(レオン+俺たちに明日はない+タクシードライバー+バッファロー66+...)/アメリカ (※ただし割り切れない) / 兄のビルが東京でスカヨと極東アバンチュールきめてた頃、弟のジョエルはアメリカンハイスクールJKと発砲しまくりな皮肉のきいたゴッドブレスアメリカ

出版社/メーカー: トランスフォーマー
発売日: 2013/03/02
メディア: DVD
この商品を含むブログ (6件) を見る

ボストンでひどい事件が起こったりもしてて、そうとうタイミング悪いんですけど、昨年日本国内でも公開になり、こないだあたりから、レンタル解禁になった、アメリカの話題作というか問題作というか、そういう映画です。
コメディというかパロディというか、あとオマージュ満載というか、いろんな映画へのリスペクト感と、あとは、いろんなことが一周まわって「賛成の反対なのだ」みたいになって、これで本当にいいの?みたいにしてるところは面白いけど、お話としては結構、めちゃくちゃなのです。意図的に感情移入させないようにしてるんだと思うんだけど。どうなんですかね。なんか不思議な映画になってます。

基本、無理筋な映画なんですけどね、銃規制についての発言とか、よくこんなのやったなとか思います。

それでも、役者さんでもってて、ときどきすてきに見えるのがすごい

ちょっとぶっこわれたやんちゃアメリカンハイスクール女子高生と、なぜか戦闘力の高いくたびれた離婚パパおっさんが主人公で、お話的にはこのJKとおっさんが、いろいろあって、やってられるかーーーーー!! みたいになって、武装して方々でバキューンバキューンみたいになります。

件名の通りで、この映画、良くあるパロディ映画みたいにひっそりといろんな映画にインスパイヤされまくってて、さらに妙なコメディでかつ見てる人にいろいろ考えさせたいみたいになってる映画です。それで、脚本とか演出とかがとてもすばらしいって感じではないんですけど、超絶美人ってわけでもないし、ちょっとぶっとんでる女子高生の子と、おっさんが妙に味があるのが、なんかずるいわけですw

そしたら、おっさんのほうが、Lost in Translation なんかでも有名なビル・マーレイの弟のジョエル・マーレイさんとのことで、なんかいろいろ納得、という。4人兄弟でみな味のある俳優という、面白い展開ですね。

超絶名作というわけでもないですが、ちょっと変な映画みたい向きにはおすすめです。

人生には、どうでもいいことも重要です。良い人生を。