書いてればいつかは終わるの話と、数学の制限時間、プログラムの納期
studygift と liverty の話題がにぎわしくて、その Liverty のニュースをみてたら開発のスピードとか納期とか、そういう話題があって、それを見てたら、なぜかさ、スゴ本のDainさんが、前に書いてたことを唐突に思い出しました。
■2 制限時間がない「数学」
数学の問題とは、制限時間内に解くものだった。
... 中略 ...
分からないところはいくらでも戻ってやり直せばいいのだ。なんというパラダイムシフトー!制限時間がなくなるだけで、こんなに数学が面白いだなんて。
と。
確かに受験とかに追われてたりしてた頃って、数学は慌ただしい感じで、すごくイヤな感じがあったんです。で、プログラミングとかも、普通の仕事の感じとかだと納期とか締め切りとかいろいろあって、まあ大変だったりするんですよね。なぜか、この国の企業組織のマネージャはスケジュールやマネジメントに責任をとらんことがままあるので。。まあ、これは愚痴。特に意味なし。他人に期待する方が間違っている。期待するなら自分にしましょうね。
さて、それで、Dain さんが書いてるけど、制限時間がなくなっただけで面白いと感じられるものって、けっこうあるんですけど*1、制限時間や締め切りがなくても向かっていって出来るものって、それだけで才能があるってことなんだよなと思います。
もちろん、追い込んで何かが出来るっていうのもすごいことなんですが、それはそれとしてですね、ダンコーガイの受け売りなんですけど、「毎日の習慣にしてしまって、やらないと気持ち悪い」状態にするとか、「お金をもらわないと出来ない奴は、お金をもらわなくても出来る奴にはかなわない」みたいなのと同じで、「〆切や制限時間がないと出来ない奴は、〆切や制限時間ががなくても出来る奴にはかなわない」みたいなそんなことを感じたりするんですよね。
あと、思いついたことは最後までやりきるとかとセットでそういうことを感じたりします。確か、私が最高に尊敬する大島弓子さんだったかも、「書いてればいつかは終わる」みたいな名言を残してたりして、そういうことかなと。
そういう、やる気スイッチは手についてるってのと他に、やる気を出さなくても出てるやる気とか、やっちゃったら最後までってのは、端から見たら、ばかだとか、しょっぱいとか、しょぼいとか、そういうのあるかもしれないし、例えば、 http://happ.me とか、横串通しただけじゃんなんですけど、でも、人生は有限なので、言いたい人は言いたいだけなので、最後までやれる人とか、〆切がなくてもやれる人はいろいろやって、言いたい人にたくさん言わせてあげれば良いと思います。
なんでしたっけ、
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それで、本当はこのエントリの途中で、そういえばもっとスマートなスマートフォンのアプリつくってみましたってのを書こうと思ってたんですが、無駄に長くなったので、また今度。
ついでですが、数学ガールは無印がやっぱり好きで、はてなダイアリーとか見たり使ったりする人は乱択アルゴリズムが面白いと思います。
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って、ガロアのもでるのですね...
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では、無限に有限な良い人生を
*1:人生は有限とか、このタイミングでヤボなこといいなさんなよ、はっつぁんやトラさん