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「女と男のスゴ本オフ」には行ってないけど、もし行ってたらの話と、次回にもし行ってたらの話

少しだけ来ればみたいなお誘いを頂いたりというのもあったのですが、最近はあまり身動きもとりにくいのですが、どんな本が紹介されたのだけ知りたいなとか、楽しみにしていたら、いろいろ来ました。

現状確認しているところで、まとめとしては、この二つが、
「女と男」のスゴい本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
「男と女のスゴ本オフ」まとめ:「春琴抄」「ロリータ」から「あさきゆめみし」そして「まど☆マギ」まで - Togetter

濃い参加者視点では、この二つが、
「女と男のスゴ本オフ」は文字通り女と男の熱い語らいの場でありました。 - Reason to be cheerful, part 3
http://naokimisawa.blogspot.jp/2012/04/2012-04-14.html
それぞれ、よろしいのではないでしょうか。

あと、まとめで上がってる本の中で、ただ一冊選ぶなら、いちばんスゴ本だ! と思うのは、私の場合は、

これかな…。ただ、私、男だけど、なので、今回のルールに反するのですが。

ちなみに、これ、昔に、こっちの大きい本だったころに読みました。この本は黄色い装丁に意味があるんですよね。当たり前ですけどね。 あと、この本、奇跡も、魔法も、あるんだよみたいに思う所はあります。

はてさて、スゴ本オフですが、本についてのきゃっきゃうふふのはずなのですが、どうもこの「食」の本がスゴい!スゴ本オフにお邪魔してきました。 - くるえるはてなくしょん このあたりからですかね、なんか本格的に食べたり飲んだりするようになってから、もっと盛り上がるようになった気がしています。でも間違ってないとおもいます。上記の食のときは、一升瓶もってったんですけど、空いたとか…。でも、こういう何か本質的なことは、本質的なことどうし補完的に重なるとパワーアップしますね。

次回は割と普通の場所でやる早川書房特集らしいので、初めての人は行きやすいと思ったら定員オーバーだそうで。盛況ですが、本好きが多いというのは良い事だと思います。

多分もってったのは…

今回は「女と男」がテーマで、異性のすごいキャラかすごい作家とかの本を持って行くというのがテーマでした。で、みんな、こじらせたり、お前は何と戦ってるんだ状態になってたみたいなので、行かなくてよかったとか思ったりしてる所もあるのですが(笑)、何持ってくかなーと考えてたら、こうなってました。

ひとつは、かぶってて、当日、週アスの平野さんが持ってったらしいのですが、

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

これ。最近読んだ中で、思いがけずというか、こうあつくなったところがある作品で、これ少女漫画だけど、どちらかというと、確かに少女漫画だけど、骨格としては、まさしくスラムダンクの頃とかの週刊少年ジャンプみたいな一時の王道フォーマットの友情・努力・勝利で出来てるんですよね。15巻までのながれとか完璧だと思います。それをもって、さらに少女漫画の王道に帰ってくるとかの、そのある意味での「女と男」感がすごい本です。もちろん、登場人物も、こちらは少女漫画の定番で嬲みたいな…。はい。

もうひとつは、誰もあげてなかったみたいだったんだけど、

鋼の錬金術師全27巻 完結セット (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師全27巻 完結セット (ガンガンコミックス)

これ。これがメイン。こちらは逆に、漢字だけみるとわかりにくいんだけど、女性の荒川弘さんが書いた、これまた逆に少年漫画の最高傑作のひとつですね。

ワンピース3Dマウスパッド 全3種セット

ワンピース3Dマウスパッド 全3種セット

最近のワンピとかおっぱいのことしか考えてないだろ...とかとは逆に、ハガレン、少年漫画で異彩を放ってて、女性キャラが割とたくさん出てくるのに軒並み不自然なところなく麗しく素敵なのがすばらしいし、そのうえで、しっかり各キャラ毎にこう「女vs男」のかたちではなくて、「女と男」のかたちですっきりさっぱり魅力的にまとまってて素敵です。あと「女と男」、こう不釣り合いな方がドラマとか物語になりやすかったりするんだけど、だいたい釣り合ってる関係になってるのもクールです。それらが飛び出す場所がまたドラマチックなのも素敵だし、名シーンが随所にあるのもすごい。マスタングホークアイとかね…。

あ、あと、「女vs男」の観点で言えば、一カ所圧倒的に女性が勝ってるところがありますね。詳細は読んでからのお楽しみということで伏せますが、ですが、なんか北国の方で、そういうことが。

と、女性作家による、少年漫画のような少女漫画と、女性による少年漫画のような少年漫画が、スゴいというお話でした。

あと、もうふたつだけ、今回のテーマに即してスゴ本ってことで、投げっぱなしであげると、

毎日が夏休み (あすかコミックス)

毎日が夏休み (あすかコミックス)

火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

このあたりかなーと。これらは、語ることがもはやないですね。はい。

では、良い出会いで、良い人生を

ついでに早川書房の話

こちらは、あの面々が掘れば掘るほどいろいろなジャンルからいろいろ出てきそうですが、私が早川書房の本で、おもいつくのが、

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

こちら。私が読んだ時はまだ増補がなくて、予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 こっちでした。

Dan Ariely | Speaker | TED にて、TED もあるので、なんなら字幕付きでさっと見るくらいでもいいから、本当にちょっとだけでも見て欲しいです。面白いですよね。

では、良い本との出会いで、良い人生を