と上手型の二通りがあるようです。達者型は運動神経が発達していて、先天的に騎手向き。上手型は努力で上手になる型と言えます。そのどちらでもなかった子供は、私の知る範囲ではプロになっていないし、なれません。岡部と福永は達者型というのか、巧かった。柴田はどちらかと言えば上手型でした」と語っている

これとかも。

それで、この話題ですが、努力型の人は才能や素質が無いわけではないし、神とか天才とか言われる人が全く努力してないわけではないですよね。そして、なんだか、複数の要素をまたがってる感がある人もいますよね。
ふわふわっとした印象の話ですけど、バッハは神、モーツァルトは天才、ベートーヴェンは人間代表みたいな感じありますよね。ないですか、そうですか。個人の感想です。

それで、手塚治虫とかは人間代表経由の神みたいに見えたりします。

んで、ベートーヴェンの曲のリスペクトとオマージュと、手塚治虫的近未来フォントに彩られたこのアルバムは、なんだかとても人間代表っていう印象を感じるアルバムなんですよね。そして、同時に不思議な天才感があるのが中村一義名義作品で、かなり好きです。今までのリリースでは、やっぱり、

金字塔

金字塔

太陽

太陽

が良いですよね。ERA は面白いと思うのですが、ソロっぽいというか100s との境目みたいなところが結構ありますよね。

天才的な歌詞と、不思議な曲調と、変わった声

中村一義ですが作詞がどうしてこうなったみたいなのに、曲と音もどうしてこうなったな挙句、歌声もどうしてこうなったみたいになってて、それぞれ別の意味を含んでてあれなんですけど、面白いですね。
割と好き嫌いがわかれる要素満載ですが、私は好きなんですけど、やっぱり、ちょっと声だけ不思議ですよね。なんというか、全部フラットみたいなイアン・ブラウンの逆で全部シャープなイアン・ブラウンみたいなところあるので、そこだけ大丈夫かどうかが勝負の分かれ目だと思います。100s の方がバンドって感じで、誰か一人が目立つ感じが薄いので、ソロのほうが目立ちますね。

本当に面白いけど、ただ、本当に独特なボーカルなので、買うでもレンタルでも、試聴だけはしたほうがいいと思います。

なんですけど、ほんと面白いなーと思って聴きました。最近、久しぶりにそんなふうに思ったなーと。

では、良い音楽で良い人生を。

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

*1:わたしはあたりそうにありません