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目指せ1日1メリル (4)/ SIGMA DP1 Merrill 2秒セルフタイマーと手ぶれと被写体ぶれ

SDIM0115

シグマの画質はちょっぴりコールド。手ぶれがないよう完全ホールド。

などと、冗談はさておき。

初代 GR Digital もそうでしたし、DP1 Merrill もそうですが、手ぶれ補正がありません。手ぶれ補正って、実にいい機能だと思うんですけど、無いカメラの方が製品として逆に魅力的になるのはなんなんでしょうね。iPhone だって、おサイフも、ワンセグも、防水もないのに、というのは、みんなもっとよく考えたらいいと思います。

それで、手ぶれ補正がないデジカメなんですけど、シャッター切る動作そのものが、ぶれの原因だったりするので、2秒セルフタイマーつかうと、その原因をのぞくことが少しできます。特に初代GR Digital はかっこよかったんですけど、手と指とシャッター位置のバランスの相性が少し悪くて、これがかなり効果的でした。

DP1 Merrill では、シャッターのボタン押しやすいので、そこまでではないですが、それでも、割と効果があるちょっとした使いこなしのひとつだと思います。

まあ、そんなこといわれなくてもさんざん既出...。ですよね...。

風にちょっと弱い

Merrill 機種ですが、建造物、静物、植物、一部の料理で、圧倒的な性能を見せつけてくれたりしますが、そのバッキバキの解像感により、ぶれにシビアです*1。フォーカスにもですが。それで、手ぶれはある程度気をつけることが出来ますし、なんなら脚使うとかいろいろありますよね。一方で、被写体ぶれがちょっと手強いです。特に路傍の花なんかを撮ろうとして風が吹いてると、その揺れの影響を結構うけてしまったり。だいたい、よく撮れてるときって、等倍でみててももわっとというか、ぼやっとしないというか、よく写るので、まあ仕方ないですね。

前回出てましたが、

シグマ DP2 & DP1 マニュアル (日本カメラMOOK)

シグマ DP2 & DP1 マニュアル (日本カメラMOOK)

また、ムック本でるかもしれないですね。Merrill

まとめ

というわけで、いろいろ高性能だからこそ、気をつけないといけないこともありますよねというわだいでした。とくに色やホワイトバランスは現像でどうにかできますが、ぶれとかピントは後からだと少し厳しいので、そこだけなるべく気をつけていれば、あとはカメラが優秀なので、どうにかなる感じはありますね。
それから、DP2 Merrill も良い画角ですし、画質ではある意味上かもしれませんが、DP1 Merrill みたいな 28mm は適当やって結構楽しいし、こればこれるみたいな、一粒で二度おいしいところなので、やっぱり、私は DP1 Merrill まで我慢してよかったと思います。

では、良いデジカメで良い人生を。

SIGMA デジタルカメラ DP1Merrill 4600万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー F2.8

SIGMA デジタルカメラ DP1Merrill 4600万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー F2.8

シグマ デジタルカメラ DP1x DP1x COMPACT DIGITAL CAMERA

シグマ デジタルカメラ DP1x DP1x COMPACT DIGITAL CAMERA

コンパクトさとかレンズの位置とか、旧型の見た目のほうが好きな人もいるだろうなとはちょっと思うことはありますw。

*1:これで、人物を撮るのは高倉健さんや菅原文太さんとかはいいかもしれないけど、アイドルとか撮ると肌荒れとか際立ってしまうのではとか...