俺の妹がこんなに学校に履いて行く靴がないわけがない / 運動靴と赤い金魚
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はい。どうにも夜中に眠れなくなることがあって、そしたらさっさと諦めて映画みるほうがまだマシという、でもそれって全マシみたいな感じで、そのときは至福でもあとからがつんとくるんじゃないですかねみたいな日々です。 MacBook Air だった計算機は Mac AirBook mini となり液晶はうつりませんが、画面はいっぱいありますね、はい。
それで、運動靴と赤い金魚ですが、昔から一部のミニシアターなどを愛する末期映画好きには今更なにも言うことが無い有名な傑作イラン映画です。私はたしか当時札幌圏在住で、シアターキノの予告編で、とてもすばらしいプロットの映画だなーと思って、興味はあったけど見ないまま現在に至っていて、ようやっとみたわけで、10年くらいたって、まあいろいろ考えるところがあります。
ひろいくくりで中東あたりがテーマの映画だと、
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映画のスケール感の話
どうも、特に最近のルーチンワークやっつけ仕事制作委員会邦画とか、レインボーブリッジを封鎖したりビルが爆発したり誰か犯人がいないとだめとかなんつうか、そんなんばっかりあれなんですけど、べつに日常の生活のちょっとしたことでの映画の傑作なんか洋の東西を問わずたくさんあるわけです。
あと、多くの人が効率とかを勘違いしていて私みたいなぞろっぺいな人間はひどく生きずらいのです。あのさ、総制作費120おくせんまんえんとかって、別にたいしてエラくなくてさ、まあ圧倒的ではないか我が軍は的に大軍を持って叩き潰すというのはすごくないわけでもないですが、それよりも、こう低予算で傑作映画とか作る方がすごい仕事だと、私は思うんですよね。
なんつうか、ヘンな例えだけど、歌舞伎より落語を好むぜみたいなね。
で、そういう向きの人には良くできた映画だなーと思わされるわけです。
ネタバレ未満でちょっとだけあらすじを書くと、予告編での内容くらいなので、大丈夫だと思うんだけど、
- いろいろあって、妹ザーラが学校に履いて行く靴が無い
- とある大会の3位の賞品が靴
- お兄ちゃんががんばる
と、あらすじはそういうことになるんですけど、面白い映画ってまあ、あらすじ以外が重要だったりしますよね。
当時から、抜群だなと思ったのは、この上から2番目の、3位の賞品が欲しいっていう状態が巧みだなと。それだけで、状況がややこしくて、優勝しちゃだめだけど、負けてもダメみたいな、これすごいなと当時も思いました。
気になる人はツタヤとかで借りられるみたいなので、見てみるのもよいと思います。はい。
貧しさとはなんだ
これ、原題というか英語のタイトルが旧版のジャケ写で見られるのですが、Children of Heaven なんですよね。
で、なぜ Heaven かとかは、最終的に納得がいくのですけど、何というかですね、金銭とかモノ的にはですね、本当に学校に履いて行く靴が無いくらいなわけで。
Civ とか AoE みたいな文明世界シミュレーションみたいの一度やったことあると、想像力がたかまっていいと思うんですけど、地域圏の格差ってかなり強烈で、今、日本でこの映画を見ると、いろいろ考えてしまうんですよね。。。
それから、あわせて靴というか不景気の逸話で思い出すんですけど、城彰二がスペイン移籍してたときに、現地の選手に、
「え、日本、不景気?まじで?でも、日本とか靴買う金なくて靴履いてない奴とかいねーだろ」
みたいなことを言われたみたいなのをインタビューで言ってたことがあったと思うんですが、そういうことで、お金というかお金は大事なわけですし、それ以外に貧しくないために大事なことはたくさんあるわけです。工夫も大事ですし、家族も大事です。
で、お金は大事ですし、それは本当に大事なので、年収があんまない私が言うのもあれですが、大事なものは大事に使うべきで修理して使えるものは使うべきで、工夫して使えるものは、例えば MacBook Air を Mac AirBook mini みたいにして使うとかも大事です。
なんか、うっかりいい記事みたいにとられるといやなので、さらに台無しにしたい。
では、良い妹で ...
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂桐乃 メイドVer. (1/8スケール PVC塗装済み完成品)
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というかですね、一部の性的姉妹ネタは完全にファンタジーフィクションですよね。ネットでは盤石みたいですけどね。というよりも、あんまり知られてないけど、ペルシャというかイラン辺りのひとってすっっげーーー美人多いし、この映画とか都合小学生の妹が居る都合で、あまり見たことが無いイラン人の幼女とか見られるので、そういうのが好きな人は見たらいいんじゃないですかね。
と言いつつも、これ本当に良くできた映画なので、見た方がいい人生だと思います。と、このタイミングで言うと抜群の説得力の無さ…。いいね!
では、良い走りでよい人生を。
- 作者: 為末大
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