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今見ないでいつ見るというのかという、3月のライオンの春と修羅とさかなクンさんと光と鬼 / 今週のお題「オススメのマンガ」

今週のお題 が「オススメのマンガ」 今週のお題は「オススメのマンガ」です - はてなダイアリー日記 ということなので。

この3月は注目の新刊ラッシュだったのですが、

3月のライオン 7 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 7 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオンが、もともと注目作でそもそも良作だったわけですが、この6-7巻をもって、超傑作の仲間入りをした感があります。読んだ人は、この表紙の完成度に震えますよね。ですよね。あと、7巻読む人はもういちど6巻よんでからのほうが良いと思います。

ひりひりした感じが加速したというか…。6巻の時点で、すごいテーマに切り込んで行って、朝日新聞デジタル:いじめられている君へ - 教育 これとか思い出したりしてたのですが、6巻まではまだ闇ですが、7巻で少し光がさしてだけど、そこには影が出来て、それでも光がさしこんで、その上で、鬼だーーーーみたいな、そういう羽海野チカ全力無双状態に突っ込んでってとんでもないことになってきています。

こう、ハチクロのこの頃から、そして、3月のライオンの序盤から中盤過ぎにかけて、そして今もですが、ずっと、羽海野チカさんときたら、「ぐしゃぐしゃした人間関係の群像劇」をリアルかつドラマチックかつシリアスだけどかわいさときどきネタコミカルまじえて書けるけどシリアスとか、この分野では本当に無双だと感じています。

それで、別に女性だから恋愛ガーじゃないと...みたいなこともなくて、四角カクカク革命前夜の長いアイアイ間のロマンスたっぷりなハチクロもすごかったのだけど、3月のライオンはもっとひりひりとぎりぎりとすごいことになってて、ライオンは百獣の王で Mac OS 以外はライオンはいつだってすごいんですが、ほんとうに王くらいな勢いで絶対的な存在で、なにかひたすらな詰め将棋に果敢に挑んでるような、すごい作品だと思います。

あと、ちはやふるも本当におすすめの傑作です。なんか、春向き。これ少女漫画のふりして、バトル漫画みたいなとこあるとか、すごいですよね。

それと、バトルついでに、バトルマンガと言ったら、冨樫ハンタ休載なわけですが、世間的にはセカイ系とか設定が神とか、バトルがすごいとかな評価が高いですが、私は冨樫こそラブストーリー無双な人だとなんせ本人がセーラームーンとあれするタキシード仮面さまだしとか思っていて、幽白のメインもなんだけどむしろいくつかのサブストーリーとか、レベルEとか、ああいうのが冨樫のほんとにすごいとこで、ハンタでああいうのが待ち遠しいですが休載ですね。

では、良いマンガで、良い3月を。