あったらしくるえるはてなくしょん

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とある区議の大炎上案件の後日談話が2013年4月22日号婦人公論に掲載されています

うちは、いろんなことが、するするっとある程度はたまたま、ある程度は準備があったことにより、本当にいろいろうまくいって*1、育休や保活*2とかは、おかげさまでそこそこ...という状態なので、恐らく怒りとか辛さとかは実際にそこで困難に直面してる方に比べると軽いと思うのですけれど...

一抹の忸怩なき待機親に一抹の疑義あり: 田中ゆうたろうブログ
当時は、驚愕しましたし。今読んでも、これはなんだろう... と思いますし、最終の段落などは、デスノートのあのコマでも貼りたいところですが、全編読むと、ごめん、何言ってるかわからないの方が感覚としては近いですね...。

あと、Google 検索で、田中ゆうたろう氏について検索すると、船から落ちた話題に行き当たりますね...。こちらは今知りました。

それで、上記の炎上エントリ案件なのですけど、2013年4月22日号婦人公論に後日談が出ています。こちらの件は、id:kobeni_08 さんの twitter 経由で知りました。はてブって瞬間最大風速はすごいんですけど、その後も、もう少しどうにかなったらよいなって問題ありますよね。セニョール。

こちらですが、普段読むような雑誌ではないですし、私が読むような内容でもないので、図書館で読みました。内容はお手に取ってご覧頂くほうが良いと思いますが、買うかと言われると、私は買いません。そんなに読むところ無いと思うし。目次を見ていただければと思いますが、スピリチュアルな人とかに興味はないですし。どうせ何かがデラックスな方面なら、マツコデラックスさんのほうがいいです。いくつか気になる記事もありますが、なんか苦手ななにかが漂っている感があります。

2013年4月22日号婦人公論より

さて、

今日現在で、最新号目次 - 婦人公論.jpにあるのですが、パーマリンクではないので、変更されると思います。バックナンバー - 婦人公論.jpの方に近々うつると思います。 2013年4月22日号です。

あと、なんとはてなダイアリーがあり、http://d.hatena.ne.jp/fujinkoron/20130406/p1 そちらにも目次ありますね。

繰り返しになりますが、目次について全編把握していただければわかりますが、記事としてはいろいろ混ざってる印象です。メディアの立場的にもちょっとポジショントーク入るところはあると思います。

それで、目次からですが、

本誌独占・2500件の賛否にどう答える?
田中ゆうたろう×曽山恵理子
“炎上”
杉並区議 vs.保活ママ
――
子育ては母親だけの“聖なる仕事”か?

- 最新号目次 - 婦人公論.jp (2013-04-15 現在)

と、目次内で、質問の形をとりつつ、やんわりと否定の形をとっているように見えるわけではあるのです。子育ては母親だけの“聖なる仕事”か?否!! ですよね。自動的に、流れ的に。良く企画したなというところもあるのですけれど、同時に id:fujinkoron が、あまり息してないのも気になるところではあります。

それで、そもそもなんで、こんなこと目次に書いてるかって言うと、この対談*3、その中で区議がですね、基本的に「子どもは家庭で育てるべき」*4で、根拠が「聖なる仕事」「神聖」「母性」とかなり繰り返してるので、うーんこの... ってなるわけです。子どもは家庭で育てるべきなので、理想としては子どもひとりにつき5000万円支給したいとか言う方がまだましだと思いますけどね。

あとは、区議、雑誌掲載のプロフィールで知りましたが、幼稚園の先生という。しかも、船から落ちて無我夢中で泳いだらとある島についたという方なわけで...。そんな方が、この発言...という。炎上エントリに至った経緯とか、さらにその背景もあるんですけど、強く言えるのそこだけか...みたいにはなります。寒空の中に子どもをつれてデモするなんて!!みたいな義憤が元のエントリを書かれたきっかけらしいんですけど、実際は15分くらいで撤収した。あと、曽山さんがかなりぶっちゃけた話をしていて、マスメディアに絵的に頼まれたのでそういうシーンもありましたがって、ちょっと面白かった。
ちなみに、テレビとかだいたいそんな感じですよね。○○に詳しいxxさんちを訪れて、こんにちはーとかやるシーン、だいたい後から撮るし。あと、まあデモするってなったら、船から落ちたりしますものね。人によっては。

それから、対談内容だけみると、どちらが区議かわからないレベルで、方や基本理念とか精神論とかに話が終始する一方で、片方が事実というか、今起こっていることをベースに語っていて、これまた...なんというか...。と、なります。

この対談、ある程度、メディアがメディアではあるのですけれど、これ男性代表の意見じゃないですからね...とは言いたいです。あと、イクメンとか言ってるメディア、私は何言ってるの...と思うんですけど、それでもその概念があった方がまだマシとかあるんだろうなと思います。

よく、男性とか、女性は感情論でどうこうって話になるんですけど、じつはそれよりも、基本理念とか精神論とかで駆動して具体的に経験してなかったり行動してない男性のほうがはるかにめんどくさいので、要注意だと思うところあるのです。そういう方々とあまりお近づきにならないのが良い人生だと考えています。

なんというか、そういう一件でした。

ついでに。

  • お金大事ですし、お金の話も大事です。
  • 育児って、神聖なもの母親のものといういいわけのもとに忌避するものではないと思います。
  • 0-1歳おっぱい無双みたいなところが、確かにある程度はありますが、それ以外で出来ることは結構ありますよね。
  • よく企業が批判さられてますけど、ちゃんと育休とかしっかりしてる企業はもっとたたえられていいのではと思います。大企業とかよく批判されますけど、育児周りとかの福利厚生がすごいのは素晴らしいですし、入りたいのある程度、普通だと思いますよ。
  • この国はルールの使い方や作り方がちょっとへたっぴです。WBCですら投球制限あるのに、高校野球でないのは、これいかに...と思いますし、やりたいんだから投げさせてやればって考えあるんですけど、だからこそルールで止めないとダメだと思います。ブラック企業問題とか、労働環境や育児環境なんかも、似たり寄ったりなところあります。
  • 対談中にすこしありますが、祖父母のサポートがデフォルトあてになる、デフォルトあてにするっていうの、そもそも間違ってると思います。実家がお近くとは限りませんし。お近くならそれはそれで良いことですが、小町的な問題起こりそうですよね。
  • いくつも例外があるのも確かなのですが、finalvent さんが著書の中で、兄弟がいるほうが自然みたいなことを書いてたのですけれど、同じように子どもがいるっていうのが、ある程度、その方が自然なのかなとは思います。だからこそ、いろいろおかしいかなと思うところもあります。

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終風先生こと、finalvent 氏の、子育てにまつわるエトセトラのところとか、ちょっと読み物として楽しいので、読まれたらと思います。

*1:それは、主に妻や友人らや親族に寄るところが大きいですが

*2: ○活ってつく造語で、ろくなものはひとつもないです。

*3:というか対談なりたってないんじゃないかと少し思うわけですけれど、

*4: そりゃ出来るんならみんなそうするって...。よくあるけど、別にみんながみんなバリバリキャリアを目指してるわけじゃないのに、普通の生活の選択として働きたいわけで...。今、預ける環境も復職も叶うかどうかわからないのが辛いわけです。ぶっちゃけお金欲しいです。私はw