あったらしくるえるはてなくしょん

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神は与えてもうた。Manchester のチンピラ兄弟の兄に至高の作曲センスを、弟に最高にロックな天才声を。それから、アンディさんに...。

皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?
私ときたら、先週のはじめに、こどもに嘔吐と下痢を伴う風邪をもらい、高熱ならびに諸症状に苦しみました。ほんとにいまとなってはかなり回復しましたが、風邪で39.6度まで発熱するとか、先行きが思いやられますね。

それで、先週に関してはほとんど病床にいるとかで、どうしようもない状況で、ほんとずっと寝てました。珍しくこのブログがなかなか更新されなかったのもそのせいです。

元気がないときには oasis

もう兄弟喧嘩などがもとでいよいよ解散してしまいました oasis ですが、あの黒い長四角のロゴの頃の oasis ときたら、本当にサイコーで、とくに 1st Album の Definitely Maybe と 2nd Album の (What's The Story) Morning Glory? は、今までもこれからもサイコーだと思います。あと、シングルB面集の Masterplan も同じくらいよいですし、ここからぽろっとこぼれ落ちた Whatever 。それから、この頃の DVD の 「There and Then」とかも素晴らしいですよね。ちなみに、oasis の CDですが、英国の Amazonで買うと安いです

こう、I'm Rock and Roll Star !! みたいな普通ならズコーッ!! ってなる内容を歌って、ズコーッとならない程度にかっこよいとか、ほんとすごいです。

Definitely Maybe

Definitely Maybe

1st の頃はドンチャッチャみたいなのしか叩けないようなへたくそドラマーしかいなくて、しかも、そのドラマーはPVなんかで穴掘って埋められたりしてたしチンピラ兄弟に disられるレベルとかなのに、そんなハンデをもろともせず、異常にノリがよいのが 1st 。人によっては 1st の方がさらっとかっこいいから好きって人もいるよね。Live Forver とかすごいしね。あとリアムの声もやっぱり若い頃はなんかめちゃくちゃかっこいい天才にしか許されない感じの仕事っぷりで、とてもよい出来だと思います。

そして伝説へ...

そして、そんな 1st があったけど、2nd はなんかもっとすごい。

What's the Story: Morning Glory

What's the Story: Morning Glory

その穴掘って埋めたりしてたドラマーをクビにして、ロンドン人をつれて来たらもうすこし色々叩けるようになった。そしたら、今度はノエル兄ちゃんの曲に関するいろんなアイデアがもっとよい形でアルバムに反映されるようになって、1st のときよりも曲のバラエティにとんで、だけど、重苦しくならず、勢いもいいけど普通に名曲がたくさん入ってる。ほんとにヒストリーとか、現代の古典みたいなアルバムだと思います。

これらって、やっぱり、ちょっと笑えるくらいかっこいい。あと、なんか兄弟喧嘩だとかなんだとかかんだとか、いろいろあって、そのへんは笑えるんですけど、それよりも悪いんですけど、OK、余裕で未来は彼らの手の中に思われた頃があった。

このころの映像的な傑作として、

ゼア・アンド・ゼン [DVD]

ゼア・アンド・ゼン [DVD]

これがあります。かっこいいんだよね。ちょっと、寒そうだけど。
あと、Whatever がはいってないのが残念だけどさ、どうも..また兄弟喧嘩が原因らしい...。

上記は、まあ、鉄板です。で、こんなバンド解散しないほうがおかしい!!w

あと、1曲選べって言われて、

ホワットエヴァー

ホワットエヴァー

これをあげる人は多そう。これ、よく日本でCMで使われてたりしたけどさ、oasis とか、割と本当に発言がチンピラなのわかってたんだろうか…。
よく blur のあいつは マジf**kだとか、あの、おま○○野郎はAIDSになって死ねばいいとかそんなん言ってたりしてたわけだったりするんですけどね…

でも、名曲っていうのがロックです、はい。

その後の兄弟、戦略的なお兄ちゃんと、戦術的で無双な弟

お兄ちゃんの新作がすごく印象的です。

Noel Gallagher's High Flying Birds

Noel Gallagher's High Flying Birds

これって、全然 oasis と違うんだけど、どこか初期 oasis っぽくて、ノエル兄ちゃんっぽいんだよね。なぜか、すごく。これは結構好き。

無双な飛び道具のリアムのヴォーカルがないので、そこのところを考えて、無駄な戦いをしないで、一番よい選択をする戦略家みたいなところが、ノエル兄ちゃんにはあって、そのあたりの実力発揮されてると思う。欲を言えば、ノエル兄ちゃんがふんふん〜ってな感じでリチャード・アシュクロフト用に曲作ってくれれば、うれしいですけどね...。ごく個人的には。

弟の方は、ようするに歌いさえすれば、群れのなかに突っ込んでって無双かますみたいなところがあるので

Different Gear, Still Speeding

Different Gear, Still Speeding

まあこれでいいんじゃないでしょうか。こっちは逆になんかさ...普通だと思いましたよ。よくも悪くも。
英国Amazonのレビューがちょっとおしゃれで、"Same Gear, Still Idling" とか書かれてて、まあある程度そうかなとか。私は思うよ…。

でも、言っても、ノエル兄ちゃんやリアム弟は、言ってもなんかそんなに残念でもないんですよね。

アンディ・ベル が残念だろ… 常識的に考えて...

最近は、リアムとなかなかうまいことやってる、途中から oasis 今は Beady Eye 。そして、oasis の前は Hurricane #1 *1。さらにその前は伝説の RIDE というバンドにいらっしゃった、アンディ・ベル がいるんだけど、彼がある意味で1番残念だろ...。

RIDE の少なくとも、俗に言う、波と花

Nowhere

Nowhere

Smile

Smile

これらに比べたら、なんかさ、アンディ・ベルだけはもうずっとすごく残念な気がするところがあります。

RIDE は途中のアルバムからわりとぐだぐだと言われてますが、言うほど悪くはないんです。ただ、上記の波の Nowhere と花の smile が唯一無二でめちゃくちゃ素晴らしく、いまだにファンがいて、それに比べると残念って話で、私も波花大好き組なので、もう、アンディ・ベルさんだけはある意味ではずっと残念です。もう、アンディ・ベルさんだけはある意味ではずっと残念です。だいにか。


Chelsea Girl とか、名曲すぎるよね…


これも。

では、良い音楽で良い人生を。

*1: このバンドのボーカルだったアレックスとリアムって殴り合いの喧嘩したことあったような…。