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2013年4月号の慶應義塾機関誌「三田評論」に、ラーメン二郎目黒店店主の若林さん, フードマーケティングのMBA 横川氏, 慶應義塾大学法学科池田教授の素晴らしい鼎談が掲載されており、面白いですよ。


慶應義塾大学卒でも出身でもないのに、ほんとすみません。。
慶應の方々って、こう、スマート、お金持ち、切れ味鋭い系のインテリジェンス、実学的、ときどき野武士的なワイルドを感じさせる完璧超人みたいな方々が多くいらっしゃる感じで、凡人としてはやや生きててすみませんみたいになりますよね。
あと、良い学校というのはポジティヴフィードバックスパイラルみたいになって、名士名士アンド名士みたいになるので、まあそういうのは良い学校に行く利点のひとつだと思います。

そんな、慶應義塾大学の出版会に、お知り合いがおりまして、そちらの方から教わったのですけれど、2013年4月号が、やたら濃い内容です。
歌舞伎座とか東横線とかイサムノグチとかラーメン二郎とかの記事が満載で、これ普通の雑誌より面白いだろ常識的に考えて... ということで、注文しました。
慶應義塾機関誌|三田評論
こちらから購入可能です。送料いれても500円くらいで変えます。小くらいですね。

ラーメン二郎については、札幌にも出来たとかでまあ驚きです。お店ごとに結構味違いますよね。私は、いちばん行ったのたぶん目黒で、目黒と三田はやっぱりすきで、あと関内はすごかった思い出があります。目黒ますます敷居が高いというか、ちょっとこわいですけどね、あの5人廻し...。目黒の店長もまあ恐く見えるしw あと、5人廻し状態じゃない昼終了間際の妙な時間に一度だけいったとき、普通に小、頼んだのに、店長がにやっとわらったかと思うと、大のたっぷりより大きい小が出てきたときとかもありました*1し、なんというかそういう素敵な方なんだと思います。

そんな目黒の店長の若林さんと、本エントリの件名にあるように、フードマーケティングの専門家でMBAも持ってる横川氏と、法学部/法学研究科の池田教授の鼎談がですね、掲載されているわけです。
きっとネット界隈の皆様とか、はてな村民とか、2ちゃんねら標準スペック...などなどから考慮しまして、隠れ高学歴、隠れ二郎ファンの方など多くいらっしゃると思われますので、お読みになられるとよろしいのではないかと思います。その他にも、歌舞伎座とか東横線とかイサムノグチとか充実の記事が満載ですし。
あと知人のイケメンの人とかも年に1回くらい二郎に行ってたりするので、なんというか、そういう食べ物だと思います。

時期としては少し古い内容のものですが、オヤジさんのインタビューが 二郎インタビュー こちらにありますが、あわせて読むと面白いと思います。

慶應義塾大学の機関誌の中で、「ジロリアン」とか、「インスパイア系」とか書いてるのと同時に素敵な思い出話、武勇伝、ちょっとした成功要因の分析などなど、面白いので、機会があればご覧頂くとよろしいと思います。

なんでしょね、こういうの逆にスマートですよね。

ひとつだけ引用して書きたくて、やっぱりあの方々、賢いんだなとか思ったのですけど、

あと「二郎に触発されて作った」という意味の「インスパイア系」という言葉もありますね。僕らは「類似郎」とか「もどき」って呼んでいるんですが(笑)。
- 三田評論 2013年 4月号 p.68

「インスパイア系」よりも「類似郎」の方が良い名前ですね...。

では、よいカロリー... で、良い人生を...

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